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ページID:122743更新日:2025年9月25日
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「山梨県立試験研究機関における評価指針(H13.3策定)」に基づき、山梨県産業技術センターが計画・実施する試験研究が、効率的かつ効果的に実施されるよう、公平中立の立場から客観的なご意見をいただくために外部評価を実施しています。
令和7年度外部評価を次の内容で行いました。
事後評価:令和6年度に終了した研究課題( 13テーマ)
事前評価:令和8年度に開始予定の研究課題( 12テーマ)
中間評価:令和6年度に開始した3年計画の研究課題( 1テーマ)
令和7年8月19日および令和7年8月22日
産業技術センター 甲府技術支援センター イノベーション支援棟
評価を受ける目的 | 「山梨県立試験研究機関における評価指針(H13.3策定)」に基づき、山梨県産業技術センターが計画・実施する試験研究が、効率的かつ効果的に実施されるよう、公平中立の立場から客観的なご意見をいただくために実施する。 | ||||||||
評価を受ける課題 |
山梨県産業技術センターが実施する研究は、全て評価対象研究課題とする。ただし、総理研課題、競争的資金研究、課題対応受託研究は評価対象研究からは除く。 |
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研究課題の評価方法 | 評価の種類は、「事前評価」「中間評価」「事後評価」の3種類とする。評価方法は、効果的・効率的な研究の推進と、研究員の意識啓発をねらいに、客観的判断が可能な5段階評価方式とする。 | ||||||||
事前評価項目 |
中間評価項目 |
事後評価項目 |
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評価結果に対する対応 |
●基本的な考え方 委員の評価点は、研究者が自らの研究を客観的に評価するための参考とする。また、それぞれの評価コメントは、技術移転や研究立案に役立てていく。 ●評価点の基準 事前評価(項目1、2、3、4)、中間評価(項目1、2を総合的に判断) 5点 優れる 事後評価(項目1) 5点 計画を大きく上回る成果となった ●最終評価点の算出方法 事前評価: 各評価項目における全委員の評価点を平均し、小数点第二位を四捨五入したものを、各評価項目の評価点とする。最終評価点は、各評価項目の評価点の平均値を算出し、小数点第二位を四捨五入したものとする。 中間評価、事後評価: 全委員の評価点を平均し、小数点第二位を四捨五入したものを最終評価点とする。 ●最終評価点が3点未満となった課題に対する対応 研究企画管理委員会により今後の対応を協議する。 |
氏名 | 所属 | 役職 |
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奥田徹 | 山梨大学 | 理事・副学長 |
中川裕子 | 山梨学院短期大学 | 教授 |
柳本 知一 | 一般社団法人 甲府宝飾協会 山梨県貴金属装身具技能士会 |
理事 理事 |
小林新司 | (有)テンジン | 代表取締役社長 |
竹村 茂樹 | ウィールビー | 代表 |
氏名 | 所属 | 役職 |
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郷健太郎 | 山梨大学 | 教授 |
平晋一郎 | 山梨大学 | 准教授 |
青木一樹 | キヤノンアネルバ(株) | 富士事業所長 |
小澤一昭 | (株)山梨県環境科学検査センター | 代表取締役社長 |
菊地明久 | (株)長田電材工業 | 代表取締役社長 |
課題名 | 実施年度 |
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県産日本酒の競争力向上のための新規日本酒酵母に関する研究 | 令和2~6年度 |
健康志向のパン製造技術の開発 | 令和4~6年度 |
宝石鑑別支援ツールの開発 | 令和5~6年度 |
パラメトリックデザインの地場産業への活用に関する研究 | 令和5~6年度 |
はっ水性の評価方法の検討 | 令和6年度 |
課題名 | 実施年度 |
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CNF技術を応用した新規和紙製品開発 | 令和4~6年度 |
NC制御による局所的ピーニング処理法の研究 | 令和5~6年度 |
ダイカスト金型の高機能化に関する研究 | 令和5~6年度 |
AI検査に適した検査環境構築に関する研究 | 令和5~6年度 |
マグネシウム合金鋳造時の金型不具合に関する研究 | 令和5~6年度 |
三次元座標測定機の定期管理方法についての研究 | 令和5~6年度 |
水素・燃料電池システムの電動アシスト自転車適用評価 | 令和6年度 |
多軸ロボットの耐久試験への適用とその評価 | 令和5~6年度 |
課題名 | 実施年度 |
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保存性と栄養価の高いパン類の開発 | 令和8~10年度 |
気候変動に適応するブドウ品種を用いた高品質な県産ワインの製造技術に関する研究 | 令和8~10年度 |
宝石加工用木ゴマの材料に関する研究 | 令和8~9年度 |
パラメトリックデザイン手法による有機的形状デザイン開発に関する研究 | 令和8~9年度 |
フォトグラメトリを用いた地域資源の高精度三次元化と活用に関する研究 | 令和8~9年度 |
光学特性を活用した織物の開発 | 令和8~10年度 |
課題名 | 実施年度 |
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脱炭素化に貢献する輸送機器部材の表面処理方法の開発 | 令和8~10年度 |
微細形状転写用金型の成形技術に関する研究 | 令和8~10年度 |
放射妨害波測定における広帯域タイムドメインスキャンの活用に関する研究 | 令和8~9年度 |
メタサーフェスを応用したアンテナの開発 | 令和8~9年度 |
産業用ロボットを用いたスパークリングワインのオリ下げ工程におけるオリの挙動解析 | 令和8~9年度 |
デジタルエンジニアリングにおけるエックス線CT検査装置の活用について | 令和8~9年度 |
課題名 | 実施年度 |
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山梨の特徴的な素材を生かしたアップサイクル技術の開発 | 令和6~8年度 |
「1.試験研究課題の外部評価に対する考え方研究課題の評価方法」に示している方法に基づき、研究主担当者が研究結果(事後評価)、研究計画(事前評価)および研究の進捗度(中間評価)についての説明を行い、外部評価委員の皆様から評価をいただきました。
それぞれの研究課題に対し評価委員の皆様からいただいたコメント等の評価結果は、今年度実施する研究や来年度の研究計画立案および研究結果の技術移転等に活かしていきます。