トップ > 医療・健康・福祉 > 医療 > 医療情報その他 > 骨髄移植(骨髄バンク)(峡南保健福祉事務所)

更新日:2013年5月2日

ここから本文です。

骨髄移植(骨髄バンク)(峡南保健福祉事務所)

骨髄移植とは、白血病や再生不良性貧血などの病気によって、正常な造血が行われなくなってしまった患者さんの骨髄幹細胞を、健康な方の骨髄幹細胞と入れ替える(実際は骨髄液を点滴静注する)ことにより、造血機能を回復させる治療法です。白血病、再生不良性貧血などの病気は、骨髄移植により正常な造血機能が回復することが知られています。患者に骨髄移植ができるには、白血球の型(HLA型)が適合しなければなりません。HLA型が一致しないと拒絶反応のなどが起こり成功率が低くなります。しかし、HLA型の組み合わせは数万通りあります。そこで一致する確率を高めるために、多くのドナーが必要となるのです。

 

日本では「骨髄バンク事業」が1992年から開始され、これまでに多くの患者さんを救う実績をあげています。しかし、日本で骨髄移植を必要とする患者さんは、毎年少なくとも2,000人以上います。ドナー候補者が見つからない患者さんが、約2割にものぼります。一人でも多くの患者さんを救うために、一人でも多くのご協力が必要です。

 

なお、骨髄とは、腰や胸の骨の内部にある海綿状の組織のことです。血液はここでつくられます。骨髄液で満たされていて、その液体の中には、血液成分のもとになる骨髄幹細胞(造血幹細胞)が含まれています。骨髄液がつくる主な血液成分には、体内に酸素を運ぶ「赤血球」、病原体から身を守る「白血球」、出血を止める「血小板」などがあります。

骨髄移植が対象となる病気

  • 白血病
    血液をつくる細胞の異常で、ガン化した血液細胞だけが増え、正常な血液がつくられなくなる病気
  • 再生不良性貧血
    血液をつくる骨髄幹細胞の機能が低下し、血液成分が極端に少なくなるため、出血や、感染、貧血などが問題となる病気
  • 先天性免疫不全症候群
    身体を守る免疫機能が、生まれつき低下しているため、感染症にかかりやすくなる病気

疾患別の血縁者間における治療成績(5年間非再発の生存率)

  • 重傷再生不良性貧血70~90%
  • 慢性白血病40~80%
  • 急性白血病30~70%
  • 先天性免疫不全症候群など50~80%

骨髄バンクのドナー登録

骨髄バンクへのドナー登録できる方

  • 骨髄提供の内容を十分に理解している方
  • 年齢が18歳以上、54歳以下で健康な方
  • 体重が男性45kg以上/女性40kg以上の方

ただし、骨髄を提供できるのは、年齢が20歳以上、55歳以下の方で、適合検索が開始されるのは20歳からです。コーディネートの対象とならなかった方は、満55歳の誕生日で登録取り消しになります。登録した日(採血日)の年齢が54歳で、満55歳の誕生日までの期間が10日間以内である方は、適合検索の対象とならない場合があります。これは、HLA型の検査結果などがデータベースに登録されるまでに最長10日間を要するためです。

 

ドナー登録後の健康状態によっては、コーディネートを進めることができないこともあります。また、骨髄提供にあたっては家族の同意が必要です。

次の方はドナー登録をご遠慮ください

  • 病気療養中または服薬中の方(特に気管支ぜんそく、肝臓病、腎臓病、糖尿病など、慢性疾患の方)
  • 悪性腫瘍(がん)、膠原病(慢性関節リウマチなど)、自己免疫疾患、先天性心疾患、心筋梗塞、狭心症、脳卒中などの病歴がある方
  • 悪性高熱症の場合は、本人・ご家族とも病歴がある方
  • 最高血圧が151以上または89以下の方、最低血圧が101以上の方
  • 輸血を受けたことがある方、貧血の方、血液の病気の方・ウイルス性肝炎、エイズ、梅毒、マラリアなどの感染症の病気の方
  • アレルギーがある方で、食事等により呼吸困難などの症状が出たことがある方や、高度の発疹の既往がある方
  • 椎間板ヘルニア等で腰に手術を受けたことがある方
  • 過度の肥満の方(体重kg÷身長m÷身長mが30を超える方)

ドナー登録から骨髄移植までの流れ

ドナー登録までの流れ

  1. ドナー登録の条件をお読みになり、条件を満たしているかどうかをご確認ください。
  2. ドナー登録には、パンフレット「チャンス」をお読みいただくことが必要です。登録の前に、内容をよくご理解ください。
  3. お近くの登録窓口か、全国各地で行なわれているドナー登録会にお越しください。
  4. 会場で登録に必要な時間は約20分です。窓口ではドナー登録受付に関する説明と申し込み手続きを行います。必要事項記入済みの登録申込書を持参した場合は、採血のみとなり、時間も15分程度となります。
  5. 申し込み用紙にご記入いただいた後、腕の静脈から2mLを採血し、HLA型(白血球の型)を調べます。検査に費用はかかりません。採血した血液で遺伝子(DNA)検査を行い、HLA型を調べます。なお、HLA型はお教えしません。
  6. 後日、骨髄データセンターからドナー登録確認書をお送りします。ドナー登録された方のHLA型と、患者さんのHLA型を定期的に適合検索します。海外の骨髄バンクから依頼された患者さんとも検索を行います。この間は、年2回、骨髄バンクニュース(骨髄バンクからのお知らせ)をお送りします。

骨髄提供までの流れ

  1. あなたの白血球の型(HLA型)が、患者さんと適合した場合は、ドナー候補者の1人として選ばれたことを骨髄バンクからご連絡します。
  2. 骨髄バンクから送られる質問票にお答えください。その後コーディネーターとの面談があり、骨髄提供に関する詳しい説明があります。
  3. 骨髄移植を成功させるために、さらに詳しい血液検査と健康チェックを行います。DNAタイピングという方法で精密な適合度を確認します(確認検査)。
  4. ご家族の同意を含めた最終的なご本人の意思が確認されます(最終同意)。
  5. 安全な採取に備えて健康診断が行われます(術前健診)。
  6. 骨髄液の採取に伴う貧血を防止するために、事前にドナーご本人の血液(自己血)を採取し、骨髄採取時の輸血用に保存しておきます。
  7. 骨髄提供には入院が必要です。骨髄採取の前日か前々日に入院していただきます。通常4~5日で退院できます。
  8. 骨髄採取は全身麻酔下で行われます。骨髄液は腰骨から通常500~1000ml採取します(骨を切るのではありません)。
  9. 採取後は、通常2~3日で退院できます。

登録窓口

骨髄バンクへの登録窓口は、峡南保健所にも設置されており、毎週月曜日午前中に承ります。事前の完全予約制になっております。一人でも多くの方の登録をお願いします。

骨髄移植についての問い合わせ先(保健所以外)

(財)骨髄移植推進財団電話:0120-445-445

山梨県医務課電話:055-223-1480

関係機関へのリンク

医務課「骨髄移植と骨髄バンク

財団法人骨髄移植推進財団「骨髄移植推進財団

このページに関するお問い合わせ先

山梨県福祉保健部峡南保健福祉事務所(峡南保健所) 
住所:〒400-0601 南巨摩郡富士川町鰍沢771-2南巨摩合同庁舎 1 ・ 2 階
電話番号:0556(22)8145   ファクス番号:0556(22)8147

峡南保健福祉事務所(峡南保健所)地域保健課
住所
南巨摩郡鰍沢町771-2
電話
0556(22)8158
FAX
0556(22)8159

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

広告スペース

広告掲載について