更新日:2017年5月16日

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まいぶん用語集_た行_転用硯(てんようけん)

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硯は墨をする文房具の一種で、奈良時代にすみすりと称したのが平安時代初期ごろからすずりの語が用いられ、日本では7世紀以後陶硯(とうけん)、平安時代初めから石製の硯が用いられ始めました。

土器の破片等を転用して、硯として使用されたものを転用硯といい、瓦を転用した瓦硯などもあります。

下の写真は、平安時代の建物内から出土した灰釉陶器(かいゆうとうき)の底部の破片です。この灰釉陶器をよく観察すると、上の面がほぼ全面にわたり、つるつるに磨かれています。また、みこみ部(器内面の中心部のこと)に施された釉薬が、一部摩擦で取れているのが確認できます。これらはすべて、この灰釉陶器のみこみ部を使って墨を磨っていた痕跡です。

 

転用硯1

滝沢遺跡(南都留郡富士河口湖町河口地内)4号竪穴建物跡から出土した転用硯

関連遺跡トピックス→No.02380395

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