ページID:3114更新日:2018年3月2日
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下水道整備は、生活環境を改善し、快適な暮らしを実現するとともに、公共用水域の水質を保全し、清らかな水環境を形成するうえで欠かせない施設です。
山梨県では、全国に比べて遅れている下水道普及率の向上に重点をおいて下水道事業を推進します。
また、普及拡大に伴い増加する下水汚泥の処理、有効利用や地震に強い街づくりなど様々な課題に対応すべく積極的な事業展開を図ります。
国は、社会資本整備重点計画法(平成15年法律第20号)に基づき、社会資本整備事業を重点的、効果的かつ効率的に推進するための社会資本整備重点計画を策定しており、平成27年に策定した第4次社会資本整備重点計画(計画期間:平成27年度から平成32年度まで)では、水害対策のための施設整備や機能強化、汚水処理の早期概成に向けた汚水処理施設の整備の推進等を取り組み方針として定めています。
県は、下水道、農業集落排水処理施設、合併処理浄化槽などの生活排水処理施設の計画的かつ効率的な整備を推進するため、平成9年度に「山梨県生活排水処理施設整備構想」を策定して以来、必要な見直しや目標年次到来による新構想の策定を行っており、直近では、平成28年度に「山梨県生活排水処理施設整備構想2017」を策定しています。
<山梨県生活排水処理施設整備構想2017目標値>
中期目標(平成37年度末) |
長期目標(平成47年度末) |
|
下水道処理人口普及率(%) |
74.2 |
81.6 |
生活排水クリーン処理率(%) |
88.9 |
95.8 |
下水道処理人口普及率:総人口に対する下水道を利用できる人口の割合
生活排水クリーン処理率:総人口に対する生活排水処理施設が整備された人口の割合(汚水処理人口普及率)