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更新日:2011年5月24日
レジオネラ症は、レジオネラ属菌に汚染されたエアロゾル(水の微粒子)を吸い込むことにより発症します。
レジオネラ症には、劇症型のレジオネラ肺炎と、風邪症状に似た自然治癒型のポンティアック熱の2つの病型があります。
レジオネラ症は健康な成人が発症することはまれで、高齢者や乳幼児、基礎疾患を有する人など免疫機能が低下している人に発症がみられます。ヒトからヒトへの感染はありません。
多くの場合、発熱を伴う風邪に似た症状で数日で軽快しますが、希に重篤化し、症状によっては死に至る場合もあります。
レジオネラ属菌は、土壌や河川、湖沼など自然界に広く生息している細菌で、一般に36℃前後が最も増殖に適した温度といわれています。このため、私たちの身の回りにある空調用の冷却塔や循環式の浴槽など、微生物が増殖しやすい環境にレジオネラ属菌が入り込むと増殖が急激に進むことがあります。
レジオネラ属菌は、入浴者の体についた汚れなどと共に浴槽内に持ち込まれる場合もあります。利用者は、入浴前には「かけ湯」をするなど、入浴のマナーを守ることが大切です。
施設側は、レジオネラ属菌の増殖環境をつくらないように、「山梨県レジオネラ症発生防止対策指針」に従い、衛生的な状態を保つことが大切です。
旅館・公衆浴場等におけるレジオネラ症防止対策(厚生労働省ホームページ)
山梨県では、平成17年4月に「山梨県レジオネラ症発生防止対策指針」を策定(H23年5月1日 改正)し、入浴施設の営業者が行うべき衛生の基準等を定めています。
山梨県では、レジオネラ症発生防止対策として、公衆浴場や旅館等を対象に浴槽水の水質検査を行っています。
平成22年6月~10月に、浴槽水検査を実施しました。52施設(54検体)を検査し、その結果、8施設からレジオネラ属菌が検出されました。
レジオネラ属菌を検出した主な原因として、①循環配管等の清掃及び消毒が不十分であった、②ろ材の交換の頻度が少なかったこと等が考えられ、改善措置を行うように指導しました。
レジオネラ属菌が検出された入浴施設は速やかに改善措置が講ぜられ、現在は陰性となっております。
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