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ページID:100996更新日:2024年9月1日
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自殺は誰にでも起こりうる身近な問題です。
”みんなで守る私たちのいのち”
自殺対策は私たちが主役です。
眠れない、食欲がない、口数が少なくなった等、大切な人の様子が「いつもと違う場合」
大切な人が悩んでいることに気づいたら、一歩勇気を出して声をかけてみませんか。
本人の気持ちを尊重し、耳を傾け、早めに専門家に相談するよう促してください。
LINE等のSNSによる相談は厚生労働省が実施しています。
リンク:厚生労働省ホームページ
自殺未遂経験のある方や心に悩みを抱えている方、そのご家族からの相談に応じます。
生きるのがつらいと悩まれている方、あなたの気持ちをお聴かせください。
秘密は守られます。まずはご相談ください。
電話番号:0570-064-556
<受付時間>
365日24時間(平日12:00~13:00を除く)
自殺対策を進める上で、以下の点を理解・認識することが必要です。
多くの人は、自分は自殺と関係ないと考えがちですが、実際は自分や家族、友人など周りの人が当事者となる可能性があります。
県民一人ひとりが、自殺は誰にも起こり得る身近な問題であることを認識することが重要です。
自殺は、病気の悩み等の健康問題のほか、倒産、失業、多重債務等の経済・生活問題、介護・看病疲れ等の家族問題等、様々な要因が複雑に関係しています。
自殺は個人の自由な意思や選択の結果ではなく、その多くが様々な悩みにより心理的に「追い込まれた末の死」ということを認識する必要があります。
世界保健機関(WHO)が「自殺は、その多くが防ぐことができる社会的な問題」であると明言しているように、自殺は社会の努力で避けることのできる死であるということが、世界の共通認識となっています。
心理的な悩みを引き起こす様々な要因に対する社会の適切な介入により、また、自殺に至る前のうつ病等の精神疾患に対する適切な治療により、多くの自殺は防ぐことができます。
死にたいと考えている人は、心の中では「生きたい」という気持ちとの間で激しく揺れ動いており、不眠、原因不明の体調不良、自殺をほのめかす言動等、自殺の危険を示すサイン(予兆)を発している場合が多いとされています。
自殺を図った人の家族や職場の同僚など身近な人でも、自殺のサインに気づきにくい場合もありますので、身近な人以外の人が自殺のサインに気づき自殺予防につなげていくことが必要です。