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就職活動の準備について

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就職活動は何より準備が大切!

就職活動は準備をどれだけできるかで、内定数はもちろん、就職できる会社も違ってきます。自分を見つめ直して自己PRを作成するとともに、行きたい企業を絞り込み、その企業の研究もしておきましょう。準備は3月の就職活動スタート前の10月~2月までに行うことが大切です。就職活動が始まってからでは時間が足りず、十分な準備ができません。また自己PRなどは就職活動中も修正していくことが必要です。

自己分析をしっかりとする!

就職活動とは「自分という商品を企業に売り込む」作業です。売り込むためには、まず、自分を知る、自己分析が必要です。自分の強み、弱みを知ることで、自分に向いている仕事ややりたい仕事が見つかります。

自分を知るために、5つの観点から自分を見つめ直しましょう。

  1. 過去の自分を見つめる 家族や学校、サークル、ゼミ、アルバイトなどで自分の役割や魅力をアピールするためのエピソードを準備しましょう。
  2. 過去を振り返る 子どもの頃までさかのぼり、印象に残る出来事や感動した出来事について整理しましょう。自分の適性を知るヒントになります。
  3. 将来の自分を考える 仕事と人生について、それぞれの夢や目標を考えてみましょう。
  4. 日本とのつながりを考える なぜ日本で学んでいるのか、なぜ日本で働きたいのか、母国との関係を含めて自分を見つめなおしましょう。
  5. 自分を客観的に見る 自分が他人からどう思われているのか、友人など周りの人から意見を聞くことで自分を客観的に見つめましょう。

社会で求められる力を身に付けておく!

企業が外国人留学生の採用で求めている能力は、まず日本語能力、次にコミュニケーション能力です。大学の成績や出身大学はあまり重視されていませんが、その会社にどれだけ入りたいかという熱意やバイタリティーを求める企業が多いです。

また企業は基礎学力、専門知識に加え、それらをうまく活用する、社会人基礎力(多様な人々とともに仕事を行っていく上で必要な能力)を求めています。学力や専門知識だけでなく、主体性や実行力、計画力や想像力、発信力や柔軟性などのポテンシャルを持っているかを見ています。つまり、入社後に活躍する人材を求めているのです。学生時代に「社会人基礎力」をどれだけ成長させることができるかが大切です。

エントリーシートや面接でも、この「社会人基礎力」をどれだけ持っているかをアピールすることが大事です。過去の自分の経験を踏まえてアピールできるようにしてください。

行きたい業界、企業を研究する!

自分の行きたい業界、企業の研究をすることが必要です。また同じ業界の企業であれば、各企業の違いや強みまで理解することが必要です。相手を知っていれば、対策はいくらでも打てます。