山梨県産業廃棄物適正処理推進ビジョン(格付け制度等)

山梨県産業廃棄物適正処理推進ビジョン

　現在、本県では、産業廃棄物の最終処分のほとんどを県外に依存する状況にあります。

　一方、県内では、リニア中央新幹線や中部横断自動車道の建設など大規模プロジェクトの実施等に伴い、産業廃棄物排出量の増加が見込まれており、最終処分の状況等を踏まえると、最終処分量の一層の削減に向けて、今後、更に産業廃棄物の排出抑制や再生利用を促進していくことが重要となります。

　このため、産業廃棄物の排出量等の動向を把握する目的で実施している産業廃棄物実態調査の結果に加え、平成27年度に県内の排出事業者等を対象にアンケート調査を実施し、県内における産業廃棄物処理を巡る現状を把握するとともに、産業廃棄物に関する有識者や市町村の代表等で構成する産業廃棄物適正処理検討会議を設置し、本県における産業廃棄物の適正処理を推進していくための方策について検討を行っていただきました(この詳細は、「産業廃棄物適正処理推進ビジョン策定に係る検討会議の提言」をご確認ください。)。

　本ビジョンは、こうした産業廃棄物処理の現状とこれをもとにした検討会議の提言を踏まえ、本県における産業廃棄物に関する施策の中長期的な方向性を明らかにするものであり、本ビジョンに基づく施策・事業の具体化を図り、県民の皆様のご理解のもと、より一層の産業廃棄物適正処理の確保に向けて、排出事業者や廃棄物処理業者の主体的な取り組みを促し、支援していくこととします。

　「山梨県産業廃棄物適正処理推進ビジョン」（概要）（PDF：576KB）

「山梨県産業廃棄物適正処理推進ビジョン」（PDF：550KB）