ページID:121557更新日:2025年8月21日
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山梨県内の各消防本部の救急車では、ご本人のマイナンバーカードを使って過去の受診歴や薬剤情報などを把握し、円滑に医療機関へ搬送する取組を実施します。
この実証事業は、全国すべての消防本部で行われます。
実施期間 令和7年10月1日~令和8年3月31日
緊急時の備えとして、日頃からマイナンバーカードを携行いただき、実証事業のご理解とご協力をお願いいたします。
※事前にマイナンバーカードを保険証として登録する手続きが必要です。
登録方法はこちら⇒マイナンバーカードの健康保険証利用方法|厚生労働省
救急隊は傷病者のマイナンバーカードをカードリーダーにかざし、傷病者等の同意を得た上で、オンライン資格確認等システムにアクセス後、医療機関の選定等に必要な情報をタブレット型の専用端末で閲覧します。救急現場では、傷病者の状態等を考慮し、実証事業実施の可否を判断した上で、取得した情報を基に適切な医療機関を選定します。
なお、傷病者の意識がないなどの状況によっては、本人の同意が得られない場合も情報を閲覧することがあります。
県内消防本部(10消防本部)
令和7年10月1日~令和8年3月31日
※場合によっては、変更になる場合があります。
現在、救急隊は救急現場で、傷病者の病歴、受診歴、飲んでいる薬などの情報を、傷病者本人やその家族などから主に口頭で聞いています。しかし、意識がない傷病者や息苦しさなどで会話が難しい傷病者などに対しては、正確な情報収集ができない場合があります。
そこで、傷病者のマイナンバーカードを活用して、救急隊が搬送先医療機関の選定に必要な情報(受診歴、飲んでいる薬など)をより速やかに把握することができれば、傷病者の精神的・肉体的な負担の軽減とともに、適切な医療機関への早期搬送につながることが期待されます。