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富士の国 やまなしの魅力

水のめぐみ

名水が育む山梨ブランド

ぶどう(生産量日本一)

山梨県は、1000年以上の歴史を持つとされる日本固有種「甲州ぶどう」をはじめ、古くからぶどうの栽培が盛んです。生食用・ワイン用ともに多くの品種を生産しています。
 

桃(生産量日本一)

山梨県産の桃には「白鳳」や「浅間白桃」、県オリジナルの「夢みずき」などがあります。7月の東京中央卸売市場では、桃のほとんどを山梨県産が占めるといわれています。
 

すもも(生産量日本一)

山梨県のすもも栽培は江戸時代から行われ、明治時代にはアメリカに渡った記録もあります。山梨発祥の「貴陽」という品種は、世界最大のすももとしてギネス世界記録に登録されています。

ミネラルウォーター(生産量日本一)

山梨県は日本のミネラルウォーター発祥の地。現在も日本一の生産量を誇ります。

山梨県の北西部、南アルプス連峰と八ヶ岳に囲まれた地域で生産される「梨北米」が、山梨県を代表する米です。ミネラル豊富な水と長い日照時間により、旨味のある米が育ちます。

甲州富士桜ポーク

山梨県畜産試験場が7年の歳月をかけて完成させた「甲州富士桜ポーク」は、きめ細かい肉質で食感が柔らかく、保水性が高くジューシー。口の中でとろける脂分も魅力です。

甲州牛

山梨の名水に育まれ、丹念に育て上げた品質ランク4、5等級に格付けされる黒毛和種「甲州牛」。柔らかい肉質、鮮やかな肉色、豊かな風味と舌ざわりが特徴です。
 

富士の介

山梨県では、清らかで豊かな水資源を生かし、独自の美味しいマス類養殖魚「富士の介」を作出しました。fujinosuke
「富士の介」は、キングサーモンとニジマスを交配させた魚で、キングサーモンの美味しさとニジマスの育てやすさを合わせ持っています。
キングサーモンの血を引くマス類は全国で唯一です。

甲斐サーモンレッド

山梨県特産のぶどうの皮を飼料に加えた養殖魚「甲斐サーモンレッド」。身は鮮やかな赤色で旨味もたっぷり。程よく脂がのり、臭みがなくさっぱりとした味わいが特徴です。
 

甲州地どり

自然豊かな山々に囲まれ、土の上の放し飼いで120日間かけて育てられた地鶏です。運動量が多い飼育環境だからこそ肉質が引き締まり、噛むほどに旨味があふれる味わい深さです。
 

山梨県内の名水百選(昭和60年3月環境省選定)

環境省では、全国100ヵ所(県内3ヵ所)の湧水や河川を「名水百選」(昭和の名水百選)として選定しています。全国に多くの形態で存在する清澄な水について、その再発見に努め、広く国民にそれらを紹介し、啓蒙普及を図るとともに、このことを通じ国民の水質保全への認識を深め、併せて優良な水環境を積極的に保護すること等、今後の水質保全行政の進展に資することを目的にしています。山梨県内にも名水百選に選ばれた湧水や川がいくつもあります。

忍野八海(忍野村)

忍野八海の湧水は、富士山に降った雪や雨が富士山内で数十年も伏流し、やがて清冽な水となって湧き出たもので、富士の御手洗ともよばれています。富士講の開祖長谷川角行の富士八湖修業になぞらえ、八海巡拝が大正末期まで盛んに行われていました。

八ヶ岳南麓高原湧水群(北杜市)

三分一湧水、大滝湧水、女取湧水など、いくつもの湧水があり、富士山、南アルプス甲斐駒ケ岳を一望できる景観を有しています。利水が不安定な地域なので、これらの湧水は重要な役目を果たしています。

白州/尾白川(北杜市)

南アルプス甲斐駒ケ岳が尾白川の源流です。古来、白州山中に白黒で尾が白い神馬が住み、その霊験は白黒(善悪)を明らかにし、人界を律すると伝えられてきました。その神馬が棲む霊境を源とする川であることから尾白川と呼ばれています。尾白川流域には良質な地下水が豊富に存在し、ミネラルウォーター産業が集積しています。

山梨県内の平成の名水百選(平成20年6月環境省選定)

御岳昇仙峡(甲府市)

荒川源流に広がり、日本有数の渓谷美を誇る「御岳昇仙峡」。急流により浸食された奇岩と清澄・豊富な水の流れで形成され、渓谷沿いに整備された遊歩道は、変化に富んだ四季折々の渓谷美を楽しむことができます。荒川の水は、昔から市民に親しまれ、上流では上水道水源として、また、下流域では多くの堰、水門によって農業用水などとして利用されています。

十日市場・夏狩湧水群(都留市)

多数の湧出地点を持ち、極めて豊富な水量と良質な水質を誇る湧水群です。生活水、農業、水掛菜の栽培や鱒などの養殖に利用されています。「定式」と称され、約300年の歴史を持つ住民総出の保全活動を実施しています。

西沢渓谷(山梨市)

日本有数の渓谷美を誇る渓谷の一つです。滝や淵が連続している渓谷に沿って遊歩道が整備され、手つかずの大自然や見事な景観を楽しむことができます。また、急峻な地形を流れる清澄な水は、市民の暮らしを今も支えています。隣接の甲州市の飲料水や桃・葡萄等の果樹園地帯へ営農用水、また発電用水として使用されています。

金峰山・瑞牆山源流(北杜市)

秩父多摩甲斐国立公園内の金峰山・瑞牆山源流域は、清澄な水の流れと見事な景観を形成しています。本谷川渓谷に沿った林道には親水スペースが整備され、誰でも気軽に水とふれあえる河川として知られています。上流では、飲料水や田畑の灌漑用水などに利用されています。また、下流の塩川ダム(みずがき湖)に貯水された水は、水道水用水として取水され、さらに畑地帯灌漑用水としての歴史も古く、多目的に利用されています。

水源の森百選(平成7年7月林野庁選定全国単独1位の選定数)

  • 東京水道水源林(甲州市、丹波山村、小菅村)
  • 横浜市有道志水源かん養林(道志村)
  • 御岳昇仙峡水源の森(甲府市)
  • 笛吹川水源の森(山梨市)
  • 小金沢水源の森(大月市)   

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