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更新日:2016年12月27日

知事記者会見(平成28年12月26日月曜日)

本館2階特別会議室

11時30分から

 

知事コメント

 

発表事項以外の質疑応答

知事記者会見

 今年1年を振り返って

知事

今日は今年最後の庁議を行い、6つの計画の素案を決定し、本部を1つ終了しました。その後、今年1年の締めくくりのあいさつを部局長へさせていただきました。この1年は、昨年策定した各種計画を実行する年と位置付け、全庁を挙げて、それぞれの課題の解決や計画の推進に力を尽くしてきました。

海外ではグローバル化とローカルのいろいろなせめぎ合い、ぶつかり合いがあり、英国がEUから離脱したこと、更には米国でトランプ大統領が誕生したこと、いろいろな格差とグローバル化の反動ということもあった1年であったと認識しています。一方で、今年はリオのオリンピック・パラリンピックがあった年でもありました。日本選手、特に山梨県の選手の躍動と、それを通じた県民、国民の皆さんへの感動という形での動きがあった1年でもありました。1年間いろいろな想いはございますが、いろいろなものが進んできたなと肌で感じる1年でもありました。

特に、産前産後ケアセンターでは1月の当初は電話相談でスタートし、2月には宿泊型産後ケア事業もスタートしました。県と全ての市町村が連携をした産前産後の母親を支える仕組みの構築という形で全国知事会における先進政策バンクで優秀政策を受賞しました。また、やまなしパワーが4月から本格的にスタートしておりますが、やまなしパワーの取り組みも商工労働分野で2位、優秀政策となりました。更には、本県で特に3.11以降進んでいる太陽光発電のガイドラインを全国に先駆けて対応した先駆性、独自性も評価されました。3つの政策が知事会から表彰されたことは、県庁のそれぞれの部局だけではなく、それぞれの分野で関わりのある全ての皆さんのご理解とお力添えの賜物であると思っています。これもいろいろな施策を展開しながら、我が県のユニークで尚且つ、他の地域にない施策というものをこれからも進めていきたいと思っています。山梨の移住相談窓口を全国でも先駆けて東京に設置をし、昨年は地方創生元年という形で、いろいろな自治体でも同じような動きがありましたが、やはり、県と市町村がばらばらであってはいけないと考え、今年は初めての試みでありましたが、11月に県と全市町村が連携をした移住相談をし、600人近い方々にご参加をいただいたということは大きなステップを踏み出せたと思います。また、世界農業遺産につきましても、9月の農林水産省への申請を経て、11月の末には一次審査を通りました。これも峡東3市の皆さんだけではなく、JAや観光業界の皆さん方とも連携をして対応が進められたということについて、本当にうれしく感じました。10月末には甲武信水の森ユネスコエコパーク構想という形で本県と埼玉、長野の10市町村が連携をして、ユネスコへの申請に向けてまとまって行動ができ、来年は良いニュースが期待できるのではないかと思っています。

いずれにしましても、産業間、地域間の連携というのは、県の組織から始めなければならないという想いを昨年に部局長へお伝えし、それが進むことによって、山梨県の全ての産業、地域の連携がスタートするということで、この1年で、そのような動きがそれぞれの分野で出てきたということは県民の皆様方の大きなご支援の賜物であると改めて感謝を申し上げながら、この動きを来年は更に推進、加速ができるように最大限の努力をしていきたいと思っています。来年も皆様方にはご理解、ご指導を賜ることが多々あるかと思いますが、是非とも山梨県の発展、県民の皆様方の暮らしの向上に向けて最大限のご尽力を賜りますことをお願い申し上げ、私の1年の振り返りとしての報告にさせていただきます。

記者

来年も地域間、産業間の連携の動きを推進したいと強調されましたが、来年はどのような年と位置付けされますか。

知事

計画は昨年度中に部門計画も含めて作り、今年はそれを実行してきましたが、その実行が、次のステージで段階を追って、スピードアップをしていくことが大切であると思っています。直近の人口の動態を見ても、社会減が7年ぶり、8年ぶりにその幅が減少してきましたし、合計特殊出生率も1.51まで回復をした統計もあります。いろいろなインバウンドの動き、更には観光産業の動き、また農業も今年は天候に恵まれたこともあり、まだ数字は出ていませんが、品質の評価が昨年以上に得られました。また、製造業、特に半導体においては、昨年以上にいろいろな実感があったというお話も聞いております。社会資本の整備も一歩一歩ではありますが、着実に4年後の2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、更には2027年のリニア中央新幹線の品川・名古屋間の開通に向けて、高速道路、一般道路を含めて、いわゆるリニア駅30分圏域拡大について着実に計画が進んでいると思っていますので、スピード感を持ちながら、そのスピードを早める年にしていきたいと思っています。

記者

知事ご自身として、実行の年と位置付けられた今年の実行の度合い、満足度はどのようなものでしょうか。

知事

優良可3段階で言えば、優に近い形で私自身は県民の皆さん方と一緒に仕事ができたと1年ではないかと考えています。

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<発表事項以外の質疑応答>

 富士スバルラインのマイカー規制の10日間延長について

記者

先週、会議があり、事務局案として53日間という従来通りの案を提示しましたが、富士吉田市長の反対から始まり、最終的には多数決で覆され、63日間に伸びましたが、このことについて、どのようにお考えでしょうか。

知事

地元の皆様方の合意形成をするというのが、検討委員会の本来の役割であると思っています。県はあくまでも事務局という形でその意見集約に向けた検討委員会のお手伝いをするということであります。今後は、検討委員会でのご議論を踏まえたものを、最終的には県の公安委員会が規制の期間を決めることが法令上の手続きとなりますから、それに向けて、来年には検討委員会の結論を公安委員会にお伝えするということであると思います。

記者

意外な結論になったとお考えでしょうか。

知事

63日間という数字は3年前の検討委員会の際にも出ている数字であります。当然、環境保全と観光振興という2つのものがどのようにバランスをとるかということが検討委員会での与えられた役割であると思いますので、多数決による結論であっても、結論としてこれからの手続きを進めていきたいと考えています。

記者

検討委員会の結論を最大限尊重していくということでしょうか。

知事

そのとおりです。

記者

県は事務局としての立場とのお話がありましたが、県としては広域調整としての立場も必要であり、特に富士山周辺では様々な対立構造もある中で、広域調整としての立場、リーダーシップ等を、県は今後どのようにとっていくべきと知事はお考えでしょうか。

知事

3年前の議論からスタートし、環境保全をより進めるべきであるという意見と、観光産業に大きく依存している地域の皆さんとしては是非配慮してほしいという意見など、多様な意見が出ています。検討委員会は地域の意見を決定するということが目的であると、今までの経緯の中で承知をしております。調整機能、広域調整は県に与えられた大きな役割であると思っていますので、今後ともいろいろな産業振興、地域振興という形で、市町村では対応できないものは、より広い範囲での連携、協力が必要になると考えていますので、そういう部分での力は今年以上に尽くしていきたいと考えています。

記者

検討委員会が最終的な利権調整、意思決定の場であるとしても、過去の経緯をみると、ある程度、県が主導して行ってきた歴史があったのも事実であり、今回の調整が適切であったのか疑問が残るところがありますが、知事のお考えはいかがでしょうか。

知事

いろいろな見方が当然あると思います。これからそのような課題があれば、来年に向けてその課題の整理をしていきたいと考えています。

 

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 総合型リゾート(IR)整備について

記者

先日自民党の方から、カジノを含む総合型リゾート整備の政策提言がされましたけれども、知事ご本人としてIRに対する今現在のお考えをお聞かせください。

知事

先だって自民党県連からの政策提言は、幅広い県民生活、産業振興も含めて、観光振興の一つとしてIRを検討したらどうかという提案だと思っています。国会で可決成立した法案を私もつぶさに承知をしている訳ではありませんが、来年は政府から実行するための法律が出るというふうに承知しております。その内容を精査しながら、観光産業の振興というのは成長産業であり、山梨県の持っている魅力をたくさんの皆さん方に理解をしていただき、それを通じて経済活動または雇用の部分でも大きくプラスにしていくということで、今年の3月にやまなし観光産業活性化計画を作らせていただきましたので、そういう大きな山梨県全体の計画を含めて、まずは具体的に政府がどのような法律を出してくるかということも含めて、内容を精査しながら考えていきたいと思います。

記者

カジノの話は必ずしもつい最近出てきた話ではない部分もありますし、法律ができたというところは確かにありますが、カジノというものが山梨に資するかどうかという検討はされているのでしょうか。

知事

通称カジノ法案と言われているのは承知しておりますが、あくまでも、総合観光振興という部分での一つのパーツがいわゆるカジノだと制度的には思っています。そういうところも含めて、県民の皆さん方のご理解というものは、仮に推進をする場合には一番大きな要素だと思います。既に全国では6箇所ないし7箇所の自治体が主体となって計画をしているというお話を報道で承知しておりますので、そういうところの動向等もこれから勉強はしたいと思います。

 

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 オスプレイの飛行再開について

記者

先日不時着事故を起こして、わずか数日で飛行を再開されたオスプレイですが、北富士演習場をかかえる山梨県にとっても、過去オスプレイの離着陸訓練が行われたこともありますし、そうした状況を踏まえ、知事の不時着事故に対する受け止めと、飛行再開の是非について教えていただけますでしょうか。

知事

北富士演習場でオスプレイが飛行訓練をするというのは現時点では承知をしておりません。ただし、飛行訓練というのは住民の皆さん方の安全確保という事が最優先であるべきだと考えていますので、今回の事故については非常に遺憾だと思っています。それぞれの基地を有する全国の都道府県の知事、私もメンバーでありますけれども、本日26日に日米両政府に事故の原因究明と、今後そういう事がないようにという要請をすることになっています。いずれにしても、山梨県の北富士演習場対策というのは、北富士演習場対策協議会の皆さん方とも連携して対処するというのが今までの姿勢でもありましたし、私自身も北富士演習場対策協議会の皆さん方と連携をしながら、地元の皆さん方の不安を払拭できるような、そんな対応を進めていきたいと考えています。

記者

飛行再開の是非についてはどう評価されるのでしょうか。具体的なお考えが知事ご自身あるのでしょうか。

知事

少なくとも北富士演習場への部分というのは、今の時点でそういう話は聞いておりません。沖縄での飛行再開が数日後にあったということは事実として、やはり住民の皆さん方の理解を得るその努力というものを、当事者の皆さん方にはしていただかなければいけないと考えています。

 

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 本日に年末の挨拶回りをする理由

記者

県庁自体は今月の28日までが業務日だと思います。知事はこの後、各部局へ挨拶に回られると思いますが、今日にする理由を教えてください。

知事

霞ヶ関も今年は予算編成を前倒しして22日に閣議決定したこと、また全体的に今年は働き方改革元年か、2年目か、本格的にするということで、できるだけ職員の皆さん方には、先程の庁議の中でもお話をさせていただきましたけれども、この1年間の疲れをどうとるかは個人個人で変わるでしょうけれども、そういう事も含めて色々な休みの取り方、また仕事をいつまでというのは職員の皆さん方に強制をしていませんから、その中でそれぞれご判断をしていただきたいという一つのきっかけになって貰えば良いと思っています。

 

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 リンケージ人口について

記者

先の議会の中で最重要課題として挙がっている人口減少対策に関するところで、リンケージ人口の進捗管理の仕方について、なかなか毎年毎年確認するのは難しいという見解が示されましたが、知事自身は毎年管理すべきかどうかというところについては、どのようにお考えでしょうか。

知事

昨年の人口ビジョンを取りまとめる際にもご報告をしていますが、様々な統計調査を活用しながら算出するという方法をとっています。特に、5年に1度調査結果が出るもの、例えば二地域居住における別荘数は、住宅・土地統計調査がベースになると聞いておりますので、そういう5年に1度のものを毎年どういう前提でカウントして、最終的な数字を出すのかという検討をさせていますので、来年のいずれかの時期には、その旨、進捗の対応の仕方というのがもう少し具体的にお示しができると私自身は認識しております。

記者

そうしますと今後進捗管理は、5年ではなく1年毎というのを見据えて検討をしていくということでしょうか。

知事

1年毎になるのか、数年に1度が良いのかは別としても、少なくとも5年に1度ということではなく、できるだけ分かりやすい進捗管理ができるようなやり方が望ましいと考えています。他の施策においても基本的には1年毎にやっている事業で、PDCAサイクルを回していくということが一つ大きな検証の手段になっていますので、そういうことを見据えながら、最終的に担当部局で検討していますので、その報告を貰いながら、最終的にどういう形が県民の皆さん方にとって分かりやすいのかという視点で、対応を決めていきたいと考えています。

記者

知事の任期は4年ということで来年の2月で折り返しになりますけれども、遅くても一期目の最後までには示すとか、そうやっていかないと去年出したものは結局何だったのかとなってしまいます。そのあたりはいかがですか。

知事

当然そのようにすることになると思います。

 

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 県庁構内の猫対策と犬・猫の殺処分について

記者

県庁敷地内の野良猫の問題についてですが、餌を与えている人を特定して注意したという話を聞いていますが、担当の課からの進捗の報告などはありますでしょうか。この問題はこのままだと年を越しそうで、春には猫が繁殖期を迎えてしまいますが、そのことについてどのようにお考えでしょうか。

また、県内の犬・猫の殺処分件数が年間千匹を超えています。例えば、神奈川県など殺処分ゼロを実現している県がありますが、本県の取り組みは何となくやや遅れているという感じがしますが、そのことについてどのような見解をお持ちなのかお聞かせください。

知事

大変難しい部分かもしれませんが、これは、猫が敷地の中に入って生活をしているという管理上の問題と、動物愛護の観点という、2つの部分から調整が必要だという形で、共生がどうできるかということを今模索しているということを、11月にお答えをしたと思います。その後、およそ猫が何匹いるかということを含めて、誰が餌付けをしているのかということが、大体分かったということでありますけれど、例えば公費でそういうことに繁殖期に向けて対応するのかということは、まだ専門の部局で検討をしてもらっていますので、その部分について、少し様子を見て、これも12月議会での答弁でお話をさせていただいたように、別に神奈川よりも山梨が遅れているのではなくて、確実に猫の殺処分の件数は山梨県では減少しています。ただ子猫のもらい手が、飼い主をどう探すのかと、今NPOの皆さんも含めて、そういう団体の皆さん方も山梨に存在しますので、動向については数字的に見ると神奈川との比較が、どちらがカーブが急速かどうかは承知をしておりませんけれど、当然のことながら、室内だけで犬や猫を飼う時代ではない、外で基本的には犬がいて、猫は外と家の中の両方いた時代と、今、飼育環境が多分変わっています。そういうことも山梨と神奈川県では異なるので、共生がどうできるかということは、私も11月にお話したとおり2匹猫を飼っていますから、癒やされる部分というのは前提にしながらも、外にいる犬や猫をどのように管理をするかということは、やっぱり法律やルールの対象ということではなく、個人個人の思いが伝わり、飼い主が現れて、その中で対応していただくというのが、本当は一番いい形だと思います。殺処分ができるだけ少なくなるということは、論を待たないことだと思いますから、そういうものを進められる環境づくりというものはこれからも進めていきたいと考えています。

 

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 今年の漢字

記者

今年1年間のさまざまな出来事を振り返られたわけですが、今年の1年の漢字としては、清水寺の貫主が「金」という字を掲げられたわけですけれど、五輪とか政治とカネの問題ですとかいろいろあったのですが、知事にとっての漢字一文字をお聞かせ願えますでしょうか。

知事

「動」という言葉が、今年1年間の私の一番の漢字であります。いろいろなことがこの1年ありましたし、オリンピック・パラリンピックの選手の皆さん方の躍動感、感動、さらには格差やグローバルに対する反動、動き、そしてダイナミックやまなし総合計画を中心とした、いろんな連携事業の動きというもの。皆さんにお配りした資料も「動く!ダイナミックやまなし」という標題でして、11月末からはいろんな所でお話をさせてもらっています。そういうことを含めて「動」という言葉を私の一番の漢字としてお示しをさせていただいています。この「動き」は「力」と「重い」ですが、やはり重いというのは、いろんな課題というのは簡単に動かないということもありますし、解決できないものもあります。ただし、県民の皆さま方と力を合わせれば、この重い課題でも私は解決ができると私は考えています。県民の皆さま方におかれましても、それぞれの地域、お仕事の中で、この1年間良いこと悪いことあったかも知れませんが、みんなで力を合わせれば良い山梨県ができ、そしてそれを通じて県民の皆さん方それぞれ暮らしが向上することを、私は信じておりますので、この「動」という言葉を皆さん方にお示しをしながら、来年さらに推進ができるように持って行けるよう、お力添え、ご協力を賜ることを重ねてお願いしたいと思います。

 

<以上>

 

 

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住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1336   ファクス番号:055(223)1525

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