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山梨県の現在の警報等発令
【注意報】インフルエンザ(峡東保健所管内)

注意が必要です!

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YCDC医師からのメッセージ

 

 定点情報(2026年第11週:3月9日~3月15日)/ その他情報(公表までに把握した情報)

                             (3月19日 山梨大学医学部附属病院 井上修 医師)

【要約】
インフルエンザ:注意報レベルを超えている地域は峡東エリアのみとなりました。
新型コロナウイルス感染症:大きな増減はなく、落ち着いた状態が続いています。
感染性胃腸炎:一定数の報告が続いており、集団感染に注意が必要です。
麻しん(はしか):周辺都県で報告が増えており、注意が必要です。

 

〇リスクアセスメント

【インフルエンザ】
定点あたりの新規患者数は7.29(255人)で前週(10.26、359人)より、さらに減少しました。中北と富士・東部の両エリアは報告数が減少し警報は解除となり、現在も注意報レベルにあるのは峡東エリア(11.33)のみとなります。

【新型コロナウイルス感染症】
定点あたりの新規患者数は1.77(62人)と前週とほぼ同じレベルにあり、小康状態を保っています。下水中のウイルス量にも目立った増加はみられていません。

【感染性胃腸炎】
定点医療機関から合計80人(定点あたり3.81)の報告がありました。各エリアで増減をくり返し一定数の感染が報告され続けています。医療機関での集団発生が1件報告されました。ノロウイルスの場合はごくわずかな量の吐物や排泄物でも感染が拡がってしまうため、しばしば集団感染がひきおこされてしまいます。

【麻しん(はしか)】
山梨県内では2019年に2例の陽性報告がなされて以降、現在まで発生報告はありません。しかし東京都では集団感染が報告され、神奈川県でも本年になってから既に10人以上の感染報告がなされています。全国的にみても第10週までに累計が100人となっており、昨年同時期の22人を大きく超える患者数となっています。海外渡航歴がなく国内で感染してしまった事例が多くなっています。麻しんワクチン未接種者を中心に、国内での感染拡大が懸念される状況です。

 

○対応
インフルエンザの流行は峡東エリアで続いていますがその他のエリアでは今季の流行も収束に向かっているようです。新型コロナウイルス感染症は小康状態を保っています。これまで同様に基本的な感染対策を励行しましょう。咳やくしゃみ、咽頭痛などで調子の悪い方は、咳エチケットとして外出時や人が集まる場面でマスクを着用しましょう。

東京都や神奈川県で、麻しん(はしか)の感染報告が続いており、10代から20代の罹患が目立ちます。麻しんは感染力がきわめて強い感染症です。感染すると約10〜12日後に発熱や咳、鼻水、目の充血といった風邪のような症状が現れ、2〜3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発しんが出現します。
麻しんは予防接種で防ぐことができる病気です。麻しんの定期予防接種(第1期:1歳児、第2期:小学校就学前の1年間)をまだ受けていない方は、かかりつけ医に相談し、早めに予防接種を受けましょう。
海外からの帰国後などに発熱や目の充血、発しんなど麻しんを疑う症状が出た場合は、受診する前に、電話でかかりつけ医や最寄りの医療機関へご相談ください。受診の際は、必ず事前に受診先へ相談し、公共交通機関は利用せず自家用車などで受診してください。


暖かい日が増え、桜も開花し、春らしくなってきました。アウトドアでの活動がしやすくなる季節です。山野ではマダニが活動を始める時期ですので、刺されない対策が必要です。
昨年は山梨県内でもマダニが媒介する感染症の「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」が発生しています。素肌をマダニに刺されることで、マダニの体内にいるSFTSウイルスに感染し、おきる病気です。山野でのレジャーや作業の際には、手や足の皮膚をマダニに刺されないよう長袖を着用し、ソックスでズボンの裾を覆うなど工夫をしましょう。虫除けスプレーを手足や首、お腹などに噴霧することも効果的です。アウトドアでの活動はマダニ対策をしっかりと行い、安全に楽しみましょう。

 

 

*関連ページ

インフルエンザ ⇒ 山梨県感染症ポータルサイト / 厚生労働省(インフルエンザQ&A) / 国立健康危機管理研究機構
麻しん ⇒ 山梨県感染症ポータルサイト / 厚生労働省 / 国立健康危機管理研究機構
マダニ対策について(国立健康危機管理研究機構)

 

感染症発生状況

 

今週の感染症発生状況はこちら をご覧ください ! 

 *保健所毎疾患毎(インフルエンザ・コロナ・RSウイルス・感染性胃腸炎など)に今週の状況がご覧になれます。

      2026年3月19日作成

インフルエンザ及び新型コロナウイルス感染症について県内35箇所の定点医療機関から報告された
患者数及び1医療機関あたりの患者数を集計しました【赤色警報 黄色注意報】。

対象期間:2026年第11週〔2026年3月9日(月曜日)~2026年3月15日(日曜日)〕

          インフルエンザ流行マップ11w                          新型コロナウイルス感染症流行マップ39w                           

  ◆下記数値は、「初回公表時点での数値」を掲載しています。また、医療機関から報告がなかった場合は定点当たり数値の算出対象から除いています。

インフルエンザ
山梨県 中北 峡東 峡南 富士・東部 甲府市
11週 報告数 255 118 68 4 37 28
定当 7.29 9.83 11.33 1.33 5.29 4.00
10週 報告数 359 168 69 6 73 43
定当 10.26 14.00 11.50 2.00 10.43 6.14
9週 報告数 539 269 59 15 105 91
定当 15.40 22.42 9.83 5.00 15.00 13.00
8週 報告数 1,027 543 118 25 155 186
定当 29.34 45.25 19.67 8.33 22.14 26.57
7週 報告数 1,465 737 204 34 248 242
定当 41.86 61.42 34.00 11.33 35.43 34.57
新型コロナウイルス感染症*
山梨県 中北 峡東 峡南 富士・東部 甲府市
11週 報告数 62 38 9 3 8 4
定当 1.77 3.17 1.50 1.00 1.14 0.57
10週 報告数 45 24 8 6 4 3
定当 1.29 2.00 1.33 2.00 0.57 0.43
9週 報告数 52 29 5 13 1 4
定当 1.49 2.42 0.83 4.33 0.14 0.57
8週 報告数 78 28 7 18 13 12
定当 2.23 2.33 1.17 6.00 1.86 1.71
7週 報告数 93 53 10 4 14 12
定当 2.66 4.42 1.67 1.33 2.00 1.71

*本県独自基準 以下の数値を目安にYCDC医師と協議の上決定(注意報目安:定点あたり10以上、警報目安:定点あたり15以上)

発生動向に関する各種資料 (定点把握対象疾患・全数把握対象疾患の発生状況病原体検出状況などがご覧になれます)

集団感染事例及び学級閉鎖等措置状況(PDF:36KB) ※過去の分はこちら
 
施設から報告のあった事例保健所及び施設種類ごとにご覧になれます。県保健所管内のみの情報です)

  *2025年第36週以降の状況
    新型コロナ措置状況(PDF:58KB)
    インフルエンザ措置状況(PDF:58KB)
    感染性胃腸炎措置状況(PDF:57KB)
  *甲府市の状況は こちら

 

新型コロナウイルス感染症について

 新型コロナウイルス感染症とは、新型コロナウイルスによって起きる感染症です。主に鼻やのど、気管、肺などの臓器(呼吸器)に感染し、インフルエンザや風邪に似た症状を引き起こします。
   *新型コロナウイルス感染症の法律上の位置づけは、令和5年5月8日から「5類感染症」に移行しました。

新型コロナウイルス感染症に関する詳細情報は以下のページをご覧ください。

 

下水サーベイランス

 下水中のウイルスを検査・監視する下水サーベイランス(下水疫学調査)は、受診行動や検査数等の影響を受けることなく、無症状感染者を含めた感染状況を反映する客観的指標としての活用が期待されています。
 本県では感染状況のトレンドを把握し、感染対策に活用するため、令和5年7月から下水サーベイランス事業を実施しています。

 詳しい情報は こちら

最新・話題のレポート


 〇厚生労働省や国立感染症研究所などが公表する最新・話題のレポート

 〇YCDCレポート

 〇感染症対策センターHP

山梨県で発生している感染症情報

警報

なし

注意報

インフルエンザ(峡東保健所管内)