著作権とは

コンピュータや携帯電話の普及により、誰でも簡単に複製（コピー）や公衆送信ができる時代になりました。とても便利な時代ですが、簡単に複製や公衆送信ができてしまうため、著作権に関わる問題が増えてきました。その多くは著作権についての知識不足が原因です。したがって、著作権についての知識を身につけることが、今、必要とされています。

著作権とは、

「著作者」が創作した「著作物」を無断で使われないように、「著作者」を守る権利です。

※この権利は創作した瞬間に発生し、審査や登録は必要なく、著作者の死後70年間有効です。

著作物…思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの（著作権法第2条）

（※上手・下手に関わらず、創作物であれば「著作物」です！）

著作物には、一般的に次のようなものがあります。

言語の著作物	小説、脚本、論文、講演など
音楽の著作物	楽曲、楽曲を伴う歌詞
舞踊、無言劇の著作物	日本舞踊、バレエ、ダンス、舞踏、パントマイムの振り付け
美術の著作物	絵画、版画、彫刻、マンガ、書、舞台装置など（美術工芸品を含む）
建築の著作物	芸術的な建築物
図形の著作物	地図、学術的な図面、図表、設計図、立体模型など
映画の著作物	劇場用映画、アニメ、ビデオ、ゲームソフトの映像部分など
写真の著作物	写真など
プログラムの著作物	コンピュータ・プログラム（OS、アプリケーションソフトなど）

（著作権法第10条）

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