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更新日:2017年5月16日

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遺跡トピックスNo.392大師東丹保遺跡〔だいしひがしたんぼいせき〕(南アルプス市)

 

南アルプス市の遺跡

0006十五所遺跡-方形周溝墓-
0010大師東丹保遺跡-網代-
0108大師東丹保遺跡-遺跡から発見された地震のツメ跡-
0149大師東丹保遺跡-木製品-
0200大師東丹保遺跡-出土した種子は何?-
0259大師東丹保遺跡-下駄-
0287大師東丹保遺跡-扇子の骨組-
0357大師東丹保遺跡-洪水に埋もれた中期古墳-
0392大師東丹保遺跡-地震痕のある遺跡-
0017二本柳遺跡-木棺墓-
0122二本柳遺跡-福寿院跡-
0164二本柳遺跡出土の擂鉢-
0276二本柳遺跡-火きり臼-
0023宮沢中村遺跡-昆虫・網代-
0051仲田遺跡-田んぼ-
0052百々遺跡-八稜鏡-
0065百々遺跡-錘-
0066百々遺跡-馬の骨-
0101百々遺跡-洪水の跡-
0136百々遺跡-浄瓶-
0172百々遺跡-平安時代の住居跡-
0269百々遺跡-黒色土器-
0274百々遺跡-古代のウシ・ウマ-
0077善応寺遺跡-祭祀の水場-
0081油田遺跡-田んぼと木製品-
0144油田遺跡-木製竪杵-
0231油田遺跡-体験学習用の復元品-
0084堤防遺跡No.23-堤防の内部-
0409釜無川堤防跡遺跡-
0105石橋北屋敷遺跡-道路跡・区画溝-
0106村前東A遺跡-パレススタイルの壺-
0241村前東A遺跡-手焙形土器-
0250村前東A遺跡-住居跡-
0286村前東A遺跡-S字甕-
0139宮沢中村遺跡-茶碗の焼継ぎ-
0163大塚遺跡-約1,700年前の家の跡-
0168新居道下遺跡の住居跡-
0216長田口遺跡の鏡片-
0340向河原遺跡-水田跡と杭列-

全景

写真1:大師東丹保遺跡全景

大師東丹保遺跡(だいしひがしたんぼいせき)は、山梨県南アルプス市の南端に位置する13世紀(鎌倉時代)の村落遺跡です。本遺跡は、1993年4月から同年12月にかけて、甲西道路や中部横断自動車道の建設に際して発掘調査が行われました。

東日本大震災によって関東各地でも地割れや液状化による被害を受けました。なんと、この遺跡からも弥生時代後期から古墳時代初頭の地震痕が見つかっています。

地割れ


写真2:畔を切る地割れ

地割れは、水田の畔を切っており、小さいながらも段差やずれを生じさせています。

噴砂


写真3:噴砂断面

大きな地震によって液状化を起こすと、地下から泥水が噴出しそれに伴い砂が吹き出した痕跡が残ります。これが「噴砂」です。過去に大きな地震があった証拠です。

遺跡から地震の痕跡が見つかったということは、その場所でむかし地震があったことをはっきり示し何十年何百年後に、同様の地震が起きる可能性が高いといえます。

遺跡がもっている情報は過去の出来事だけでなく、将来に起きることを伝えるものであります。

所在地:南アルプス市大師字東丹保

時代:弥生時代・鎌倉時代

調査期間:1993年4月12日~12月27日

報告書:山梨県教育委員会1997『大師東丹保遺跡』

山梨県埋蔵文化財センター調査報告第131集

 

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