平成19年 就業構造基本調査結果
就業希望の状況 有業者の就職希望|無業者の就職希望
- 有業者の転職希望者は女性が増加
有業者のうち転職を希望する者は、平成14年と比べ、男性は減少し女性は増加している。また、有業者に占める転職希望の割合(転職希望率)を全国と比べると、本県の男女の割合はともに全国よりも低くなっている。(表V−1,図V−1)


- 転職希望理由で多いのは男女ともに「収入が少ない」
転職希望理由別に転職希望者をみると、男女ともに「収入が少ない」が最も多く、次いで「時間的・肉体的に負担が大きい」となっている。さらに、男性は「事業不振や先行き不安」が、女性は「一時的についた仕事だから」がこれに続いている(表V−2,図V−2)


- 男女ともに就業希望率は低下
無業者のうち就業を希望する者は、平成14年と比べ減少している。同様に、就業希望率を全国と比べると、本県の割合は男女ともに全国より低くなっている。(表V−3)
また、無業者に占める就業希望の年齢別構成比をみると、65歳以上の男性の就業希望の割合が高くなっている。(表V−4)


- 就業希望理由で多いのは、男性は「失業している」、女性は「収入を得る必要が生じた」
就業希望理由別に就業希望者をみると、男性は「失業している」が最も多く、次いで「知識や技能を生かしたい」、「収入を得る必要が生じた」、「健康を維持したい」となっている。これに対し、女性は「収入を得る必要が生じた」最も多く、「時間に余裕ができた」が続いている。(表V−5,図V−3)次に、年齢別に就業希望理由をみると、男性では、「失業している」が35〜54歳の年代の過半数を占めている。また、女性は、全ての年代で「収入を得る必要性が生じた」が最も多い就業希望理由となっている。(表V−6)



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