ページID:113428更新日:2024年3月12日
ここから本文です。
山崩れ、がけ崩れなどの斜面崩壊のうち、滑り面が表層崩壊*¹よりも深部で発生し、表土層だけでなく深層の地盤までもが崩壊土塊となる比較的規模の大きな崩壊現象を深層崩壊と呼びます。国土交通省では、深層崩壊について調査を実施し、その対策に取り組んでいます。
*¹表層崩壊:斜面崩壊のうち、厚さ0.5~2.0m程度の表層土が、表層土と基盤層の境界に沿って滑落する比較的規模の小さな崩壊のこと。
明治期以降の深層崩壊は、隆起量の大きい地域や、特定の地質に分類される地域に多く発生しております。
国土交通省では深層崩壊の頻度を推定した「深層崩壊推定頻度マップ」を平成22年に公表しました。
国土交通省では深層崩壊の跡地の分布状況から、深層崩壊の地域的な発生の傾向を表した「深層崩壊 跡地密度分布区域図」を平成24年に公表しました。
国土交通省では地質条件などが同質の一定区域内における深層崩壊の相対的な危険度を示した「深層崩壊小流域レベル評価マップ」を平成24年に公表しました。