トップ > 組織案内 > 農政部 > 病害虫防除所(総合農業技術センター調査部) > 水稲いもち発生予測システム(BLASTAM)
ページID:25993更新日:2024年7月16日
ここから本文です。
BLASTAMの結果は(r60624blatam.PDF)(PDF:82KB)です。
BLASTAMは、いもち病の発生時期を予測するシステムです。
いもち病の感染には、適当な気温と、葉が一定時間以上濡れていることが必要です。
そこで、BLASTAMでは、アメダスのデータ(気温、降水量、日照時間、風速)を用い、いもち病の感染に好適な以下の条件を満たすかどうかを判定します。
いもち病の感染好適日(表中の●)
次の条件を全て満たす。
準感染好適日(表中の○)
好適条件に続く感染に適した気象条件が整った日で、条件の違いにより次の1~4に分類される。
感染好適日が出現すると・・・
感染好適日→(7~10日後)→発生開始期→(7~10日後)→急増期
となることが予想されます。
(期間中に強い低温または高温があった場合を除きます)
広範囲で感染好適日や準感染好適日が出現したときは特にその後の発生状況に注意し、防除に努めて下さい。
なお、BLASTAMはアメダスデータのみを利用しているため、ほ場周辺の環境や防除体系などは考慮されていません。
この判定結果を参考に、周辺のほ場も観察し、いもち病の発生状況をよく確認して適期防除を行うことが重要です。