ページID:122776更新日:2025年10月15日

ここから本文です。

原始古代の技に学ぶ第7回「干支土鈴(午)と陶器作り」

県立考古博物館では月に1回程度、16歳以上の方を対象としたものづくり教室「原始古代の技に学ぶ」を開催しています。

今年度第7回のものづくり教室は、令和8年の干支「午(うま)」をテーマに、古代の音具「土鈴(どれい)」と、日常使いの陶器作り体験を開催いたします。

画像:干支の土鈴と陶器の制作例
干支の土鈴(午)と陶器の制作例
画像を拡大(JPG:885KB)

画像:干支の土鈴
干支(午)の土鈴
画像を拡大(JPG:562KB)

土鈴は粘土を焼いて作られる音具で、現在では民芸品として親しまれていますが、その起源は縄文時代にまでさかのぼります。山梨県内の縄文遺跡からも球形の土鈴が出土しており、祀りの場などで使用されていたと考えられています。

画像:酒呑場遺跡出土・土鈴
酒呑場遺跡(北杜市)出土・土鈴
重要文化財・当館蔵
写真左は土鈴本体、右は土鈴の底部と音を鳴らすための丸玉

今回の教室では、馬の写真やイラストを参考に、干支「午」を象ったオリジナルの土鈴を制作します。土鈴は素焼きで仕上げ、素朴な風合いを楽しめます。

画像:陶器の制作例(コーヒーカップ)
陶器の制作例(コーヒーカップ)

画像:陶器の制作例(湯飲み)
陶器の制作例(湯飲み)

さらに、湯飲み・コーヒーカップ・ご飯茶碗など、日常で使える陶器づくりにも挑戦します。陶器は古墳時代に朝鮮半島から伝わった窯で焼かれる焼き物で、今回は灰釉や緑釉をかけて仕上げる予定です。

なお、作品は約2週間自然乾燥させた後、職員が焼成し、完成品は12月上旬にお渡しする予定です。あらかじめご了承ください。

皆様のご参加をお待ちしております。

ものづくり教室のご案内

画像:原始古代の技に学ぶ第7回のご案内

開催日時

令和7年11月15日(土曜日)

午前9時30分~午後3時(お昼休みを含む)

会場

風土記の丘研修センター(考古博物館付属施設)
甲府市下向山町1271

会場は考古博物館ではありません。会場への経路は地図(GoogleMaps)を参考にご来場ください。なお、考古博物館と風土記の丘研修センターを結ぶ曽根丘陵公園内の道路は管理道につき、一般の車両は通行できません。(徒歩での通行は可能です)

対象・定員

16歳以上の方・6名

参加費

500円

教材費およびイベント保険料です。参加時にお支払いください。

持ち物・服装

エプロン、筆記用具、午のイラストなど作品の参考となる資料(必要に応じて)、昼食

活動しやすく汚れてもよい服装でご参加ください。また、新型コロナウイルス・インフルエンザ等の感染症対策として、マスクの着用を推奨いたします。

お申し込み方法

参加には事前にお申し込みが必要です。

風土記の丘研修センターへお電話またはご来館の上、お申し込みください。

令和7年10月15日(水曜日)~29日(水曜日)の間、お申し込みを承ります。

お申し込みが定員を超えた場合、抽選にて参加者を決定させていただきます。なお、抽選結果の通知は11月5日(水曜日)までに、当選者への連絡をもって代えさせていただきます。あらかじめご了承ください。(お申し込みが定員に満たなかった場合は先着順にて追加募集いたします)

お申し込み・お問い合わせ

風土記の丘研修センター(考古博物館付属施設)

電話:055-266-5286FAX:055-266-5287

受付時間:午前8時30分~午後5時

休館日:月曜日(11月3日は開館)

このページに関するお問い合わせ先

山梨県観光文化・スポーツ部考古博物館 
住所:〒400-1508 甲府市下曽根町923
電話番号:055(266)3881   ファクス番号:055(266)3882

ものづくり教室のお申し込み・お問い合わせは、考古博物館付属施設・風土記の丘研修センター(電話:055-266-5286)にて承ります。

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

このページを見た人はこんなページも見ています

県の取り組み

pagetop