ページID:616更新日:2023年9月27日

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エイジレス・ライフ

趣旨

内閣府では、高齢社会における生き方として、エイジレス・ライフ(高齢者が年齢にとらわれず自らの責任と能力において自由で生き生きとした生活を送ること)を実践している事例及び高齢者がグループ等で就業、地域社会活動や世代間交流などの社会参加活動を積極的に行っている事例を広く紹介し、既に高齢期を迎え、又はこれから迎えようとする世代の生活の参考としてもらうために、これらの活動事例の募集を行っています。

(参考)内閣府「エイジレス・ライフ実践事例」及び「社会参加活動事例」の募集と紹介(外部サイトへリンク)

紹介事例の決定等

エイジレス・ライフ実践者及び社会参加活動事例として紹介するグループ等は、都道府県・指定都市・中核市及び高齢者関係団体から推薦のあったもののうちから決定されます。

エイジレス・ライフ実践者(個人)に対し「エイジレス章」、社会参加活動(グループ等)に対し「社会参加章」を章する書状が交付されるとともに記念品の楯が授与されます。

令和5年度に受章が決定した山梨県の紹介活動事例

氏名・グループ名

エイジレス・ライフの概要

富士吉田市キャラバン・メイト連絡会

 平成30年12月に認知症の普及啓発の推進を目的に設立され、その後、企業・自治会・高校生等、幅広い年齢層を対象に、認知症サポーター養成講座を開催している。地域に根ざした活動を通じ、認知症の方を支えるネットワークづくり、認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくりを目指し活動を展開している。

 メンバーは、介護経験者・看護師・ケアマネジャー等の地元住民で構成されており、認知症サポーター養成講座の講師を務めるほか、困りごとを抱えるご家族の個別相談への対応なども行っている。

 

これまでの受章者(平成10年度~令和4年度)

エイジレス章(12名)

受章年度

氏名

概要

平成10年度

田中重治さん
(男性75歳)

陸上競技
マスターズ陸上で数々の日本記録・世界記録を樹立。
「陸上競技は生涯の親友」をモットーに健康で楽しい生き生きとした人生を歩んでいる。

平成11年度

内藤武夫さん
(男性86歳)

ジョギング
57歳からジョギングを始め、以後数々の大会に出場し、80歳を越えてからも毎朝5キロのジョギングを欠かさず、各大会では完走することを目標に走り続けている。

平成13年度

石原昌さん
(女性89歳)

ゲートボール
地域のリーダー的な存在としてさまざまな場面で活躍している。特に民謡、ゲートボール、バレーボールの指導者や行動力は地域の女性たちの目標となっている。

齊籐通さん
(男性83歳)

拓本
地区や老人クラブの会長として活躍する傍ら、長年の趣味であった「拓本」を定年退職後も続け、同志とともに山梨拓本研究会を立ち上げ、以後この研究会を中心的存在として活動。各地の講習会等で講師として活躍している。

平成15年度

渡辺顗誠さん
(男性80歳)

生涯現役をモットーに平成9年に健康生きがいアドバイザー資格を取得。
平成10年に山梨県健康生きがいアドバイザー協議会を設立した。県内の高齢者の生きがいについて、協議会主催による数々の生きがい健康イベントを自主企画・運営している。

平成16年度

荻野たまよさん
(女性85歳)

スポーツの振興、青少年の育成や家庭教育の啓蒙、一人暮らし高齢者への老人福祉活動はもとより、長年にわたり牛乳パックの回収を行う等の地球環境保全のための実践活動についてもリーダー的立場で行っている。また、現在も現役で様々な分野で社会に貢献している。

清水きよ子さん

(女性90歳)

長坂町長寿者クラブ会員として、公民館や道路などの公共施設の美化、地域の一人暮らし高齢者や虚弱高齢者を訪問して、対話や援助等を行う友愛訪問活動を実施している。また、地域における食生活の改善と健康増進のため、食生活の改善推進員として貢献している。

平成17年度

山口甲三さん

(男性90歳)

最高齢者の交通安全協会員として、春と秋の全国交通安全運動の期間は二日に1度程度、該当に立ち交通安全を呼びかけている。また、4月、新年度が始まる時期は毎日通学路に立ち、新入学児に交通安全指導・保護誘導指導を行っている。

平成18年度

清水澄江さん

(女性80歳)

老人クラブ役員として高齢者が住み慣れた地域で健やかに暮らせるあたたかな地域づくりに尽力してきた。商店だった自宅を改装し、高齢者の「たまり場」として開放し、交流活動を行っている。平成14年に脳梗塞により半身不随となったが、懸命なリハビリの結果、杖を使用しなくても歩行できるまでに回復し、一層パワフルに活動を続けている。

平成19年度

渡邊廣道さん

(77歳)

人との関わりが好きで、いろいろな人に接したり、自分で調べたりしていくうちに様々な趣味に興味を持つようになった。現在では非常に多趣味であり、民謡・尺八・獅子舞・園芸等に熱心に打ち込んでいる。とくに獅子舞は地区のグループで年間を通して地域の祭りに参加している。また伝統芸能の後継者育成にも真剣に取り組んでおり、現在、小学生3名・中学生3名に毎週獅子舞を指導している。

平成26年度 矢野信行さん(81歳) 退職後、俳句講座への参加をきっかけに本格的に俳句を始め、新聞の俳句欄やシルバー俳句大会に投句を続けている。さらに在職中の米国での個人研修などの豊かな経験を生かし、英語俳句サークル「HAIKU甲斐」を立ち上げ、参加者が「俳句」も「英語」も楽しんで学べるよう講師としてサポートし、地域の生涯学習の振興に寄与している。
令和4年度

上野正明さん

(80歳)

長年、町の老人クラブ連合会会長を務め、世代間交流や地域の支えあい活動を推進。また、自身の経験を活かし、ボランティア団体「みさかチョットお役にたちたい」を設立し、水道や電気の困りごと解決や、植木の剪定や草取りなど、地域の困りごとの解決に積極的に取り組んでいる。

 

【脚注】

年齢は受章時

エイジレス章は平成元年からの実施で、平成元年度~平成9年度までの受章者は12名。

平成12年度、平成14年度、平成20年度~令和3年度は受章者なし。

社会参加章(3グループ)

受章年度

グループ名

概要

平成18年度

でばん会

平成12年4月の会発足以来、笛吹市が行う一人暮らし高齢者サービス事業に、配食ボランティアとして参加。その後、イベント開催時の出店や、高齢者を対象とした事業実施の際の外出支援ボランティアなど様々な活動の場を広げ、地域の高齢者に大変喜ばれている。なお、イベント時の収益金の一部を福祉のために役立てている。

平成24年度 アドバンストクラブ 山梨県教育委員会主管「山梨ことぶき勧学院・大学院」の卒業生により創設された、学ぶことに意欲的な高齢者グループである。「五感楽習」をモットーに毎月多彩なテーマの学習会を企画・開催しており、自らの学習とそれに基づく地域貢献を目指して活動している。向上心に溢れる高齢者が多く、創設当初から安定した活動を続けており、発足7年を迎えた現在も入会希望者が絶えない。平成26年には創設10周年の記念事業を行う予定である。
平成25年度 湯田地区老人クラブ連合会 平成17年度に警察庁の事業でモデル地区として活動し、小学校PTAや交番から要望を受けて、翌18年度から独自のパトロール隊を結成して活動を継続している。地区内13単位老人クラブからボランティアを募り、夏休み等の期間を含め365日、毎日帰宅経路を当番制で見守っている。活動は、子供たちの安全を守る以外にも、地域の防犯や世代を超えた関係づくりに役立っており、隊員の体力向上や引きこもり防止等の相乗効果も生んでいる。

【脚注】

社会参加章は平成6年度から実施。

このページに関するお問い合わせ先

山梨県福祉保健部健康長寿推進課 担当:認知症・地域支援担当
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1450   ファクス番号:055(223)1469

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