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山梨県の現在の警報等発令
【警 報】インフルエンザ(中北、富士・東部、甲府市保健所管内)

この時期注意が必要です!

 keihou

YCDC医師からのメッセージ

 

 定点情報(2026年第9週:2月23日~3月1日)/ その他情報(公表までに把握した情報)

                             (3月5日 山梨大学医学部附属病院 鈴木哲也 医師)

【要約】
1. インフルエンザ感染者数は減少傾向にあります。
2. 新型コロナウイルス感染症はこの冬には大きな流行がみられませんでしたが、その分だけ次の流行が大きくなる可能性があります。
3. 麻しんの報告が近隣の都県で相次いでいます。海外から帰国後や麻しんと診断された人と同じタイミングで同じ施設や交通機関を利用したあと3週間以内に症状が出た場合には特に注意が必要です。医療機関を受診する場合は、受診する前に必ず電話などで事前相談の上、公共交通機関は利用せずに自家用車などで受診しましょう。

 

〇リスクアセスメント

【インフルエンザ】
県全体では定点医療機関あたり15.40 (報告総数539人)の感染者が報告されています。前週(第8週)の数値は定点医療機関あたり29.34 (報告総数1027人)であり、報告された感染者数はほぼ半減しています。対象期間に祝日があったことが報告数に影響している可能性はありますが、それでも感染者数が減少傾向であることは変わらないと思います。地域別に見ると、先週時点で注意報が解除されていた峡南保健所管内に続き、今週の結果を受けて峡東保健所管内も警報が解除されました。警報が維持されている他の地域でも報告された感染者数は大幅に減少しており、学級閉鎖などの学校措置も大幅に減少しています。20歳未満の若年層から中高年層に感染が広がることで流行が長期化したり、入院患者が大幅に増加したりすることを危惧していましたが、どうやら杞憂に終わりそうです。

【新型コロナウイルス感染症】
報告数は定点医療機関あたり1.49 (報告総数52人)でした。前週(第8週)の数値は定点医療機関あたり2.23 (報告総数 78人)でした。ここ数年は夏と冬に流行のピークがありましたが、この冬は目立った流行がありませんでした。

【麻しん(はしか)】
山梨県内での報告はありませんが、近隣の都県では感染の報告が相次いでいます。海外渡航歴がなく、はっきりした感染経路が特定できない事例もあるようです。

 

○対応
県内のインフルエンザの流行は落ち着きつつありますが、学級閉鎖などの学校措置は少ないながらも報告されています。ご自身の周囲の状況も考慮しながら、基本的な感染対策である手洗いや換気、マスクの着用などを心がけましょう。また、この冬は新型コロナウイルス感染症の大きな流行がありませんでしたが、その分だけ次の流行が大きくなる可能性もあります。今後の推移を注視していく必要があります。

麻しん(はしか)は感染力の非常に強い感染症です。典型的な初期症状は発熱、咳、鼻水、結膜炎で、それらの症状から数日遅れて全身に発しんが出現します。感染の機会があってから症状が出てくるまでの期間(潜伏期間)は通常10日前後で、長くても3週間程度です。発しんが出てくる前に麻しん(はしか)を疑うのはなかなか難しい面もありますが、海外から帰国して3週間以内や、麻しん(はしか)と診断された人と同じタイミングで同じ施設や交通機関を利用し、それから3週間以内にこれらの症状が出た場合には特に注意が必要です。医療機関を受診する場合は、通院の途中や待合室などで周囲の人に麻しん(はしか)を移してしまわないように、受診する前に必ず電話などで事前相談の上、公共交通機関は利用せずに自家用車などで受診しましょう。

 

*関連ページ

インフルエンザ ⇒ 山梨県感染症ポータルサイト / 厚生労働省(インフルエンザQ&A) / 国立健康危機管理研究機構
麻しん ⇒ 山梨県感染症ポータルサイト / 厚生労働省 / 国立健康危機管理研究機構
 

 

感染症発生状況

 

今週の感染症発生状況はこちら をご覧ください ! 

 *保健所毎疾患毎(インフルエンザ・コロナ・RSウイルス・感染性胃腸炎など)に今週の状況がご覧になれます。

      2026年3月5日作成

インフルエンザ及び新型コロナウイルス感染症について県内35箇所の定点医療機関から報告された
患者数及び1医療機関あたりの患者数を集計しました【赤色警報 黄色注意報】。

対象期間:2026年第9週〔2026年2月23日(月曜日)~2026年3月1日(日曜日)〕

          急性呼吸器感染症病原体検出状況09ww                          新型コロナウイルス感染症流行マップ39w                           

  ◆下記数値は、「初回公表時点での数値」を掲載しています。また、医療機関から報告がなかった場合は定点当たり数値の算出対象から除いています。

インフルエンザ
山梨県 中北 峡東 峡南 富士・東部 甲府市
9週 報告数 539 269 59 15 105 91
定当 15.40 22.42 9.83 5.00 15.00 13.00
8週 報告数 1,027 543 118 25 155 186
定当 29.34 45.25 19.67 8.33 22.14 26.57
7週 報告数 1,465 737 204 34 248 242
定当 41.86 61.42 34.00 11.33 35.43 34.57
6週 報告数 2,108 1,102 326 89 306 285
定当 60.23 91.83 54.33 29.67 43.71 40.71
5週 報告数 1,644 833 351 34 164 262
定当 46.97 69.42 58.50 11.33 23.43 37.43
新型コロナウイルス感染症*
山梨県 中北 峡東 峡南 富士・東部 甲府市
9週 報告数 52 29 5 13 1 4
定当 1.49 2.42 0.83 4.33 0.14 0.57
8週 報告数 78 28 7 18 13 12
定当 2.23 2.33 1.17 6.00 1.86 1.71
7週 報告数 93 53 10 4 14 12
定当 2.66 4.42 1.67 1.33 2.00 1.71
6週 報告数 148 89 25 3 7 24
定当 4.23 7.42 4.17 1.00 1.00 3.43
5週 報告数 112 76 15 7 2 12
定当 3.20 6.33 2.50 2.33 0.29 1.71

*本県独自基準 以下の数値を目安にYCDC医師と協議の上決定(注意報目安:定点あたり10以上、警報目安:定点あたり15以上)

発生動向に関する各種資料 (定点把握対象疾患・全数把握対象疾患の発生状況病原体検出状況などがご覧になれます)

集団感染事例及び学級閉鎖等措置状況(PDF:37KB) ※過去の分はこちら
 
施設から報告のあった事例保健所及び施設種類ごとにご覧になれます。県保健所管内のみの情報です)

  *2025年第36週以降の状況
    新型コロナ措置状況(PDF:57KB)
    インフルエンザ措置状況(PDF:57KB)
    感染性胃腸炎措置状況(PDF:56KB)
  *甲府市の状況は こちら

 

新型コロナウイルス感染症について

 新型コロナウイルス感染症とは、新型コロナウイルスによって起きる感染症です。主に鼻やのど、気管、肺などの臓器(呼吸器)に感染し、インフルエンザや風邪に似た症状を引き起こします。
   *新型コロナウイルス感染症の法律上の位置づけは、令和5年5月8日から「5類感染症」に移行しました。

新型コロナウイルス感染症に関する詳細情報は以下のページをご覧ください。

 

下水サーベイランス

 下水中のウイルスを検査・監視する下水サーベイランス(下水疫学調査)は、受診行動や検査数等の影響を受けることなく、無症状感染者を含めた感染状況を反映する客観的指標としての活用が期待されています。
 本県では感染状況のトレンドを把握し、感染対策に活用するため、令和5年7月から下水サーベイランス事業を実施しています。

 詳しい情報は こちら

最新・話題のレポート


 〇厚生労働省や国立感染症研究所などが公表する最新・話題のレポート

 〇YCDCレポート

 〇感染症対策センターHP

山梨県で発生している感染症情報

警報

インフルエンザ(中北保健所、富士・東部保健所、甲府市保健所管内)

注意報

なし