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山梨県の現在の警報等発令
【警 報】インフルエンザ(中北、峡東保健所管内)

この時期注意が必要です!

 keihou 

 

YCDC医師からのメッセージ

 

 定点情報(2026年第2週:1月5日~1月11日)/ その他情報(公表までに把握した情報)

                             (1月15日 山梨大学医学部附属病院 井上修 医師)

【要約】
・新年の生活が再開され医療機関の診療も始まったため、先週のデータから集計値が大きく変化しています。
・新型コロナウイルス感染症の流行は小康状態ですが報告数は昨年末より増加しています。
・インフルエンザの流行は収束傾向にありますが、増加に転じる可能性があります。


〇リスクアセスメント
【新型コロナウイルス感染症】
第2週は定点医療機関から合計81人(定点あたり2.31)の報告がありました。数値的には小康期のレベルにありますが、昨年11月末と同レベルまで増加しています。
下水中のウイルス量に目立った増加はみられないため、市中での感染がひどく拡大している状況ではなさそうです。

【インフルエンザ】
定点あたりの新規患者数が10.03(351人)と前週より増加していますが、昨年12月末から減少傾向にあるとみられます。現在も報告数が多いエリアは中北(13.83)と峡東(10.33)です。富士・東部、甲府市、峡南の各エリアは昨年第52週(12月末)と比較して減少傾向にあり警報や注意報が解除となるレベルまで改善していますが、新学期をむかえ学童を中心に感染が再度拡大する懸念があり、引き続き注意が必要です。

【感染性胃腸炎】
定点医療機関から合計89人(定点あたり4.24)の感染報告がありました。集団発生の報告はありませんが、各エリアで増減をくり返し一定数の感染が報告され続けているため、注意が必要です。

【百日咳】
1名の感染報告がありました。昨年同時期より報告数は大きく減っていますが、まだしばらくは注意が必要です。


○対応
新型コロナウイルス感染症の流行は落ち着いた状況にありますが、例年冬期に感染が拡大してきましたので、健康に不安のある方は今のうちにかかりつけ医など医療機関でワクチン接種についてご相談ください。

インフルエンザは昨年12月上旬にピークを迎え、現在は減少傾向にあるとみられます。しかし今後もB型やAH1型など12月とは異なる型のインフルエンザが流行する可能性がありますので、引き続き感染対策をご継続下さい。

百日咳への注意は引き続き必要です。ワクチン接種対象の月齢(生後2か月)に達した乳児には、百日咳を含むワクチン(定期接種)接種を速やかに受けさせてあげるようにしましょう。また、新生児、乳児が罹患しないよう周囲の大人が感染対策を講じる必要があります。咳エチケットに加え、乳児への百日咳対策として妊娠27-36週の妊婦さんは三種混合ワクチン接種を引き続きご検討いただき、希望される場合や不明な点については産科主治医へご相談ください。

 

*関連ページ

インフルエンザ ⇒ 山梨県感染症ポータルサイト / 厚生労働省(インフルエンザQ&A) / 国立健康危機管理研究機構

 

感染症発生状況

 

今週の感染症発生状況はこちら をご覧ください ! 

 *保健所毎疾患毎(インフルエンザ・コロナ・RSウイルス・感染性胃腸炎など)に今週の状況がご覧になれます。

      2026年1月15日作成

インフルエンザ及び新型コロナウイルス感染症について県内35箇所(2025年14週までは41箇所)の定点医療機関から
報告された患者数及び1医療機関あたりの患者数を集計しました【赤色警報 黄色注意報】。

対象期間:2026年第2週〔2026年1月5日(月曜日)~2026年1月11日(日曜日)〕

          インフルエンザ流行マップ中北峡東警報レベル                          新型コロナウイルス感染症流行マップ39w                           

  ◆下記数値は、「初回公表時点での数値」を掲載しています。また、医療機関から報告がなかった場合は定点当たり数値の算出対象から除いています。

インフルエンザ
山梨県 中北 峡東 峡南 富士・東部 甲府市
2週 報告数 351 166 62 15 53 55
定当 10.03 13.83 10.33 5.00 7.57 7.86
1週 報告数 176 85 21 18 19 33
定当 5.03 7.08 3.50 6.00 2.71 4.71
52週 報告数 908 464 134 38 164 108
定当 25.94 38.67 22.33 12.67 23.43 15.43
51週 報告数 1,284 626 207 28 241 182
定当 36.69 52.17 34.50 9.33 34.43 26.00
50週 報告数 1,460 769 199 24 257 211
定当 41.71 64.08 33.17 8.00 36.71 30.14
新型コロナウイルス感染症*
山梨県 中北 峡東 峡南 富士・東部 甲府市
2週 報告数 81 36 20 4 10 11
定当 2.31 3.00 3.33 1.33 1.43 1.57
1週 報告数 34 22 9 2 0 1
定当 0.97 1.83 1.50 0.67 0 0.14
52週 報告数 31 19 3 3 1 5
定当 0.89 1.58 0.50 1.00 0.14 0.71
51週 報告数 54 21 14 2 2 15
定当 1.54 1.75 2.33 0.67 0.29 2.14
50週 報告数 60 24 16 5 2 13
定当 1.71 2.00 2.67 1.67 0.29 1.86

 

*本県独自基準 以下の数値を目安にYCDC医師と協議の上決定(注意報目安:定点あたり10以上、警報目安:定点あたり15以上)

発生動向に関する各種資料 (定点把握対象疾患・全数把握対象疾患の発生状況病原体検出状況などがご覧になれます)

集団感染事例及び学級閉鎖等措置状況(PDF:31KB) ※過去の分はこちら
 
施設から報告のあった事例保健所及び施設種類ごとにご覧になれます。県保健所管内のみの情報です)

  *2025年第36週以降の状況
    新型コロナ措置状況(PDF:55KB)
    インフルエンザ措置状況(PDF:54KB)
    感染性胃腸炎措置状況(PDF:54KB)
  *甲府市の状況は こちら

 

新型コロナウイルス感染症について

 新型コロナウイルス感染症とは、新型コロナウイルスによって起きる感染症です。主に鼻やのど、気管、肺などの臓器(呼吸器)に感染し、インフルエンザや風邪に似た症状を引き起こします。
   *新型コロナウイルス感染症の法律上の位置づけは、令和5年5月8日から「5類感染症」に移行しました。

新型コロナウイルス感染症に関する詳細情報は以下のページをご覧ください。

 

下水サーベイランス

 下水中のウイルスを検査・監視する下水サーベイランス(下水疫学調査)は、受診行動や検査数等の影響を受けることなく、無症状感染者を含めた感染状況を反映する客観的指標としての活用が期待されています。
 本県では感染状況のトレンドを把握し、感染対策に活用するため、令和5年7月から下水サーベイランス事業を実施しています。

 詳しい情報は こちら

最新・話題のレポート


 〇厚生労働省や国立感染症研究所などが公表する最新・話題のレポート

 〇YCDCレポート

 〇感染症対策グループHP

山梨県で発生している感染症情報

警報

インフルエンザ(中北保健所、峡東保健所管内)

注意報

なし