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麻しん(はしか)について

 

YCDC医師からのメッセージ

定点情報(2026年第42週:10月12日~10月18日)/ その他情報(公表までに把握した情報)

                             (10月22日 山梨大学医学部附属病院 鈴木哲也 医師)

【要約】
1.インフルエンザの急激な拡大は見られませんが、流行自体は続いています。
2.引き続き、基本的な感染対策として手洗いや咳エチケットを心がけるとともに、人混みなどでは状況に応じてマスクを活用しましょう。

○リスクアセスメント 
【インフルエンザ】
山梨県全体の定点医療機関あたりの報告数は6.64(前週10.44)でした。地域別に見ると、どの保健所管内でも数値は横ばい、もしくは前週より低下している地域も見られます。年齢別では20歳未満の世代で報告数が減少しており、学級閉鎖などの学校措置数も2件(前週9件)と減少していました。

直近の数週間は学校などの児童・生徒が集団生活を送る場を中心に流行が続いていましたが、今回の集計範囲ではその流行が急激に拡大している状況ではないようです。一方で入院サーベイランスの数値は大きく変化しておらず、臨床現場では引き続きインフルエンザ陽性例が散見されています。流行が終息したわけではなく、感染拡大に注意が必要な状況は続いていると思われます

【新型コロナウイルス感染症】
山梨県全体の定点医療機関当たりの報告数は1.85 (前週 2.15)でした。一部の集団内などでは流行する可能性がありますが、全体として大きな流行は見られません。

○対応
インフルエンザの急激な拡大は見られませんが、流行自体は続いています。引き続き、基本的な感染対策として手洗いや咳エチケットを心がけるとともに、人混みなどでは状況に応じてマスクを活用しましょう。また、発熱など体調がすぐれないときには、無理な登校・出勤を控えるようにお願いします。そのほか、十分な睡眠や休養を取ることも大切です。ご自身の体調管理にも十分に気を配るようにしてください。今シーズンのワクチン接種も引き続きご検討ください。

 

*関連ページ
インフルエンザ ⇒ 山梨県感染症ポータルサイト / 厚生労働省 / 国立健康危機管理研究機構
麻しん ⇒ 山梨県感染症ポータルサイト / 厚生労働省 / 国立健康危機管理研究機構 

      麻しんの感染拡大に向けた地方公共団体の皆様へのメッセージ / 麻しんの拡大に受けた国民の皆様へのメッセージ

 

感染症発生状況

 

◆今週の感染症発生状況はこちら をご覧ください ! 

 *保健所毎や疾患毎(インフルエンザ・コロナ・RSウイルス・感染性胃腸炎など)に今週の状況がご覧になれます。

      2026年10月22日作成

インフルエンザ及び新型コロナウイルス感染症について県内35箇所の定点医療機関から報告された
患者数及び1医療機関あたりの患者数を集計しました【赤色警報 黄色注意報】。

対象期間:2026年第42週〔2026年10月12日(月曜日)~2026年10月18日(日曜日)〕

          インフルエンザ流行マップ42w                          新型コロナウイルス感染症流行マップ39w                           

  ◆下記数値は、「初回公表時点での数値」を掲載しています。また、医療機関から報告がなかった場合は定点当たり数値の算出対象から除いています。

インフルエンザ
週 山梨県 中北 峡東 峡南 富士・東部 甲府市
42週 報告数 219 84 53 8 42 32
定当 6.64 7.00 8.83 2.67 6.00 6.40
41週 報告数 355 128 54 21 71 81
定当 10.44 10.67 9.00 7.00 10.14 13.50
40週 報告数 314 147 44 13 68 42
定当 9.24 12.25 7.33 4.33 9.71 7.00
39週 報告数 123 51 19 4 26 23
定当 3.51 4.25 3.17 1.33 3.71 3.29
38週 報告数 140 55 29 1 37 18
定当 4.00 4.58 4.83 0.33 5.29 2.57
新型コロナウイルス感染症*
週 山梨県 中北 峡東 峡南 富士・東部 甲府市
42週 報告数 61 34 9 2 8 8
定当 1.85 2.83 1.50 0.67 1.14 1.60
41週 報告数 73 34 7 4 17 11
定当 2.15 2.83 1.17 1.33 2.43 1.83
40週 報告数 85 43 14 6 15 7
定当 2.50 3.58 2.33 2.00 2.14 1.17
39週 報告数 68 43 3 4 10 8
定当 1.94 3.58 0.50 1.33 1.43 1.14
38週 報告数 101 64 16 2 4 15
定当 2.89 5.33 2.67 0.67 0.57 2.14

*40から42週の報告について、甲府市保健所管内では1から2か所未報告の医療機関があります。感染の推移を確認する場合は「定当」(定点当たり報告数)をご確認ください。
*本県独自基準 以下の数値を目安にYCDC医師と協議の上決定(注意報目安:定点あたり10以上、警報目安:定点あたり15以上)

◆発生動向に関する各種資料 (定点把握対象疾患・全数把握対象疾患の発生状況や病原体検出状況などがご覧になれます)

◆集団感染事例及び学級閉鎖等措置状況(PDF:88KB) ※過去の分はこちら
 
(施設から報告のあった事例を保健所及び施設種類ごとにご覧になれます。県保健所管内のみの情報です)

  *2026年第36週以降の状況
    新型コロナ措置状況(PDF:255KB)
    インフルエンザ措置状況(PDF:254KB)
    感染性胃腸炎措置状況(PDF:246KB)
  *甲府市の状況は こちら

 

新型コロナウイルス感染症について

 新型コロナウイルス感染症とは、新型コロナウイルスによって起きる感染症です。主に鼻やのど、気管、肺などの臓器(呼吸器)に感染し、インフルエンザや風邪に似た症状を引き起こします。
   *新型コロナウイルス感染症の法律上の位置づけは、令和5年5月8日から「5類感染症」に移行しました。

新型コロナウイルス感染症に関する詳細情報は以下のページをご覧ください。

 

下水サーベイランス

 下水中のウイルスを検査・監視する下水サーベイランス(下水疫学調査)は、受診行動や検査数等の影響を受けることなく、無症状感染者を含めた感染状況を反映する客観的指標としての活用が期待されています。
 本県では感染状況のトレンドを把握し、感染対策に活用するため、令和5年7月から下水サーベイランス事業を実施しています。

 詳しい情報は こちら

最新・話題のレポート


 〇厚生労働省や国立感染症研究所などが公表する最新・話題のレポート

 〇YCDCレポート

 〇感染症対策センターHP

山梨県で発生している感染症情報

警報

なし

注意報

なし