更新日:2018年5月21日

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山岳遭難発生状況

山岳遭難の傾向として、中高年層(40歳以上)による遭難者が多く(約80%)を占めています。

特に、高齢者(65歳以上)による滑落や転倒による怪我、体調不良といった形態が目立ちます。さらに、低山のため、照明具や地図を持参せず日没やルートを見失い、道に迷う形態が多くなっています。

登山の前には、事前に登山ルートの確認を入念に行い、準備運動や体調管理を万全にして、決して無理をしないよう安全登山を心がけて下さい。

最新の山岳遭難状況は「山岳遭難ファイル」に掲載されています

平成29年の山岳遭難発生状況

平成29年の山岳遭難は、統計を取り始めた昭和40年以降、発生件数、遭難者数が過去最多となりました。詳細については、下記の表を参照してください。

発生件数 遭難者数 死者 負傷 怪我なし 行方不明
平成29年 161件 180人 30人 81人 68人 1人
平成28年 149件 160人 25人 93人 41人 1人
前年比 +12件 +20人 +5人 -12人 +27人 ±0人

平成28年度冬山における山岳遭難発生状況

昨年の冬山(平成28年12月~平成29年2月)における山岳遭難発生状況は、発生24件、遭難者26人でした。(内訳については下記の表参照。)

発生の態様として、滑落等での遭難が最も多く、24件中12件の発生がありました。

冬期となり、山の過酷さは極めて高くなり、少しの過信や油断が大きな事故を招くことになります。特に富士山では、遭難者の半数以上が死亡し、そのほかの遭難者も負傷しています

自分の体力・技術を過信せず自分の技量にあった登山を心がけてください。

  件数 遭難者数 死亡 負傷 怪我なし 行方不明
平成28年度 24件 26人 7人 11人 8人 0人

 山岳遭難ファイル

平成30年5月中の山岳遭難発生状況

発生日

場所

形態

性別

年齢

概要

16日

水曜

秩父山系

(金峰山)

その他

43歳

金峰山登頂後、浮き石で右足を捻挫し、救助要請(県警ヘリ「はやて」が救助)

14日

月曜

南アルプス山系

(薬師岳)

道迷い

28歳

37歳

下山中、道に迷い救助要請

13日

日曜

秩父山系

(西沢渓谷)

滑落

55歳

登山中、足を滑らせて滑落し、頭の骨と骨盤を骨折(防災ヘリ「あかふじ」が救助)

11日

金曜

大菩薩・道志山系

(倉岳山)

滑落

10歳

下山中、足を滑らせて滑落し、救助要請(防災ヘリ「あかふじ」が救助)

9日

水曜

秩父山系

(黒平地内山中)

転落

67歳

木の上の山菜を採ろうとして足を滑らせ約5メートル転落し、救助要請

6日

日曜

秩父山系

(雲取山)

道迷い

78歳

73歳

家族から帰宅しないとの通報を受け捜索、遭難者は道に迷ったが自力下山

5日

土曜

富士山

滑落

69歳

下山中、強風にあおられ約100メートル滑落し、顔を負傷

掲載されている発生状況は、山梨県で発生した全ての山岳遭難ではありません。

これまでに掲載したもの

平成30年

1月 2月 3月 4月                

平成29年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

平成28年

8月 9月 10月 11月 12月              

 

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