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更新日:2017年5月17日

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遺跡トピックスNo.227塩瀬下原遺跡(しおせしたっぱらいせき)の石皿(いしざら)

大月市の遺跡

0013塩瀬下原遺跡-敷石住居-

 

0083塩瀬下原遺跡-土器・石器-

 

0227塩瀬下原遺跡-石皿-

 

0063大月遺跡

 

0215大月遺跡-クリの炭化種子-

 

0314大月遺跡-石器-

 

0138原平遺跡-縄文時代早期末の住居-

 

0279御所遺跡-奈良・平安時代の竪穴住居跡-

《塩瀬下原遺跡(第4次)の概要》

所在地大月市梁川町塩瀬
時代縄文時代中期末から後期の集落跡
報告書山梨県埋蔵文化財センター調査報告書第191集2001年刊行
調査機関山梨県教育委員会・山梨県埋蔵文化財センター

塩瀬下原遺跡は、桂川流域下水道終末処理場建設に伴う発掘調査で、縄文時代中期末から後期(今から約4,000~3,500年前)を中心とした集落跡が発見されました。この遺跡からは、敷石住居跡や土坑・集石・配石などの石を使った遺構がたくさん見つかりました。なかでも、第4次調査で発見された敷石住居跡(しきいしじゅうきょあと)は、直径約7mの大きさと炉を中心に十字型に敷石が配置されるという特徴的なものでした。

遺跡トピックスNo.0083塩瀬下原遺跡敷石住居跡と土器と石器
参考山梨県埋蔵文化財センター調査報告書第185集2000年刊行

《石皿について》

0227_塩瀬下原遺跡9号配石0227_塩瀬下原遺跡石皿1

塩瀬下原遺跡9号配石写真石皿出土状況アップ

石皿とは、主に扁平(へんぺい)な石の真ん中に凹みのある大きな石器です。凹みの中を触ってみると、凹凸(おうとつ)のない平らな状態なので、何かを擦りつぶした道具であることがわかります。
木の実などをすりつぶして粉にするときに使い、磨石(すりいし)とセットで発見されることが多いものです。ここで、出土した石皿は、長さ47.5cm・幅19.9cmの長方形で、どこも割れていない完形品(かんけいひん)です。玄武岩(げんぶがん)を使い、裏側は少し丸みをもち、4つの小さな突起がついています。長方形の短いほうの一辺には縁が無く、磨ったものを掻出しやすいようになっています。石皿の形から縄文時代後期から晩期(約3,500年から3,000年前)頃に作られる形であることがわかりました。
出土した場所は、大きな石を囲むように、平らな石や長細い石が並べられた配石遺構の中で、他の石皿と比べると磨ってツルツルした部分が少なく、作られて間もない頃に、配石の一つとして並べられたようです。

0027_塩瀬下原遺跡石皿20027_塩瀬下原遺跡石皿3

塩瀬下原遺跡石皿と磨石塩瀬下原遺跡石皿の裏側

 

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