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注意が必要です!

麻しん(はしか)について

 

YCDC医師からのメッセージ

定点情報(2026年第38週:9月14日~9月20日)/ その他情報(公表までに把握した情報)

                             (9月28日 山梨大学医学部附属病院 井上修 医師)

【要約】
1.インフルエンザが山梨県内でも拡大中です。
2.新型コロナウイルス感染症は9月に入ってから増加しています。

○リスクアセスメント 
【インフルエンザ】
定点あたりの新規患者数は4.00(総数140人)でした。第37週2.66(総数93人)から大きく増加しています。新規患者の約60%は20歳未満の若年層で占められています。県内各地域で学級閉鎖や学年閉鎖などの対応を行う学校が出てきています。

【新型コロナウイルス感染症】
定点あたりの新規患者数は2.89(総数101人)でした。報告数は8月中旬頃と比較して約2倍に増えていますが、下水中のウイルス量には大きな増加は認められません。インフルエンザの流行もあり体調不良で受診しインフルエンザと新型コロナ両方の検査を受ける方が増えている状況が想像されます。陽性者の約60%が20歳未満の若年層で占められており、インフルエンザ罹患者の年齢層と似た分布となっています。

○対応
インフルエンザの報告が全国的に増加しており、山梨県内でも増加しています。例年より1〜2ヶ月早く警報レベルとなる可能性がありますので早めの備えが必要です。昨年から世界的な流行株となっているA型インフルエンザ・サブクレードKの仲間に対しては、今季流通するワクチンを接種することで免疫が得られますので、是非ワクチン接種を活用してください。
新型コロナウイルス感染症は隠れた流行が一定レベルで続いていると考えます。シニアやご病気治療中の方には重症化リスクがあることも変わりがありません。インフルエンザワクチンと同様に新型コロナワクチンを接種して、万が一感染してしまった場合に備えることもお考えください。
インフルエンザと新型コロナのワクチン接種を受ける場合は、流行が始まっているインフルエンザワクチンの接種を早めに受け、次に新型コロナワクチンの接種を受ける、または同時に両方接種を受けてしまう方法もあります。ワクチン接種時期については、かかりつけ医や最寄りの医療機関へご相談ください。

インフルエンザに似た感染症に、RSウイルスによる気管支炎や肺炎があります。大人がかかっても咳や発熱で大変ですが、乳幼児が感染すると気管支肺炎などを引き起こし入院が必要になることもあります。例年は夏に多い感染症ですが、本年は全国的に8月末になってから増加してきていますので注意が必要です。咳の飛沫をあびたり、感染者の鼻汁や唾液に触れることで感染する病気ですので、マスク・手指消毒などこれまでの感染対策を励行して予防しましょう。RSウイルスには成人用のワクチンがありますので健康に不安のある方はかかりつけ医や最寄りの医療機関へご相談ください。また、妊娠28週0日から36週6日までの妊婦さんに対してはRSウイルスワクチンの定期接種が実施されています。妊婦さんがRSウイルスワクチンの接種を受けるとお腹の赤ちゃんにも免疫がつき、最も危険な生後半年程度の間、赤ちゃんの感染リスクを下げることが出来ます。接種の可否については産科クリニック主治医へご相談ください。定期接種が受けられる場所や費用についてはお住まいの市町村へお問い合わせください。

RSウイルスワクチンのご案内(厚生労働省) 
qrrsvaccine

 

*関連ページ
インフルエンザ ⇒ 山梨県感染症ポータルサイト / 厚生労働省 / 国立健康危機管理研究機構
麻しん ⇒ 山梨県感染症ポータルサイト / 厚生労働省 / 国立健康危機管理研究機構 

      麻しんの感染拡大に向けた地方公共団体の皆様へのメッセージ / 麻しんの拡大に受けた国民の皆様へのメッセージ

 

感染症発生状況

 

◆今週の感染症発生状況はこちら をご覧ください ! 

 *保健所毎や疾患毎(インフルエンザ・コロナ・RSウイルス・感染性胃腸炎など)に今週の状況がご覧になれます。

      2026年9月28日作成

インフルエンザ及び新型コロナウイルス感染症について県内35箇所の定点医療機関から報告された
患者数及び1医療機関あたりの患者数を集計しました【赤色警報 黄色注意報】。

対象期間:2026年第38週〔2026年9月14日(月曜日)~2026年9月20日(日曜日)〕

          インフルエンザ流行マップ警報注意報なし                          新型コロナウイルス感染症流行マップ39w                           

  ◆下記数値は、「初回公表時点での数値」を掲載しています。また、医療機関から報告がなかった場合は定点当たり数値の算出対象から除いています。

インフルエンザ
週 山梨県 中北 峡東 峡南 富士・東部 甲府市
38週 報告数 140 55 29 1 37 18
定当 4.00 4.58 4.83 0.33 5.29 2.57
37週 報告数 93 49 14 1 10 19
定当 2.66 4.08 2.33 0.33 1.43 2.71
36週 報告数 61 20 8 1 5 27
定当 1.74 1.67 1.33 0.33 0.71 3.86
35週 報告数 38 7 6 2 3 20
定当 1.09 0.58 1.00 0.67 0.43 2.86
34週 報告数 34 20 2 0 1 11
定当 0.97 1.67 0.33 0.00 0.14 1.57
新型コロナウイルス感染症*
週 山梨県 中北 峡東 峡南 富士・東部 甲府市
38週 報告数 101 64 16 2 4 15
定当 2.89 5.33 2.67 0.67 0.57 2.14
37週 報告数 101 63 7 2 10 19
定当 2.89 5.25 1.17 0.67 1.43 2.71
36週 報告数 113 72 15 1 5 20
定当 3.23 6.00 2.50 0.33 0.71 2.86
35週 報告数 64 38 5 1 4 16
定当 1.83 3.17 0.83 0.33 0.57 2.29
34週 報告数 51 29 10 4 3 5
定当 1.46 2.42 1.67 1.33 0.43 0.71

*本県独自基準 以下の数値を目安にYCDC医師と協議の上決定(注意報目安:定点あたり10以上、警報目安:定点あたり15以上)

◆発生動向に関する各種資料 (定点把握対象疾患・全数把握対象疾患の発生状況や病原体検出状況などがご覧になれます)

◆集団感染事例及び学級閉鎖等措置状況(PDF:35KB) ※過去の分はこちら
 
(施設から報告のあった事例を保健所及び施設種類ごとにご覧になれます。県保健所管内のみの情報です)

  *2026年第36週以降の状況
    新型コロナ措置状況(PDF:51KB)
    インフルエンザ措置状況(PDF:49KB)
    感染性胃腸炎措置状況(PDF:50KB)
  *甲府市の状況は こちら

 

新型コロナウイルス感染症について

 新型コロナウイルス感染症とは、新型コロナウイルスによって起きる感染症です。主に鼻やのど、気管、肺などの臓器(呼吸器)に感染し、インフルエンザや風邪に似た症状を引き起こします。
   *新型コロナウイルス感染症の法律上の位置づけは、令和5年5月8日から「5類感染症」に移行しました。

新型コロナウイルス感染症に関する詳細情報は以下のページをご覧ください。

 

下水サーベイランス

 下水中のウイルスを検査・監視する下水サーベイランス(下水疫学調査)は、受診行動や検査数等の影響を受けることなく、無症状感染者を含めた感染状況を反映する客観的指標としての活用が期待されています。
 本県では感染状況のトレンドを把握し、感染対策に活用するため、令和5年7月から下水サーベイランス事業を実施しています。

 詳しい情報は こちら

最新・話題のレポート


 〇厚生労働省や国立感染症研究所などが公表する最新・話題のレポート

 〇YCDCレポート

 〇感染症対策センターHP

山梨県で発生している感染症情報

警報

なし

注意報

なし