更新日：2018年7月12日
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山梨の河川事業概要
河川改修の推進
平成9年に河川法が改正され、法の目的に「治水」、「利水」だけでなく、「河川環境の整備と保全」が位置づけられるとともに、地域住民の意見を反映した河川整備の計画制度の導入が定められました。山梨県では上記法改正を踏まえ、安全で活力ある県土を創出する事を目的として、
- 「多自然川づくり」の促進により自然との共生を図る。
- 急流部における河川の氾濫による災害を防止し、流域の治水安全度を高める。
- 地域住民の意見を反映した安らぎとうるおいのある河川空間の創出を図る。
などを基本方針に治水事業を計画的かつ強力に推進しています。
基幹河川改修事業（広域河川改修事業、流域治水対策河川事業）
指定区間内の一級、二級河川において施工される改良工事であって、その総事業費がおおむね12億円以上の事業。
- 鎌田川（甲府市・中央市）
- 平等川（笛吹市）等
統合一級河川整備事業（総合流域防災事業）
指定区間内の一級河川において県が実施する河川工事で、1事業の総事業費が50億円未満の事業。
- 間門川（甲府市）
- 古川（韮崎市）等
なお、五明川は度重なる浸水被害のため、平成15年度より緊急対策特定区間整備事業として位置づけ、平成19年度までの5ヶ年間で事業費を集中的に投資し、河川改修が完了しました。
特定構造物改築事業
指定区間内の一級河川において施行される河川管理施設の改築並びに長寿命化計画に基づく河川管理施設の延命化に必要な事業。
- 五明川排水機場（南アルプス）
- 東川排水機場（富士川町）等
平等川(笛吹市)
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東川排水機場(富士川町) |
障害防止対策河川事業
北富士演習場は米軍の演習により荒廃地区が約2千haに及んでいるため、降雨融雪時などは多量の土砂が流失し、下流地域の被害を防止するため河川の改修工事を実施する事業。
- 桂川（都留市）
県単独河川改良事業
河道の改修やこれに伴う橋梁の架け替えなどを実施します。
- 鳴沢川（市川三郷町）等
馬場川(笛吹市)
鳴沢川(市川三郷町)
河川環境の整備・保全
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荒川(甲府市) |
公共土木施設災害復旧
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常葉川(旧下部町) |
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亀沢川(旧敷島町) |
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渋川(旧石和町) |
河川管理の強化・維持修繕
災害情報伝達施設、備蓄施設の整備・保守・点検
河川防災情報基盤緊急整備事業
県土を災害から守るため雨量、水位等の情報をリアルタイムに収集、配信できる「総合河川情報システム」
県内各地の現在の雨量及び水位はこちら
総合河川情報システムのイメージ
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総合河川情報システム観測局位置図 |
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印川(市川三郷町) |
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