更新日:2017年8月15日

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山岳遭難発生状況

山岳遭難の傾向として、中高年層(40歳以上)による遭難者が多く(約85%)を占めています。

特に、高齢者(65歳以上)による滑落や転倒による怪我、体調不良といった形態が目立ちます。

登山の前には、事前に登山ルートの確認を入念に行い、準備運動や体調管理を万全にして、決して無理をし

ないよう安全登山を心がけて下さい。

最新の山岳遭難状況は「山岳遭難ファイル」に掲載されています

平成29年7月中の山岳遭難発生状況

先月中の山岳遭難発生状況は、発生27件、遭難者数28人でした。このうち南アルプス山系での遭難は、18件発生し、うち北岳、農鳥岳における遭難は12件発生しています。(詳細については、下記山岳遭難ファイル参照)

また、遭難の傾向として転倒が9件、転・滑落が6件となっています。また、熊に遭遇し負傷、蜂に襲われ負傷など、動物の襲撃による遭難も発生しています。熊除けの鈴等の携行をお願いします。

平成28年(7~8月)中の山岳遭難発生状況

昨年の夏期(7~8月)中の遭難件数は、発生48件、遭難者数49人であり、このうち南アルプス山系での遭難が31件と半数以上を占めます

また、南アルプス山系内でも白峰三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)での発生が17件と半数以上を占めています

夏期になり、標高の高い山への入山も多くなるにつれ、体力不足などにより下山中に滑落・転落、転倒などの遭難が発生しています。さらに、滑落、転倒等に至らないまでも、岩場の突起や落石等で頭部を負傷することがありますので、登山用のヘルメットの着用をお願いします。

 平成29年上半期の山岳遭難発生状況

平成29年上半期における山岳遭難の発生状況は、統計を取り始めた昭和40年以降最多となった昨年の上半期を更に上回るペースで発生しました。

発生件数 遭難者数 死亡 負傷 怪我なし 行方不明
平成29年6月末 54件 58人 12人 23人 23人 0人
平成28年6月末 48件 54人 9人 27人 18人 0人
前年比 +6件 +4人 +3人 -4人 +5人 ±0人

平成28年中の山岳遭難発生状況

平成28年中における山岳遭難の発生状況は、統計を取り始めた昭和40年以降、発生件数、遭難者数ともに過去最高となりました。

発生件数 遭難者数 死亡 負傷 怪我なし 行方不明
平成28年 149件 160人 25人 93人 41人 1人
平成27年 107件 124人 25人 58人 40人 1人
前年比 +42件 +36人 ±0人 +35人 +1人 ±0人

 

遭難者の居住地別

平成28年中の遭難者160人については、首都圏(東京都、神奈川県、群馬県、埼玉県、千葉県、山梨県、栃木県)に居住する方が113人と全体の70パーセントを占めます。

なかでも、東京都に住む方は、55人と最も多いです。

山岳遭難2

 山岳遭難ファイル

平成29年8月中の山岳遭難発生状況

発生日

場所

形態

性別

年齢

概要

12日

土曜

南アルプス山系

(七面山)

その他

5歳

登山中、体調不良(防災へリ「あかふじ」が救助)

12日

土曜

南アルプス山系

(大門沢)

転倒

69歳

下山中、木の根につまづき転倒し、右足首骨折(県警へリ「はやて」が救助)

11日

金曜

南アルプス山系

(北岳)

滑落

69歳

下山中、大樺沢で足を滑らせ約10m滑落し、左足負傷(12日防災へリ「あかふじ」が救助)

10日

木曜

南アルプス山系

(北岳)

転倒

73歳

登山中、大樺沢の岩場で足を滑らせ転倒し、顔面負傷

6日

日曜

秩父山系

(鶏冠谷)

落石

55歳

沢登り中、落石に遭い、左肩と肋骨等を骨折(防災へリ「あかふじ」が救助)

6日

日曜

南アルプス山系

(北岳)

転倒

63歳

下山中、砂利道で足を滑らせ転倒し、左足首骨折(県警へリ「はやて」が救助)

掲載されている発生状況は、山梨県で発生した全ての山岳遭難ではありません。

これまでに掲載したもの

成29年7月掲載分

成29年6月掲載分

成29年4月掲載分

成29年3月掲載分

成29年2月掲載分

 

お問い合わせ

山梨県警察本部地域課 
住所:〒400-8586 甲府市丸の内1-6-1
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