ページID:3122更新日:2019年3月25日
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山梨県の下水道事業は、昭和29年に甲府市が県下で初めて下水道事業に着手し整備を図ってきました。
その後、県では、相模川(桂川)、富士川(釜無川、笛吹川)水域の汚濁対策と流域における生活環境改善を図るため、昭和50年度に富士北麓流域下水道事業、昭和52年度に峡東流域下水道事業、昭和61年度に釜無川流域下水道事業、そして、平成5年度に桂川流域下水道事業に着手しました。
また、市町村においては、平成7年度までに、流域関連公共下水道に19市町村が着手し、特定環境保全公共下水道事業(流域下水道の区域以外における農村部の環境の改善や湖沼等の自然環境の保全を目的とした下水道事業)に、丹波山村、小菅村をはじめ8市町村が着手しました。
さらに、過疎地域においては、町村に代わって県が公共下水道の幹線管渠や処理場の建設を行う県代行制度を活用し、平成6年度に旧大和村、平成7年度に旧中富町と旧上九一色村、平成8年度に旧須玉町と旧明野村、平成14年度に旧武川村、そして、平成18年度に旧下部町で事業に着手しました。
この結果、平成31年3月現在、単独公共下水道(特定環境保全公共下水道事業を含む)は、9市町村で事業を実施し、全ての市町村で供用を開始しています。
また、流域関連公共下水道は、4流域計19市町村で事業を実施し、全ての市町村で供用を開始しています。
山梨県といくつかの市町村が共同で実施する下水道事業です。
市町村が独自に実施する下水道事業です(実施市町村一覧)