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ページID:1990更新日:2018年12月8日
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外観
試験醸造設備
優秀なワイン用新品種を選抜、育成するために、交雑実生や対照品種を原料としたワインを試験醸造する研究施設である。
施設は7室からなり、醸造室では収穫した果実を除梗・破砕した後に搾汁する。果実量に応じた除梗破砕機や搾汁機が設置されている。また、果汁やワインの低温処理を施すための恒温室が設置されている。
発酵室には150~250リットル程度の発酵を行うジャケット式タンクが設置され、温度を制御する。
ビン詰め室には精密濾過機、加熱処理機、ビン詰め機がラインで接続されており、一連の作業を連続して行う。
洗ビン室には洗ビン機が設置されており、多量のビンを短時間で洗浄する。
タンク貯蔵室は、室温を15℃以下に制御でき、ステンレスタンクで一時的にワインを貯蔵したり、仕込み最盛期には発酵施設としても利用する。
ビン貯蔵室は、空調により年間を通して室内を12℃程度の適温に制御でき、ワインを長期に貯蔵する。
分析室ではワイン中のアルコールや酸化防止剤の亜硫酸の濃度の他、ワインや果汁中の有機酸や糖類、ポリフェノールなどを分析する。
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