更新日:2017年4月24日

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山岳遭難発生状況

山岳遭難の傾向として、中高年層(40歳以上)による遭難者が多く(約85%)を占めています。

特に、高齢者(65歳以上)による滑落や転倒による怪我、体調不良といった形態が目立ちます。

登山の前には、事前に登山ルートの確認を入念に行い、準備運動や体調管理を万全にして、決して無理をし

ないよう安全登山を心がけて下さい。

最新の山岳遭難状況は「山岳遭難ファイル」に掲載されています

麓は春でも山は冬NEW画像

山岳地域では、融雪出水期を迎え、気温の上昇に伴う雪崩及び落雪の発生が予想されます。

また、春は天気の変化が激しい季節です。

低気圧の通過に伴い、気温の急降下、突風や落雷が発生することも珍しくありません。山岳での天気の変化は、さらに激しく、冬のような天気となってしまうこともあります。

ゴールデンウィーク中の登山は、春山だからと、安心して山の状況を考えずに登山計画を立てることは命取りになりかねません。

安全に登山を楽しむためには、事前に週間天気予報などを参考に、行動期間中の天気の様子を見極めて登山計画を立てることが大切です。

行動中は常に最新の気象情報に留意して、天気の急変が見込まれる場合には、すぐに下山の判断をするなど、安全最重視の心構えが重要です。

平成28年中の山岳遭難発生状況

平成28年中における山岳遭難の発生状況は、統計を取り始めた昭和40年以降、発生件数、遭難者数ともに過去最高となりました。(暫定値)

発生件数 遭難者数 死亡 負傷 怪我なし 行方不明
平成28年 149件 160人 25人 93人 41人 1人
平成27年 107件 124人 25人 58人 40人 1人
前年比 +42件 +36人 ±0人 +35人 +1人 ±0人

 

遭難者の居住地別

平成28年中の遭難者160人については、首都圏(東京都、神奈川県、群馬県、埼玉県、千葉県、山梨県、栃木県)に居住する方が113人と全体の70パーセントを占めます。

なかでも、東京都に住む方は、55人と最も多いです。

山岳遭難2

 山岳遭難ファイル

平成29年4月中の山岳遭難発生状況

発生日

場所

形態

性別

年齢

概要

23日

日曜

大菩薩・道志山系

(高川山)

滑落

76歳

高川山登頂後、下山中に登山道から足を滑らせて約7メートル滑落し右肩を負傷(防災ヘリ「あかふじ」が救助)

23日

日曜

南アルプス山系

(甲斐駒ケ岳)

不明

不明

不明

七丈小屋管理人から登山者が戻ってこない旨の通報を受け捜索したところ、赤石沢で遺体を発見したもの(県警ヘリ「はやて」が収容)

17日

月曜

南アルプス山系

(薬師岳)

道迷い

62歳

地蔵岳・観音岳・薬師岳を縦走後、下山途中で残雪等のため道に迷ったもの

16日

日曜

大菩薩・道志山系

(本社ヶ丸)

発病

69歳

本社ヶ丸登頂後、体調不良により救助要請(防災ヘリ「あかふじ」が救助)

12日

水曜

大菩薩・道志山系

(大室山)

道迷い

34歳

46歳

大室山登頂後、下山途中で道に迷い救助要請(県警ヘリ「はやて」が救助)

3日

月曜

大菩薩・道志山系

(扇山)

道迷い

77歳

扇山登頂後、百蔵山に向かっている途中で道に迷い救助要請

 

平成29年3月中の山岳遭難発生状況

発生日

場所

形態

性別

年齢

概要

29日

水曜

南アルプス山系

(甲斐駒ケ岳)

滑落

24歳

他の登山者からの遭難通報により捜索したところ、登山道から下方約55メートル地点で心肺停止状態の遭難者を発見(県警ヘリ「はやて」が収容)

13日

月曜

南アルプス山系

(大門沢)

滑落

45歳

大門沢小屋を目指し登山中、滑落した後雪崩に巻き込まれ死亡(県警ヘリ「はやて」が収容)

9日

木曜

大菩薩・道志山系

(高畑山)

道迷い

79歳

高畑山を目指し登山中、道に迷い救助要請(県警ヘリ「はやて」が救助)

9日

木曜

南アルプス山系

(黒河内岳)

転倒

33歳

黒河内岳を目指し登山中、落ち葉に隠れていた氷塊に足を滑らせ転倒し、顔面を負傷(防災ヘリ「あかふじ」が救助)

掲載されている発生状況は、山梨県で発生した全ての山岳遭難ではありません。

これまでに掲載したもの

成29年2月掲載分

 

お問い合わせ

山梨県警察本部地域課 
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電話番号:055(221)0110(代表)