更新日:2018年11月7日

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山岳遭難発生状況

山岳遭難の傾向として、中高年層(40歳以上)による遭難者が多く(約80%)を占めています。

特に、高齢者(65歳以上)による滑落や転倒による怪我、体調不良といった形態が目立ちます。さらに、低山のため、照明具や地図を持参せず日没やルートを見失い、道に迷う形態が多くなっています。

登山の前には、事前に登山ルートの確認を入念に行い、準備運動や体調管理を万全にして、決して無理をしないよう安全登山を心がけて下さい。

最新の山岳遭難状況は「山岳遭難ファイル」に掲載されています

平成30年夏期期間中における山岳遭難発生状況

平成30年の夏期期間中における山岳遭難状況は、発生55件遭難者数62人(死亡8人、負傷26人、無事救助26人、行方不明2人)でした。(内訳は下記の表を参照してください。)

山系別では、南アルプス山系が29件30人と最も多く、態様別については滑落及び道迷いが12件と最も多い状況でした。

また、遭難者に占める40歳代以上の割合が、49人(79.0%)と約8割を占めています。

 

年(7月~8月) 発生件数 遭難者数 死者 負傷 無事救助 行方不明
平成30年 55件 62人 8人 26人 26人 2人
平成29年 48件 49人 6人 32人 10人

1人

前年比 +7件 +13人 +2人 -6人 +16人 +1人

平成29年の山岳遭難発生状況

平成29年の山岳遭難は、統計を取り始めた昭和40年以降、発生件数、遭難者数が過去最多となりました。詳細については、下記の表を参照してください。

発生件数 遭難者数 死者 負傷 怪我なし 行方不明
平成29年 161件 180人 30人 81人 68人 1人
平成28年 149件 160人 25人 93人 41人 1人
前年比 +12件 +20人 +5人 -12人 +27人 ±0人

発生の態様として、滑落等での遭難が最も多く、24件中12件の発生がありました。

冬期となり、山の過酷さは極めて高くなり、少しの過信や油断が大きな事故を招くことになります。特に富士山では、遭難者の半数以上が死亡し、そのほかの遭難者も負傷しています

 山岳遭難ファイル

平成30年11月中の山岳遭難発生状況

発生日

場所

形態

性別

年齢

概要

4日

日曜

八ヶ岳

(編笠山)

その他

55歳

テント泊中、体調不良により救助要請(県防災ヘリ「あかふじ」が救助)

3日

土曜

秩父山系

(雁坂峠)

発病

57歳

下山中、体調不良により救助要請(県防災ヘリ「あかふじ」が救助)

1日

木曜

大菩薩・道志山系

(倉岳山)

転倒

48歳

下山中、岩につまずき転倒し、左足首を骨折

掲載されている発生状況は、山梨県で発生した全ての山岳遭難ではありません。

これまでに掲載したもの

平成30年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月    

平成29年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

平成28年

8月 9月 10月 11月 12月              

 

お問い合わせ

山梨県警察本部地域課 
住所:〒400-8586 甲府市丸の内1-6-1
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