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ページID:34416更新日:2017年5月15日

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遺跡トピックスNo.0265桂野遺跡-土器に描かれた物語-

笛吹市の遺跡

  • 0014経塚古墳-復元古墳-
  • 0217経塚古墳-内部構造-
  • 0251経塚古墳-石室の石積み-
  • 0280経塚古墳-列石-
  • 0396経塚古墳-八角形の意味-
  • 0019桂野遺跡-石皿・磨石-
  • 0100桂野遺跡-陥し穴-
  • 0111桂野遺跡-前期土偶-
  • 0262桂野遺跡-縄文時代の住居跡-
  • 0265桂野遺跡-描かれた物語-
  • 0020四ツ塚古墳群-玉類-
  • 0235四ツ塚古墳群-装身具-
  • 0022狐原遺跡-墨書土器-
  • 0059平林2号墳-副葬品-
  • 0079平林2号墳-青銅鏡-
  • 0102平林2号墳-ガラス玉-
  • 0202平林2号墳-馬具類や装身具類-
  • 0240平林2号墳-勾玉-
  • 0337平林2号墳-勾玉-
  • 0081身洗沢遺跡-田んぼと木製品-
  • 0230身洗沢遺跡-プラント・オパール-
  • 0339身洗沢遺跡-農具の今と昔-
  • 0125水口遺跡-柄鏡形敷石住居跡
  • 0355水口遺跡-敷石住居跡-
  • 0135花鳥山遺跡-エゴマ種子塊-
  • 0194花鳥山遺跡-縄文時代の食生活
  • 0199花鳥山遺跡-最大級の縄文土器?-
  • 0406花鳥山遺跡-耳飾り-
  • 0145竜安寺川西遺跡-速報-
  • 0155竜安寺川西遺跡-速報2-
  • 0165竜安寺川西遺跡-速報3-
  • 0179竜安寺川西遺跡-ミニチュア土器-
  • 0147境川中丸遺跡-発掘調査速報-
  • 0157境川中丸遺跡-発掘調査速報-
  • 0181境川中丸遺跡-甕-
  • 0148一の沢遺跡-縄文時代の住居-
  • 0293一の沢西遺跡-土器-
  • 0307一の沢遺跡-縄文土器-
  • 0350一の沢遺跡-いっちゃん-
  • 0150稲山遺跡-発掘調査速報-
  • 0160稲山遺跡-発掘調査速報2-
  • 0170稲山遺跡-発掘調査速報3-
  • 0209稲山遺跡-常滑甕-
  • 0229稲山遺跡-すり鉢-
  • 0288稲山遺跡-かわらけ-
  • 0151三光遺跡-発掘調査速報-
  • 0166三光遺跡-発掘調査速報5-
  • 0171三光遺跡-発掘調査速報6-
  • 0186三光遺跡-耳飾り他-
  • 0173二之宮遺跡-食材をふかす道具-
  • 0284二之宮遺跡-置きカマド-
  • 0219亀甲塚古墳-盤龍鏡-
  • 0264亀甲塚古墳-碧玉製管玉-
  • 0234御坂中丸遺跡-縄文時代早期-
  • 0275馬乗山2号墳-前方後円墳-
  • 0331地耕免遺跡-斎串と馬の歯-
  • 0354中丸東遺跡
  • 0356石橋条里制遺構
  • 0371太鼓畑遺跡-調査概要-
  • 0382六ッ長遺跡-調査概要-

桂野遺跡とは…

0265_桂野_調査風景

★桂野遺跡の調査風景と渦巻文がある深鉢

桂野遺跡がある、御坂山のなだらかな斜面地は、桃などの果樹園として利用されています。この辺りは昔から縄文時代の土器などが見つかる場所だったので、遺跡として知られてきた地域です。発掘調査地には現在は国道137号線(上黒駒バイパス)がはしっています。

上の写真中の土器は、昭和30年に、桂野遺跡がある上黒駒地区で農道工事の際に発見されたもので、土器の上の部分は欠けていますが、もとは80cmくらいの高さがあったのでは…と推定されています。土器全面には見事な渦巻が描かれていますが、このような文様の土器は他に例がありません。

このように桂野遺跡は古くから知られた縄文時代の遺跡です。今回は、この遺跡から発見された土器の物語について紹介したいと思います!

所在地笛吹市御坂町上黒駒

時代縄文時代

報告書山梨県埋蔵文化財センター調査報告書第172集「桂野遺跡(第1~3次)・西馬鞭遺跡」

★過去のトピックスもご覧下さい★

No.0019桂野遺跡-石皿・磨石

No.0100桂野遺跡-陥し穴

No.0111桂野遺跡-前期土偶

No.0262桂野遺跡-縄文時代前期の住居跡

土器に描かれた物語

0265_桂野遺跡_お魚土器

この桂野遺跡から見つかった土器、何が描かれているように見えますか?…

左を向いた、‘お魚’がいるように見えませんか?

この土器は縄文時代中期初頭(約4,800年前)のもので、家の中にある炉として使われていたものです。掘り出された時にはこの文様に気付かなかったのですが、発掘調査終了後、破片になった土器をつなぎ合せると…この‘お魚’が現れたのです。

そして‘お魚’が向くその先には、バンザ~イ!する人の姿が…

この文様から、例えばこんな物語が見えてきませんか?

0265_桂野遺跡_土器イラスト入り

1.網を投げて…

2.お魚入ったかな。。。

3.よいしょ、よいしょ引っぱって…

4.わーい、大きい魚がとれた、とれた!

ちなみに2.や3.は文様の一番下の小さい丸が人の頭で、網を引く姿を真上から見たところ、と考えました。

こんな風に見ると、縄文人を身近に感じられますね。

いずれにしても、縄文時代の土器に人と魚の文様が一緒に刻まれているのはとても珍しいことです。

いろいろな考え方

昔々の人々が使っていた土器や石器など。

実際にはどう使われていたのか、それを使ってどんな生活をしていたのか…それは想像するしかありません。

土器の文様についても同じで、色々な考え方があります。ここに紹介したのは、その中の一例です。

みなさんも、博物館などで土器を見て、様々な物語を見つけてみてはいかがでしょうか。

 

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