更新日:2017年6月26日

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山岳遭難発生状況

山岳遭難の傾向として、中高年層(40歳以上)による遭難者が多く(約85%)を占めています。

特に、高齢者(65歳以上)による滑落や転倒による怪我、体調不良といった形態が目立ちます。

登山の前には、事前に登山ルートの確認を入念に行い、準備運動や体調管理を万全にして、決して無理をし

ないよう安全登山を心がけて下さい。

最新の山岳遭難状況は「山岳遭難ファイル」に掲載されています

麓は春でも山は冬NEW画像

山岳地域では、融雪出水期を迎え、気温の上昇に伴う雪崩及び落雪の発生が予想されます。

また、春は天気の変化が激しい季節です。

低気圧の通過に伴い、気温の急降下、突風や落雷が発生することも珍しくありません。山岳での天気の変化は、さらに激しく、冬のような天気となってしまうこともあります。

安全に登山を楽しむためには、事前に週間天気予報などを参考に、行動期間中の天気の様子を見極めて登山計画を立てることが大切です。

行動中は常に最新の気象情報に留意して、天気の急変が見込まれる場合には、すぐに下山の判断をするなど、安全最重視の心構えが重要です。

平成28年中の山岳遭難発生状況

平成28年中における山岳遭難の発生状況は、統計を取り始めた昭和40年以降、発生件数、遭難者数ともに過去最高となりました。

発生件数 遭難者数 死亡 負傷 怪我なし 行方不明
平成28年 149件 160人 25人 93人 41人 1人
平成27年 107件 124人 25人 58人 40人 1人
前年比 +42件 +36人 ±0人 +35人 +1人 ±0人

 

遭難者の居住地別

平成28年中の遭難者160人については、首都圏(東京都、神奈川県、群馬県、埼玉県、千葉県、山梨県、栃木県)に居住する方が113人と全体の70パーセントを占めます。

なかでも、東京都に住む方は、55人と最も多いです。

山岳遭難2

 山岳遭難ファイル

平成29年6月中の山岳遭難発生状況

発生日

場所

形態

性別

年齢

概要

24日

土曜

南アルプス山系

(甲斐駒ケ岳)

転倒

29歳

下山中、左膝を捻り、自力歩行不可能(県警ヘリ「はやて」が救助)

23日

金曜

大菩薩系

(菊花山)

滑落

76歳

下山中、鎖場で約10メートル滑落し、顔を負傷

18日

日曜

秩父山系

(竜喰谷)

滑落

46歳

沢登り中、斜面で足を滑らせて滑落し、右足を骨折(埼玉県防災ヘリが救助)

16日

金曜

秩父山系

(瑞牆山)

道迷い

46歳

下山中、道に迷い救助要請(県警ヘリ「はやて」が救助)

12日

月曜

秩父山系

(鶏冠山)

滑落

57歳

48歳

下山中、男性が登山道から数メートル滑落し、女性が救助要請(15日県警ヘリ「はやて」が救助)

12日

月曜

秩父山系

(金峰山)

転倒

72歳

下山中、岩場で滑って転倒し、右頭部を負傷(県警ヘリ「はやて」が救助)

10日

土曜

南アルプス山系

(鳳凰三山)

道迷い

64歳

下山中、登山道から外れたことに気づき、自力下山を試みるも日没となったことから救助要請

4日

日曜

八ヶ岳

(編笠山)

転倒

54歳

下山中、足を石に挟んで転倒し、左足首を骨折(県警ヘリ「はやて」が救助)

2日

金曜

南アルプス山系

(鳳凰三山)

その他

11歳

鳳凰三山の山小屋で、炭火の炬燵に入り休憩していたところ、意識を失った(一酸化炭素中毒とみられる、群馬県防災ヘリが救助)

2日

金曜

御坂山系

(新道峠)

転倒

53歳

新道峠の展望台で、岩場に足を滑らせて転倒し、右足首を骨折

掲載されている発生状況は、山梨県で発生した全ての山岳遭難ではありません。

これまでに掲載したもの

成29年4月掲載分

成29年3月掲載分

成29年2月掲載分

 

お問い合わせ

山梨県警察本部地域課 
住所:〒400-8586 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(221)0110(代表)