発達障害とは
- 自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(AD/HD)などで、低年齢において発現するものです。
- 原因は脳の働き方の違いによるもので、心の病気や育て方によるものではありません。
- 周囲の皆様の正しい理解と適切な支援により、社会生活への適応が期待できます。
それぞれの障害により状況は違いますが・・・・・・こんな特徴がみられることがあります。
- 視線が合いにくい、呼んでも知らん顔、ひとり遊び(対人関係)
- 言語発達の遅れ(コミュニケーション)
- 変化を嫌う、特定の物へのこだわり、偏食(こだわり)
- マイペースで指示に従わない。無理強いするとかんしゃくを起こす。
- 勝手な行動をする。
- 友達と遊べなかったり、集団活動に参加できない。
- 自分の気持ちをうまく伝えられず、かんしゃくを起こす。
- 本人なりの手順や遊び方にこだわる。
- 興味のあることを一方的にしゃべり、やりとりにならない。
- 読む、書く、計算するなどの一部だけが苦手。
- 多動で落ち着きがなく、衝動的な行動をする。
- 音や痛みなどの感覚に敏感だったり、逆に鈍感だったりする。
文部科学省の調べでは、特別に支援が必要な人は小中学校の通常学級で学ぶ子どもの6.3%をしめ、全国で約68万人にものぼるといわれています。例えば、1学年100人3クラスの場合、1クラスに2人くらいは発達障害の子どもたちがいることになります。けっして、めずらしい障害ではないのです。
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