知事記者会見(令和6年2月14日水曜日)

ページID:112878更新日:2024年2月15日

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知事記者会見(令和6年2月14日水曜日)

県立美術館×メタバース融合展示及びふるさと納税の実施について

知事

山梨県立美術館及びメタバースギャラリーにおきまして、2月27日から、リアルとメタバースを融合させた新たな展示を開催することになりましたのでご報告申し上げます。

今般、新たにご参画をいただきますのは、本県在住の現代美術作家、雨宮庸介さんであります。

雨宮さんは「溶けた林檎の彫刻」などの代表作品で知られる現代美術作家でございます。今回の展示では「まだ溶けていないほうの山梨県美」(県立美術館を「県美」)と題し、現実空間と仮想空間を往来する新感覚のアートの世界に私たちを誘うという内容になるとのことであります。

また、本県では幅広い分野の芸術家への支援や、新進気鋭の芸術家を育成するため、ふるさと納税を活用した文化芸術振興事業スキームを実践しております。

昨年10月に現代美術作家のたかくらかずきさんによりますNFTアートをふるさと納税に出品した際、非常に大きな反響があり、アートの力を改めて実感させられたところでございます。

雨宮さんにも、この趣旨にご賛同を賜り、この度第2弾として令和6年の秋に、雨宮さんが手掛けるコンテンツをふるさと納税返礼品として出品することが決定いたしました。

ぜひ皆様には、この展示を楽しんでいただくとともに、また県外の皆様には、雨宮さんの創り出す返礼品にもご期待をいただきたいと思います。

県立美術館におきましては、文化的価値を基盤として経済的な価値を生み出す牽引役として、その役割を確立し始めたところでございます。

引き続き、アートの力による新たな価値を創出することで、共に成長し、より豊かで魅力溢れる持続的な地域社会づくりに努めて参りたいと思います。

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発表事項以外の質問事項

政治資金収支報告書について

記者

不記載の問題に関連して、今月10日に立憲民主党県連が申し入れを郵送したということですが、これに対しての対応というのをお伺いできればと思います。

知事

特に対応を求められていないようなので、よく考えていきたいと思います。

記者

その申し入れの中で、2020年の二階派の前年度の繰越金が、知事が受け取ったとされる1182万円より少ないことから、知事の説明の通り裏金ではなかったとしても、二階派の簿外のお金を知事が預かっていたということになるのではないかという指摘がありますが、これについてはどのように受け止めていらっしゃいますか。

知事

それは二階派に聞いてください。

記者

二階派には既にこの内容について質問状を送っているんですけども、その中で二階派の回答としては、質問については総務省のホームページで公開されている、再び記載漏れをすることないように注意するという回答しかいただけなかったので、それで今お伺いさせていただいた次第なんですが。

知事

それは二階派に聞いてください。

記者

最後にもう1つだけ、前回8日の記者会見中に同時進行で行われていた国会の議論の中で、林官房長官が預かり金については見聞きしたことがないと発言したことについて、その時も質問させていただいて、同時進行で行われていたので議論を承知していないということですが、改めてこの林官房長官が預かり金については見聞きしたことがないとお答えになったことについての見解を伺いできればと思います。

知事

それは林さんはそうかも知れないけれども、それだけです。

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10年前の豪雪からの教訓と課題について

記者

今日でちょうど豪雪から10年ということで、当時の大雪から今、生かされている教訓と、まだ課題になっているような点があれば、知事のご認識の範囲でお答えください。

知事

まず、農業分野が前回2014年の大豪雪のときに壊滅的な被害を受けたと、こういう状況でありますけれども、その後、雪に対する様々なノウハウも蓄積されて、本県の農業関係者の技術の高さというか、力強さというのを改めて感じましたが、まだ今後、同じような雪害というのは起こり得るわけでありますので、引き続き低コスト耐候性ハウスの普及は図っていきたいと思います。

道路交通網に関しましては、2014年の雪に加えて2019年の台風19号でも大変甚大な被害を受けたわけですが、首都圏との交通は複線化が進んでおりますし、今般の雪に関しても、どういう順序で除雪をして、どう対応していくか、ここは前回の大雪の教訓も生かされているのかと思います。

他方で、長い時間電車の中に閉じ込められたという事例で、乗客の皆さんには大変な辛い思いをなさったと思っておりますが、こういう事態に対して、もう少し何がしか対応できないのか、これが1つの課題だと思います。

電車の中での閉じ込め、或いは道路交通での閉じ込めというのもあり得るわけでありますので、帰宅困難者や、今申し上げた交通機関内における身動きが取れなくなるような事態に対して、我々行政としてどう対応していくか考えるべきだろうと思います。

へたをすれば、そこで健康被害が起こり得るわけですから、そういうことも含めて、少なくとも山梨を起点とする交通のあり方に関しては、いかなる事態でも安心して過ごしていただける環境づくりは、1つ大きなテーマとして考えていきたいと思っています。

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富士山登山の通行料について

記者

富士山の規制の通行料2000円の件で、予算でも2000円を基に計上されていると思うのですが、一方で地元関係者への取材をすると、もう少し慎重な議論をして欲しいという声がいまだに聞こえるんですけれども、2000円というものが地元の理解を得られているかどうか、進捗を伺えればと思います。

知事

2000円は必要な経費、これからやるべきことのコストも含めて積み上げたものであって、これはいずれ理解はされると思いますし、これから県議会もありますので、そこでしっかり議論がされるんだと思います。

ただ、今や、ラーメンですら一杯2000円がどうだっていう問題になっているぐらいの話ですから、富士山の価値はそんなに低いものなのかと、私はあえて問いかけたいと思います。

ちなみに、来訪客の抑制効果が出てくるのは7000円を超えてからだという京都大学の先生の試算値もあるわけですが、少なくとも2000円を出しても、今までよりも多く負担しても、十分満足できるような登山環境を、我々はしっかり作っていくと、そちらがむしろ本質で、安けりゃ安い方がいいっていうのは、ちょっとそういう考え方からは、いずれにしても決別するべきだと、そういう時が来ていると私は考えています。

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山梨県知事政策局広聴広報グループ 
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