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ページID:46704更新日:2023年9月15日

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アニサキスによる食中毒に注意しましょう!

アニサキスとは

海産魚介類に寄生する寄生虫の一種です。

体長が2~3cm位(幼虫)、半透明白色でひも状の寄生虫で、渦巻き状になっていることが多く半透明粘膜の袋に入っているものもあります。

人間の体内では成虫になれないので、人に寄生することはなく、通常は排泄されます。また、人から人にうつることもありません。

アニサキスの幼虫 提供:山梨県衛生環境研究所

アニサキス症

アニサキスが寄生する魚介類を生食することにより、アニサキスの幼虫がヒトの胃腸壁に侵入し、胃腸炎等を起こします。

潜伏時間

早いもので1時間、遅いもので36時間、約70%が8時間以内に発症

主な症状

胃腸の激しい痛み、吐き気、嘔吐など

腹部を絞りあげるような痛みに周期的に襲われるところが特徴

 

予防方法

  • 加熱処理をするとアニサキスは死滅するので、十分加熱しましょう。
  • -20℃以下で24時間以上の冷凍をすることで死滅します。ただし、冷凍庫の使用や扉の開閉等で-20℃を保持できない場合があるので、注意が必要です。
  • アニサキスは海産魚類の内臓から筋肉に移行するので、魚を調理する際には早めに内臓を取り除きましょう。
  • 魚介類を生で食べる際には、寄生虫がついていないかどうかよく確認してから食べましょう。

 

厚生労働省ホームページ

このページに関するお問い合わせ先

山梨県福祉保健部衛生薬務課 担当:食品衛生担当
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1476   ファクス番号:055(223)1492

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