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ページID:71758更新日:2017年5月31日
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あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら行わ行 |
口縁部の下に鍔(つば)がついた器です。 下の写真の羽釜は、甕(かめ)と使い方が同じで、基本的には「かまど」にかけてお湯を沸かしていました。平安時代(約1200~800年前)は、お米を煮炊き(にたき)する道具は鍋(なべ)で、雑穀や、大根・カブなどを入れ、量を増やして食べていました。 現在、ふつうに私たちが食べている「ごはん」は、「炊(た)く」といいますが羽釜でお米を炊(た)くようになるのは、江戸時代になってからだと考えられています。
影井遺跡(甲州市塩山赤尾国道411号)から出土した平安時代の羽釜
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