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ページID:53030更新日:2016年2月8日

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遺跡トピックスNo.0371太鼓畑遺跡

 

 

笛吹市の遺跡

  • 0014 経塚古墳-復元古墳-
  • 0217 経塚古墳-内部構造-
  • 0251 経塚古墳-石室の石積み-
  • 0280 経塚古墳-列石-
  • 0396 経塚古墳-八角形の意味-
  • 0019 桂野遺跡-石皿・磨石-
  • 0100 桂野遺跡-陥し穴-
  • 0111 桂野遺跡-前期土偶-
  • 0262 桂野遺跡-縄文時代前期の住居跡-
  • 0265 桂野遺跡-土器に描かれた物語-
  • 0020 四ツ塚古墳群-玉類-
  • 0235 四ツ塚古墳群-装身具-
  • 0022 狐原遺跡-墨書土器-
  • 0059 平林2号墳-副葬品-
  • 0079 平林2号墳-青銅鏡-
  • 0102 平林2号墳-ガラス玉-
  • 0202 平林2号墳-馬具類や装身具類-
  • 0240 平林2号墳-勾玉-
  • 0337 平林2号墳-勾玉-
  • 0081 身洗沢遺跡-田んぼと木製品-
  • 0230 身洗沢遺跡-プラント・オパール-
  • 0339 身洗沢遺跡-農具の今と昔-
  • 0125 水口遺跡-柄鏡形敷石住居跡(1号住居跡)-
  • 0355 水口遺跡-敷石住居跡(3号住居跡)-
  • 0135 花鳥山遺跡-エゴマ種子塊-
  • 0194 花鳥山遺跡-縄文時代の食生活を知る遺物-
  • 0199 花鳥山遺跡-世界最大級の縄文土器?-
  • 0406 花鳥山遺跡-耳飾り-
  • 0145 竜安寺川西遺跡-発掘調査速報-
  • 0155 竜安寺川西遺跡-発掘調査速報2-
  • 0165 竜安寺川西遺跡-発掘調査速報3-
  • 0179 竜安寺川西遺跡-ミニチュア土器-
  • 0147 境川中丸遺跡-発掘調査速報-
  • 0157 境川中丸遺跡-発掘調査速報-
  • 0181 境川中丸遺跡-S字状口縁台付甕-
  • 0148 一の沢遺跡-縄文時代中期の住居-
  • 0293 一の沢西遺跡-ヒトをモチーフにした土器-
  • 0307 一の沢遺跡-縄文土器-
  • 0350 一の沢遺跡-みんなで応援しよう!「ミュージアムキャラクターアワード2012」のいっちゃん-
  • 0150 稲山遺跡-発掘調査速報-
  • 0160 稲山遺跡-発掘調査速報2-
  • 0170 稲山遺跡-発掘調査速報3-
  • 0209 稲山遺跡-常滑甕-
  • 0229 稲山遺跡-すり鉢-
  • 0288 稲山遺跡-かわらけ-
  • 0151 三光遺跡-発掘調査速報-
  • 0166 三光遺跡-発掘調査速報5-
  • 0171 三光遺跡-発掘調査速報6-
  • 0186 三光遺跡-耳飾り他-
  • 0173 二之宮遺跡-食材をふかす道具-
  • 0284 二之宮遺跡-置きカマド-
  • 0219 亀甲塚古墳-盤龍鏡-
  • 0264 亀甲塚古墳-碧玉製管玉-
  • 0234 御坂中丸遺跡-縄文時代早期-
  • 0275 馬乗山2号墳-甲府盆地最後の前方後円墳-
  • 0331 地耕免遺跡-斎串と馬の歯-
  • 0354 中丸東遺跡-縄文時代前期の土器と古墳時代の住居跡-
  • 0356 石橋条里制遺構-古代の土地区画整理-
  • 0371 太鼓畑遺跡-調査概要-
  • 0382 六ッ長遺跡-調査概要-

太鼓畑遺跡は、浅川や竜蛇川など御坂山塊から甲府盆地へ向かって流れる河川の間にある、標高約425mの丘陵上に立地します。今回の調査では、縄文時代中期(今から約5.000年ほど前)の集石と呼ばれる火を受けた石がまとまって出土する遺構や、平安時代の住居跡1軒、平安時代(今から約1.200年前)の住居跡が検出されました。

縄文時代の調理に用いられた石か

0371集石遺構 

写真2 集石遺構

太鼓畑遺跡では、調査区の西側で拳大の石がまとまって出土する縄文時代の集石遺構が検出されました。写真2を見て下さい。火を受けているため、割れている石がみられます。このことから、これらの石は石蒸し料理など調理に用いられた可能性があります。

平安時代の住居跡

0371_住居

写真3 平安時代の住居跡

太鼓畑遺跡では、平安時代(今から約1.200年前)の住居跡が1軒検出されています。住居跡は全体の2/3が残っており、一辺が約4mの方形になると思われます。住居跡からは、土器や小刀と思われる金属製品などが出土しました。

0371_土師器

写真4 住居跡から出土した土器

0371_金属製品

写真5 住居跡から出土した金属製品

壊されたカマド?

住居の東の壁際にはカマドの跡が確認されました。カマドの構築材となった黄褐色の粘土を慎重に取り除きながら調査を進めると、赤く焼けた土の上から土器の破片が出土しました。また、カマドの芯材として用いられる石や土器を支える支脚など、カマドの基礎となるものが出土しなかったことから、このカマドは使われなくなった後、故意に壊した可能性があります。カマドを廃棄する際に何らかの祭祀が行われた可能性があり、興味深い事例となります。

0371_カマド

写真6 住居跡東壁から検出されたカマド

所在地  笛吹市御坂町竹居地内

時代   縄文時代・平安時代

 

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