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ページID:25565更新日:2016年2月8日

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遺跡トピックスNo.194花鳥山遺跡(はなとりやまいせき)から出土した、縄文人の食生活を知る遺物

笛吹市の遺跡

  • 0014経塚古墳-復元古墳-
  • 0217経塚古墳-内部構造-
  • 0251経塚古墳-石室の石積み-
  • 0280経塚古墳-列石-
  • 0396経塚古墳-八角形の意味-
  • 0019桂野遺跡-石皿・磨石-
  • 0100桂野遺跡-陥し穴-
  • 0111桂野遺跡-前期土偶-
  • 0262桂野遺跡-縄文時代前期の住居跡-
  • 0265桂野遺跡-土器に描かれた物語-
  • 0020四ツ塚古墳群-玉類-
  • 0235四ツ塚古墳群-装身具-
  • 0022狐原遺跡-墨書土器-
  • 0059平林2号墳-副葬品-
  • 0079平林2号墳-青銅鏡-
  • 0102平林2号墳-ガラス玉-
  • 0202平林2号墳-馬具類や装身具類-
  • 0240平林2号墳-勾玉-
  • 0337平林2号墳-勾玉-
  • 0081身洗沢遺跡-田んぼと木製品-
  • 0230身洗沢遺跡-プラント・オパール-
  • 0339身洗沢遺跡-農具の今と昔-
  • 0125水口遺跡-柄鏡形敷石住居跡(1号住居跡)-
  • 0355水口遺跡-敷石住居跡(3号住居跡)-
  • 0135花鳥山遺跡-エゴマ種子塊-
  • 0194花鳥山遺跡-縄文時代の食生活を知る遺物-
  • 0199花鳥山遺跡-世界最大級の縄文土器?-
  • 0406花鳥山遺跡-耳飾り-
  • 0145竜安寺川西遺跡-発掘調査速報-
  • 0155竜安寺川西遺跡-発掘調査速報2-
  • 0165竜安寺川西遺跡-発掘調査速報3-
  • 0179竜安寺川西遺跡-ミニチュア土器-
  • 0147境川中丸遺跡-発掘調査速報-
  • 0157境川中丸遺跡-発掘調査速報-
  • 0181境川中丸遺跡-S字状口縁台付甕-
  • 0148一の沢遺跡-縄文時代中期の住居-
  • 0293一の沢西遺跡-ヒトをモチーフにした土器-
  • 0307一の沢遺跡-縄文土器-
  • 0350一の沢遺跡-みんなで応援しよう!「ミュージアムキャラクターアワード2012」のいっちゃん-
  • 0150稲山遺跡-発掘調査速報-
  • 0160稲山遺跡-発掘調査速報2-
  • 0170稲山遺跡-発掘調査速報3-
  • 0209稲山遺跡-常滑甕-
  • 0229稲山遺跡-すり鉢-
  • 0288稲山遺跡-かわらけ-
  • 0151三光遺跡-発掘調査速報-
  • 0166三光遺跡-発掘調査速報5-
  • 0171三光遺跡-発掘調査速報6-
  • 0186三光遺跡-耳飾り他-
  • 0173二之宮遺跡-食材をふかす道具-
  • 0284二之宮遺跡-置きカマド-
  • 0219亀甲塚古墳-盤龍鏡-
  • 0264亀甲塚古墳-碧玉製管玉-
  • 0234御坂中丸遺跡-縄文時代早期-
  • 0275馬乗山2号墳-甲府盆地最後の前方後円墳-
  • 0331地耕免遺跡-斎串と馬の歯-
  • 0354中丸東遺跡-縄文時代前期の土器と古墳時代の住居跡-
  • 0356石橋条里制遺構-古代の土地区画整理-
  • 0371太鼓畑遺跡-調査概要-
  • 0382六ッ長遺跡-調査概要-

0194_花鳥山遺跡クルミ

〈写真1〉花鳥山遺跡から出土したオニグルミの核

縄文時代から現代まで食されているオニグルミ

花鳥山遺跡で見つかった住居跡や土坑と呼ばれる穴からは、写真1のようなオニグルミの炭化した核の部分が多く出土しました。

オニグルミは、湿地や川沿いでよく見られる落葉樹で、木材としても用いられます。秋にはその実が熟し地面に落ちます。実の中にある固い核を割ると、脂肪分を多く含んだ種子があり、生でも加熱してもおいしいので、現在でもよく食べられています。

花鳥山遺跡から出土したオニグルミの核は、今から約6000年前の縄文人も現代人と同様にオニグルミを食べていたことを証明する貴重な資料です。また、核が炭化していたということは、オニグルミの核が火を受けていたことを示しています。火であぶることにより固い核を割りやすくし、その中にある種子を取り出して食していたのかも知れません。いずれにしても、栄養価の高いオニグルミは、縄文人にとって欠くことのできない大切な食糧となっていたのでしょう。

0194_花鳥山遺跡住居跡0194_花鳥山遺跡土坑

〈写真〉2オニグルミが出土した住居跡〈写真3〉オニグルミが出土した土坑

縄文人の主食

縄文人の主食は、木の実などの植物質食糧と考えられます。今回紹介した花鳥山遺跡から出土したオニグルミは、アクを抜く手間がなく食べられることから、縄文人の主食のなかでも重要なものだったと考えられます。

クルミの固い核を割ったり、その中の種子を加工する道具としては、石皿や磨石などの石器が考えられています。

0194_花鳥山遺跡石皿磨石0194_花鳥山遺跡現生クルミ

〈写真4〉石皿(左)と磨石(右)〈写真5〉クルミの実

(花鳥山遺跡出土)

関連トピックス:遺跡トピックスNo.0135(花鳥山遺跡)

 

 

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