更新日:2026年9月30日

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山岳遭難発生状況

山岳遭難の傾向として、中高年層による遭難者が多くを占めています。

特に、60歳以上による滑落や転倒、体調不良といった態様が目立ちます。また、低山では、照明具を持たず日没になったり、地図を持たずルートを見失ったりして、道に迷う態様が多くなっています。

登山の前には、事前に万全の準備をした上で登山計画書を提出してください。また、準備運動や体調管理を万全にするとともに、決して無理をしないよう安全登山を心掛けてください。

最新の山岳遭難状況は「山岳遭難ファイル」に掲載されています。

令和8年 春山期間における山岳遭難発生状況

令和8年春山期間(4月~6月)中における山岳遭難発生状況は、発生35件、遭難者数41人(死亡6人、負傷17人、無事救助18人)でした。(内訳は下記の表を参照してください。)

前年度と比較すると、発生-16件、遭難者数-21人と減少しました。

山系別では、南アルプス山系が11件12人と最も多く、態様別では、滑落が12件と最も多い状況でした。

  発生件数 遭難者数 死亡 負傷 無事救助
令和8年 35件 41人 6人 17人 18人
令和7年 51件 62人 5人 22人 35人
前年比 -16件 -21人 +1人 -5人 -17人

令和7年度 冬山期間における山岳遭難発生状況

令和7年度冬山期間(令和7年12月~令和8年3月)中における山岳遭難発生状況は、発生21件、遭難者数21人(死亡5人、負傷12人、無事救助4人)でした。(内訳は下記の表を参照してください。)

前年度と比較すると、発生件数-19件、遭難者数-23人と減少しました。

山系別では、大菩薩・道志山系が7件7人と最も多く、態様別では滑落が11件と最も多かったです。

  発生件数 遭難者数 死亡 負傷 無事救助 行方不明
令和7年度 21件 21人 5人 12人 4人 0人
令和6年度 40件 44人 5人 24人 15人 0人
前年比 -19件 -23人 ±0人 -12人 -11人 ±0人

令和7年中の山岳遭難発生状況(暫定値)

令和7年中の山岳遭難は、発生192件、遭難者数219人(死亡22人、負傷105人、無事救助91人、行方不明1人)となり、前年と比べ、発生40件、遭難者56人の増加となりました。(内訳は下記の表を参照してください。)

山系別では、南アルプス山系が71件(前年比+23件)と最多であり、次いで八ヶ岳・秩父山系が54件(前年比+8件)となりました。

態様別では転倒が49件と最多となり、次いで滑落が48件、道迷いが37件となりました。発生の半数が転倒・滑落によるものでした。

年齢別では50代の遭難者が54人と最多となりました。

  発生件数 遭難者数 死亡 負傷 無事救助 行方不明
令和7年 192件 219人 22人 105人 91人 1人
令和6年 152件 163人 17人 80人 65人 1人
前年比 +40件 +56人 +5人 +25人 +26人 ±0人

 

令和7年 秋山期間における山岳遭難発生状況

令和7年秋山期間(9月から11月)中における山岳遭難発生状況は、発生52件、遭難者数61人(死亡6人、負傷26人、無事救助29人)でした。(内訳は下記の表を参照してください。)

山系別では、南アルプス山系が17件18人と最も多く、次いで八ヶ岳・秩父山系が19件20人でした。態様別では、転倒が15件と最も多く、次いで滑落が12件でした。

きのこ採り中の山岳遭難は、5件でうち2件は死亡遭難でした。

  発生件数 遭難者数 死亡 負傷 無事救助
令和7年 52件 61人 6人 26人 29人
令和6年 51件 57人 3人 30人 24人
前年比 +1件 +4人 +3人 -4人 +5人

令和7年 夏山期間における山岳遭難発生状況

令和7年夏山期間(7月、8月)中における山岳遭難発生状況は、発生51件、遭難者数54人(死亡5人、負傷34人、無事救助14人、行方不明1人)でした。(内訳は下記の表を参照してください。)

山系別では、南アルプス山系が33件35人と最も多く、御坂山系での発生はありませんでした。態様別では、転倒が16件と最も多く、次いで滑落が13件でした。

  発生件数 遭難者数 死亡 負傷 無事救助 行方不明
令和7年 51件 54人 5人 34人 14人 1人
令和6年 39件 39人 7人 20人 12人 0人
前年比 +12件 +15人 -2人 +14人 +2人 +1人

 山岳遭難ファイル(令和8年8月)

発生日

場所

態様

性別

年齢

負傷状況

概要

3日

月曜

南アルプス山系

(北岳)

落石

男

45歳

負傷

登山中、落石が頭部に直撃し、負傷したことから救助要請。(地上救助隊が救助)

3日

月曜

富士山

発病

男

64歳

死亡

登山中、倒れ込んで心肺停止になったことから救助要請。(クローラーで搬送)

6日

木曜

大菩薩・道志山系

(小金沢本谷)

道迷い 男 83歳 負傷

渓流釣り中、道に迷い山中を彷徨い続けていたもの。家族からの救助要請で捜索1日目に発見。(地上救助隊が救助)

9日

日曜

南アルプス山系

(北岳)

転倒

男

61歳

負傷

下山中、岩で足を滑らせて転倒し、足首を負傷したことから救助要請。(地上救助隊及び県警ヘリ「はやて」が救助)

10日

月曜

御坂山系

(石割山)

発病 女 59歳 なし 下山中、体調不良により行動不能になったことから救助要請。(地上救助隊が救助)

11日

火曜

南アルプス山系

(北岳)

転倒 男 51歳 負傷 下山中、濡れた階段で足を滑らせて転倒し、足首を負傷したことから救助要請。(県警ヘリ「はやて」が救助)

12日

水曜

八ヶ岳

(編笠山)

転倒

男

53歳

負傷

下山中、岩場で足を滑らせて転倒し、足首を負傷したことから救助要請。(地上救助隊が救助)

15日

土曜

南アルプス山系

(北岳)

転倒 男 64歳 負傷 下山中、足を滑らせて転倒し、足首を負傷したことから救助要請。(県警ヘリ「はやて」が救助)

16日

日曜

南アルプス山系

(農鳥岳)

転倒 女 50歳 負傷 下山中、バランスを崩して転倒し、肘を負傷したことから救助要請。(県警ヘリ「はやて」が救助)

22日

土曜

秩父山系

(瑞牆山)

転倒 男 60歳 負傷

下山中、足を滑らせて転倒し、負傷したことから救助要請。(地上救助隊が救助)

25日

火曜

南アルプス山系

(農鳥岳)

発病

男

36歳

なし

小屋でテント泊中、発病等の体調不良により行動不能になったことから救助要請。(静岡県防災ヘリが救助)

26日

水曜

南アルプス山系

(農鳥岳)

転倒 男 60歳 負傷 下山中、バランスを崩して転倒し、胸部を負傷したことから救助要請。(静岡県防災ヘリが救助)

28日

金曜

南アルプス山系

(農鳥岳)

転倒 男 66歳 負傷

下山中、濡れた石で足を滑らせて転倒し、足首を負傷したことから救助要請。(地上救助隊が救助)

29日

土曜

富士山

発病 男 56歳 死亡 登山中、急性心不全により、登山道で心肺停止状態で倒れているのを他の登山者が発見して救助要請。(クローラーで搬送)

掲載されている発生状況は、山梨県で発生した全ての山岳遭難ではありません。

これまでに掲載したもの

令和8年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月          

令和7年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

令和6年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

令和5年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

令和4年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

令和3年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

令和2年

1月 2月 3月 4月なし 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

平成31年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

平成30年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

平成29年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

平成28年

8月 9月 10月 11月 12月              

 

お問い合わせ

山梨県警察本部地域課 
住所:〒400-8586 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(221)0110(代表)