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ページID:32968更新日:2015年12月14日

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No.250村前東A遺跡(むらまえひがしAいせき)

南アルプス市の遺跡

0006十五所遺跡-方形周溝墓-
0010大師東丹保遺跡-網代-
0108大師東丹保遺跡-遺跡から発見された地震のツメ跡-
0149大師東丹保遺跡-木製品-
0200大師東丹保遺跡-出土した種子は何?-
0259大師東丹保遺跡-下駄-
0287大師東丹保遺跡-扇子の骨組-
0357大師東丹保遺跡-洪水に埋もれた中期古墳-
0392大師東丹保遺跡-地震痕のある遺跡-
0017二本柳遺跡-木棺墓-
0122二本柳遺跡-福寿院跡-
0164二本柳遺跡出土の擂鉢-
0276二本柳遺跡-火きり臼-
0023宮沢中村遺跡-昆虫・網代-
0051仲田遺跡-田んぼ-
0052百々遺跡-八稜鏡-
0065百々遺跡-錘-
0066百々遺跡-馬の骨-
0101百々遺跡-洪水の跡-
0136百々遺跡-浄瓶-
0172百々遺跡-平安時代の住居跡-
0269百々遺跡-黒色土器-
0274百々遺跡-古代のウシ・ウマ-
0077善応寺遺跡-祭祀の水場-
0081油田遺跡-田んぼと木製品-
0144油田遺跡-木製竪杵-
0231油田遺跡-体験学習用の復元品-
0084堤防遺跡No.23-堤防の内部-
0409釜無川堤防跡遺跡-
0105石橋北屋敷遺跡-道路跡・区画溝-
0106村前東A遺跡-パレススタイルの壺-
0241村前東A遺跡-手焙形土器-
0250村前東A遺跡-住居跡-
0286村前東A遺跡-S字甕-
0139宮沢中村遺跡-茶碗の焼継ぎ-
0163大塚遺跡-約1,700年前の家の跡-
0168新居道下遺跡の住居跡-
0216長田口遺跡の鏡片-
0340向河原遺跡-水田跡と杭列-

250村前東A遺跡の133号住居跡の写真

村前東A遺跡の住居あと

遺跡名村前東A遺跡(むらまえひがしAいせき)

所在地山梨県南アルプス市十五所・同市十日市場

発掘調査平成2年(1990)11月19日から平成8年(1996)12月26日

報告書山梨県埋蔵文化財センター調査報告書第157集

250村前東A遺跡上空写真

空から見た村前東A遺跡(矢印が133号住居)

村前東A遺跡は南アルプス市十五所から、同市十日市場にかけて広がる遺跡で、甲府盆地西部、釜無川右岸の御勅使川扇状地扇端部に位置しています。国道52号のバイパスと中部横断自動車道の建設事業に先立って発掘調査されました。この遺跡からは弥生時代(2300年前~)から後の時代の遺物、遺構を発見し、古墳時代の多くの土器や石器、鉄製品のほか、住居跡150軒などが見つかっています。今回紹介する133号住居跡もその古墳時代の遺構のひとつです。

250村前東A遺跡住居図

133号住居跡は、大きさは、たて5.1m、よこ4.5m。家の形は、角に丸みをもった長方形をしています。柱の穴の跡は4本あり、この4本柱というのは村前東A遺跡で最も多く確認されている家のタイプであります。

写真ではっきりと確認できませんが、133号住居と、時代の違う2つの住居とかさなりあうように跡が確認されました。かつて家があった場所に新たに家を建てたことがわかります。古墳時代からこの場所は住みよい場所だったのかもしれませんね。

 

 

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