ページID:31926更新日:2025年9月24日
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石和温泉が全国的に有名になったのは、昭和36年に「いずみ荘」で源泉掘削を行った際、高温多量の温泉が周辺の川や畑に流れ込み、自然の温泉浴場としてマスコミに取り上げられた事がきっかけです。
県では、源泉保護と観光地振興の見地から5本の源泉掘削を行い、昭和38年から給湯業務を開始しました。昭和47年には、流しっ放しの定流方式から従量循環方式にあらため、資源の有効利用に努めています。
平成14年には、温度67度、湧出量毎分340リットルを有する新規源泉(6号源泉)の掘削に成功し、以降、他の源泉とあわせて給湯を行っています。
昭和36年当時に野天風呂を楽しむ人々
第一号源泉噴湯時(昭和38年1月頃)
温泉事業は、昭和40年10月に山梨県企画開発部(当時)より山梨県企業局に移管されて以来、公営企業として営業しています。
石和温泉管理事務所
源泉名:県営石和温泉管理事務所受湯槽
性状:無色澄明、微弱硫黄臭、無味
泉質:アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)
筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進
年度 |
給湯量(立方m) |
使用料(円) |
H27 | 798,778 | 148,760,552 |
H28 | 777,411 | 145,132,872 |
H29 | 737,604 | 137,382,714 |
H30 | 708,071 | 132,545,836 |
R1 | 696,797 | 121,387,279 |
R2 | 532,469 | 91,794,791 |
R3 | 586,598 | 112,463,066 |
R4 | 639,897 | 122,643,424 |
R5 | 673,582 | 128,459,120 |
R6 | 671,995 | 127,555,640 |
源泉 |
深度 | 湧出量 | 泉温 |
第1号源泉 |
185m | 316L/分 | 26.0℃ |
第2号源泉 |
168m | 82L/分 | 53.3℃ |
第3号源泉 |
175m | 774L/分 | 36.8℃ |
第5号源泉 |
190m | 388L/分 | 60.6℃ |
第6号源泉 |
800m | 200L/分 | 71.7℃ |
令和7年4月1日現在
第4号源泉は、湧出温度低下により平成30年9月廃止
施設概要
送湯管延長 |
L=1,489.0m(φ200mm) |
給湯管延長 |
L=10,540.7m(φ75~250mm) |
分湯栓箇所数 |
27箇所 |
加熱装置 |
鋼板製真空式温水ヒーター |
灯油タンク |
990L |
ポンプ原動機 |
源泉圧送ポンプ6台 |
送湯ポンプ |
2台 |
配湯ポンプ |
4台 |
貯湯槽(1号) |
鉄筋コンクリート170m3 |
貯湯槽(2号) |
鉄筋コンクリート340m3 |
受湯槽 |
鉄筋コンクリート62m3 |
配管延長:12,029.7m
令和7年4月現在
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