前進!やまなし

こんにちは。知事の長崎です。

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更新日:2013年7月19日

知事記者会見(平成25年7月10日水曜日)

本館2階特別会議室

11時30分から

発表事項

  • なし

発表事項以外の質疑応答

 

発表事項以外の質疑応答

 富士登山について

記者

この1週間を含めても非常に多くの方が富士山に来られているとのことですが、まず知事としてこの1週間の登山者数が倍増に近い状態をどのように考えているのか、またこれからの対策の有無についてどのように考えているのか、お聞きしたい。

知事

既に情報として出ておりますように、7月1日に開山して7日までの1週間、吉田口6合目の富士山安全指導センターを通過した人の数は昨年に比べて5割り増し1.5倍の状況であると、とりわけ弾丸登山者が多いといわれる夜の9時から0時までの間の通過者は、昨年に比べて1.8倍だということであります。

想像したとおりというか、あるいは想像以上に世界遺産登録によって登山者が増加している状況であると思っております。これに対しましてかねてから申し上げておりますように、特に山頂付近、8合目から山頂までの間において、渋滞が予想されて交通の危険が発生する恐れがありますので、それに対するしっかりとした対策を取らなければならないと思っているところであります。このため、既に発表したところでありますけれども、この12日から誘導員を昨年は6名でありましたけれども、倍の12名に増やして配置することにしております。別途、これは富士吉田市が発表しておりましたけれども、7合目から8合目の間については、従来誘導員がいなかったわけでありますが、富士吉田市が独自に常時5名を配置することにしておりますから、登山道に7合目から頂上までの間に合計17名の誘導員が配置され、常時、安全登山の指導を行うことにしているということであります。

そして、ご案内のように5合目の富士山五合目総合管理センターには24時間、県職員が詰めまして、常時、誘導員と無線によって連絡を取りながら警察あるいは富士吉田市と連携して、情報を共有して、いろいろな事態に適切に対応していく体制を固めているところであります。さらに警察官も大幅に増加し5合目と6合目に配置しております。そうした対策を取ることによって特に頂上近くの渋滞に対する安全度は向上するのではないかと考えているところであります。

記者

一部ありましたけれども入山規制の考え方なのですけれども、当初来年の夏にも具体化しようという話でしたけれども、それを早めて今年の夏から検討していかなければいけないというお考えのように思うのですけれども、その辺りはいかがでしょうか。

知事

今申し上げましたように、安全対策として誘導員を倍増して安全指導をしっかり行うことにしているわけであります。しかしながら誘導員をそれだけ配置してもなお、交通の危険が発生する恐れがある。それだけ極端な渋滞が生ずる場合には、さらなる対策、応急対策を考えていかなければならないと思っております。

したがって、この夏実施するかどうかはまだ決めていないわけでありますが、実施するかどうかは別として、緊急対策として安全誘導員によっては十分安全がまだ確保できないというような状況、それだけ極端な渋滞が予想される場合には登山道の入山規制、とりわけ弾丸登山者の入山規制を検討しなければならないと思っておりまして、登山道の入山規制が法律的に出来ないものかどうか、仮にできるとした場合にどのような方法を取るのが適当なのか、そういったことについて関係部局に検討を指示をしているところであります。現在、県庁の関係部局から警察の関係部局でその辺のことについて詰めた検討をしているところであります。県としての一定の案が出来ましたならば、これは市町村、関係団体などによく相談したうえで、もちろん静岡県にも相談したうえで対策として固めていくということであります。ただあくまでこれは行うと決めて検討しているわけではございませんので、今の誘導員では安全が確保できないという緊急な事態の時の緊急対策として、あらかじめそうなった時に何も出来なくて困るということではいけませんので、しっかりとした対策は検討しておこうということで、現在検討しているところであります。

記者

マイカー規制の関係で伺いたいのですが、一昨日静岡県の川勝知事が来シーズンは7月と8月、つまりシーズン期間中はすべてマイカー規制したいという発言をされたようですが、これについて知事のご所見があれば伺いたいということと、県側として検討する余地があるのかを伺いたいのですが。

知事

マイカー規制についてはご案内のように昨年は15日間でしたが今年はその倍の31日間にして実施しているわけです。来夏に向けてこれをどうするかについてはこの31日でマイカー規制を実施した今年の状況をみて関係者と相談しながら検討していくということになると思います。縮小ということは考えられませんから拡大ということを検討することになると思いますけれども、果たして2ヶ月間全面的にやることが必要かどうなのか。山梨県の場合は静岡県の場合以上に利害関係者が多いものですから、そういう人達のことも考えなければいけませんので、来年度の対策をこれから来年に間に合うように検討していくということになると思います。

今の段階で必ず2ヶ月やるとか、そういうことまであまり言える段階ではないわけでして、今年の状況を見ながら、縮小ということはありませんから、やるとすれば現状かあるいは拡大ということになると思いますけれども、そういうことについて関係者とよく相談しながら検討していきたいと思っております。

記者

シーズン外登山の規制については、この前(川勝)静岡県知事が述べられていたのですが、知事のお考えとしては現状ではいかがでしょうか。

知事

シーズン外の特に冬山登山です。相当な事故が発生していまして死傷者も多数に及んでいる。特に、理由はよく分かりませんが静岡における事故が多いです。したがって静岡県においても非常に真剣に検討している状況です。両県、そして両県警で一緒に今検討している段階であります。

冬山登山の経験がない人達が軽装で、装備が不十分なままに冬山に登るというようなことについては厳に戒めていかねばならないと思っておりまして、そういう十分な装備がない人は冬山登山は禁止ですとガイドラインにはっきり書くことにしております。そのガイドラインの名前は何といいましたか。

観光資源課長

まだ正式ではありませんけれども「富士登山における安全確保のためのガイドラインに夏山期間以外における注意事項」です。

知事

そういうものですけれども、それは近々決めるわけですが、万全な準備をしない方々には登山を禁止するということを書くわけです。ただ、禁止といっても本当に禁止するには条例を作らねばなりませんが、マニュアルですから禁止を強制することはできません。ただ、やはり安全な準備をして登ってくださいという強いメッセージを発する意味で禁止という強い言葉を使いたいと思っています。これは主として警察からメッセージは強く出した方がいいという要請がありまして、そういう方向で決まると聞いております。

記者

先ほどの夏山シーズンの入山規制の検討の部分の話ですが、知事のお考えとしては今回緊急対策として、もちろん安全対策として十分やってきているけども、緊急対策としての部分で入山規制というお話しがあったのですけども、それはこの一週間の登山者の倍増に近い状況を鑑みてそういった考えに至ったのか、それとも夏山開きの前から知事の考えの中に入山規制の考えがある程度固まっていたのかどちらでしょうか。

知事

7月1日以前からそれは検討しなければいけないと考えて指示しておりました。前から申し上げていますように、これを条例でやるかどうかはともかくとして、入山規制を本格にやるのは来年の登山シーズンだと思っています。そのための準備はきちんとしていかなければならないと思います。

本当に入山規制をきちんとやるには富士山の収容力、どれくらいの登山者が中に入った時に頂上付近で危険な状態が生じるのかをよく調べなければなりません。頂上付近の渋滞それから危険というのは、それを決める変数というのは1つは山小屋の予約数です。2つ目は6合目の時間別の通過者。それから下山者の数です。そういうものの相関関係で山頂付近の登山者の数と危険の程度が決まってくるわけです。それを調べないといけないわけですから、それはこの夏のシーズンにしっかりと調べるということにしています。既に民間の調査会社に発注しましてその調査をやることにしております。その調査結果等を踏まえながら来年は本格的な入山規制について、必要かどうかも含めてでありますが、検討していくということにしております。またそれを条例にするかどうかも含めて検討していくということにしております。

ただ、当面今年の対策ですけれども、申し上げたように誘導員を大幅にふやしたわけであります。それによって相当安全度が向上すると思っておりますけれども、しかしそれでもなお危険な状態が発生するという時には何らかの緊急暫定措置を考えなければいけません。したがって、その時には、本格的実施は来年ですれけども、この夏においてもそういう相当極度な渋滞、危険がある事態においては入山規制ということも考えざるを得ないということで、それが法律でできるかどうかということと、やる場合にどういうやり方をするのかということを検討してもらいたいということで、現在関係部局、警察において検討してもらっているところです。したがってまだ実施すると決めたわけではありません。本格的に登山が始まるのは海の日を挟んだ週末ですけれども、この週末以降の状況をみながら必要があればそういうこともやることを考えなければならない。こういうことであらかじめ準備検討はしておきたいということであります。

記者

入山者を対象にした入山料の徴収ですが、試行を(今月)下旬から行うわけですが、使い道についてまだはっきりと決まった部分はないわけですが、静岡県知事は5合目以上の環境保全にということでお話しをされたという記者会見があったようですが、知事自身の使い道に対する考え方をお聞きしたいのですが。

知事

今年は試行というか実験的な措置でありますので、ある程度の入山料のお金が入ってくるわけですが、これはストックをしておいて来年本格的に施行しますから来年の段階で、どこかに基金か何かを作ってそれを使っていくわけですが、今年のものはストックをしておいて来年できるであろう基金に入れて充当していく。今年入ったものをすぐ今年使うということではなく、その間にどういうものに使うのかということを来年までの間に、富士山世界文化遺産協議会作業部会、ここで十分検討していくことになると思います。確かに静岡県の知事が言っているように、5合目から上に登る人からいただくわけでありますから、原則は5合目から上の環境保全に使うのが原則だと思います。しかしそれだけでいいのかということは当然あるだろうと思います。例えば、4合目、3合目に山梨県の場合には、相当昔産業廃棄物が捨てられておりまして、それを撤去する作業をボランティアの皆さんがやってくれたりしております。そういう富士山のクリーンアップ作戦、そういうようなものは別に5合目から上でなくて下であっても、むしろ下の方が必要なわけでありますし、また入山料を協力してくれる方も、5合目から上に使うことよりも、むしろ富士山というものをしっかりと環境保全してもらいたいという気持ちだろうと思いますので、5合目から上でなければ使わないということまでになるのかどうか、原則はそうであるけれども、それより下の分についても、もちろん富士山の山体であって富士五湖とかそういうところの保全まで使うのはちょっと広げすぎだと思いますが、富士山の山体の環境保全に使う。それは5合目から下の部分についてもありうるということだと思います。それは今後の検討によるわけであります。

そしてもうひとつは使い道の細かいことについては、山梨県と静岡県でやり方が違ってもいいだろうと思います。それはそれぞれ県の事情がございますので、そのへんの配分の仕方について、使い方については、多少山梨県と静岡県で運用の仕方が違うということも当然あるだろうと思います。いずれにしてもこれから来年に向けて、検討するとこういうことであります。

 熱中症対策について

記者

この何日間か猛烈な暑さになってきたのですが、県として暑さ対策、熱中症対策とか、何か特別なことを打ち出すようなお考えはありますか。

知事

特に6日に梅雨が明け、普段より15日早い梅雨明けだということで、とたんに38度というような全国有数の暑さになっておりまして、我々としても心配をしているところであります。

熱中症対策については、既にどういう対策を取るのが一番効果的かということについては確立しておりまして、その方法についてテレビ、ラジオ等にしっかりと流してご協力をいただきながら、県民の皆さんに周知をする。それから市町村や関係機関に対して、ポスター、パンフレットなどを配って適当な所に掲示したり、一般の県民の皆さんに配布をしてもらうこと。さらには、県のホームページに注意事項を掲載するということで、県民の皆さんにPRをしていきたいと考えています。

 

(以上)

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山梨県総合政策部広聴広報課 
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