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ページID:33834更新日:2015年2月12日

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「全国森林作業道研究会」に全国から熱い仲間が集まりました!

全国森林作業道研究会

 

9月6日(月曜日)、7日(火曜日)の2日間、山梨県小菅村で「全国森林作業道研究会」が開催されました。

同村は、村有林をはじめとする村内の人工林の有効活用と村の活性化を目指して、平成18年から作業道の開設に積極的に取り組んでいます。本研究会は、昨年10月に発足、第1回が開催され、今回が第2回となります。

1日目は、研究会の会長である酒井秀夫東京大学教授らから「作業道の現状と課題」、「日本の森林の歴史と未来」、「ドイツの森林・林業事情」など、多岐にわたるテーマで講演が行なわれました。会場には全国から100人近い森林・林業関係者が集まり、講師の話に熱心に耳を傾けていました。

2日目は、村有林内に作設された作業道(大橋式)の視察、林野庁の担当者による「国の路網や施策に関する方針について」の説明、三重県の榎本慎一氏による「路網選定の方法と哲学」と題した講演が行なわれました。また、山梨県の(有)藤原造林をはじめ、県内外で情熱をもって林業に取り組んでいる事業体の方々による事例の紹介も行なわれました。

木材を低コストで搬出するためには、作業道を利用した作業システムは必要不可欠です。現在、全国各地で作業道の開設が進められていますが、中には開設コストを低く抑えることにばかり気を取られ、林地の崩壊を招きかねない作業道を作ってしまっている事例が見受けられます。こうした状況を改善するためにも、本研究会の活動により、作業道の適切な知識・技術が全国に広まっていくことが期待されます。

なお、次回(平成23年)の研究会は、長野県根羽村で開催される予定です。

このページに関するお問い合わせ先

山梨県林政部森林総合研究所 
住所:〒400-0502 南巨摩郡富士川町最勝寺2290-1
電話番号:0556(22)8001   ファクス番号:0556(22)8002

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