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ページID:4369更新日:2016年2月8日

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遺跡トピックスNo.0063大月遺跡

大月市の遺跡

0013塩瀬下原遺跡-敷石住居-
0083塩瀬下原遺跡-土器・石器-
0227塩瀬下原遺跡-石皿-
0063大月遺跡-敷石住居-
0215大月遺跡-クリの炭化種子-
0314大月遺跡-石器-
0138原平遺跡-縄文時代早期末の住居-
0279御所遺跡-奈良・平安時代の竪穴住居跡-

大月遺跡は、今までに10回の発掘調査が行われました。ここでは、平成6年の調査で発見された敷石住居跡(しきいしじゅうきょあと)に注目します。ちなみに調査したところは、現在、県立都留高等学校の体育館となっています。

 

所在地大月市大月2丁目11-20番地

時代縄文時代中期~後期・奈良~平安時代

報告書山梨県埋蔵文化財センター調査報告書第139集1997(平成9)年刊行

調査機関山梨県教育委員会・山梨県埋蔵文化財センター

大月遺跡第6次調査全景写真

大月遺跡平成6年調査区全景(東から)

7・10号住加工済み2

大月遺跡の敷石住居跡

敷石住居跡(しきいしじゅうきょあと)ってどんな住居なのかな?

縄文時代の家は、地面を掘って造る竪穴式住居跡がよく知られていますが、縄文時代中期の終わり頃から後期の中頃にかけて、地面を掘り込んだ床に、平らな石を敷く家がつくられます。これが、敷石住居跡です。石の敷き方には、いくつかパターンがありますが、大月遺跡の敷石住居跡は、床の全面に石を敷くパターンが多いようです。

7号住加工済み11号住加工済み

左:入口にも石が敷かれている柄のついた鏡の形をしていることから柄鏡形敷石住居跡と呼ばれています

右:竪穴の床に敷石を敷いた様子がわかります

 

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