ページID:122873更新日:2025年12月4日

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新年干支展─午─

県立考古博物館では令和8年の干支・午(ウマ)にちなんだ考古資料を紹介するミニ展示「新年干支展」を開催いたします。

は十二支の7番目で、動物は馬を当てます。干支の午は、エネルギッシュで自由な馬を象徴し、「速さ」「情熱」「前進力」を意味する年とされています。古くから馬は神の使いとされ、願いを届ける存在として信仰されてきました。

画像:甲斐銚子塚古墳出土・三角縁神獣車馬鏡画像:甲斐銚子塚古墳出土・三角縁神獣車馬鏡(拡大)
三角縁神獣車馬鏡(複製)
甲斐銚子塚古墳(甲府市)出土
当館蔵(原品は東京国立博物館蔵)
内区に四頭立ての馬車が表現されています(右は馬車部分の拡大)

画像:かんかん塚古墳出土・馬具
馬具(轡・輪鐙・三環鈴)
かんかん塚古墳(甲府市)出土
山梨県指定文化財・当館蔵

今回の展示では、山梨(甲斐国)と馬の深い関わりにも注目します。

甲府市の東山北遺跡や塩部遺跡からは、日本最古級の家畜化されたウマの歯が出土しています。また、奈良時代には天皇の勅旨によって「御牧(みまき)」が開発され、甲斐国には穂坂牧・真衣野牧・柏前牧の3ヶ所が設けられ、毎年60疋(匹)の馬が朝廷に献上されました。さらに、南アルプス市の百々遺跡からは平安時代のウマの全身骨格を含む多数の牛馬骨が出土しており、甲斐国が良質な馬の生産地であったことを示しています。

今回のミニ展示では、山梨県内の遺跡から出土したウマに関連する考古資料をご紹介するとともに、古来より続くヒトとウマのつながりについて考えます。

また、令和7年1月2日・3日には、お正月イベント「考古博deお正月」を開催予定です。ぜひ本展のご観覧と合わせてご参加ください。

皆様のご来館をお待ちしております。

展示のご案内

会期

令和8年1月2日(金曜日)~25日(日曜日)

会期中の休館日

月曜日(1月12日は開館)、1月13日(火曜日)~18日(日曜日)

1月13日(火曜日)~18日(日曜日)の間は、館内整備等により休館いたします。休館中は大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解・ご了承くださいますようお願いいたします。

開館時間

午前9時~午後5時(入館の受付は午後4時30分まで)

会場

県立考古博物館・エントランスホール
甲府市下曽根町923(GoogleMaps

観覧料

無料

お問い合わせ

県立考古博物館

電話:055-266-3881FAX:055-266-3882

受付時間:午前9時~午後5時(入館の受付は午後4時30分まで)

休館日:月曜日(令和8年1月12日は開館)、12月9日(火曜日)~14日(日曜日)、30日(火曜日)~令和8年1月1日(木曜日)、13日(火曜日)~18日(日曜日)

12月9日~14日の間は、特別展の撤収等により臨時休館いたします。12月30日~令和8年1月1日の間は年末年始の休館となります。1月13日~18日の間は館内整備等により休館いたします。休館中は大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解・ご了承くださいますようお願いいたします。

このページに関するお問い合わせ先

山梨県観光文化・スポーツ部考古博物館 
住所:〒400-1508 甲府市下曽根町923
電話番号:055(266)3881   ファクス番号:055(266)3882

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