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やまなし未来創造インフォメーションサイト > リニアやまなしビジョン > 7. 開業に向けて特に必要となる社会基盤の整備

更新日:2021年3月8日

7. 開業に向けて特に必要となる社会基盤の整備

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新たなゲートウェイに必要となる機能

リニア駅は山梨県の新たなゲートウェイとなり、他県を含めたより広域的なゲートウェイとしての役割も持つことを踏まえ、必要となる機能を整備します。

リニア駅前エリアの交通結節機能

道路ネットワークを通じて県内各地と結ばれ、バス交通のターミナルとして公共交通ネットワークの交通拠点となるリニア駅前エリアにおいて、リニア、バス、タクシー、乗用車等の各交通機関の利用者の移動、乗り換えが円滑にできるよう、先進交通技術の導入も視野に入れながら交通結節機能を整備します。

施設例

公共交通ロータリー、一般車ロータリー、バス・タクシー乗降場、駐車場、駐輪場、パーソナルモビリティ等の乗降スペース、広場、充電スタンド、水素ステーション

リニア駅周辺の多様な機能

リニア駅の周辺は、県内外から訪れる交通機関利用者や地域住民などを対象とする飲食・物販、宿泊などのサービス機能や、商業、業務、交流、流通、生産、研究などの機能の立地が期待できるポテンシャルが高い地域となります。整備にあたっては、まちづくり政策等で民間資本の誘致や誘導を検討していきます。

今後は地元市の主体的な取り組みを尊重するとともに、県、地元市、民間の役割分担を明確にしつつ、リニア駅前エリア整備に係る検討会議を立ち上げ、整備する施設内容を検討します。

県内交通ネットワークの充実

山梨県内全域に開業効果を波及させるため、リニア駅と県内各地を結ぶ道路整備、リニア駅と県内の主要拠点を結ぶバス交通の整備など、アクセスの向上を図ります。

  • アクセス圏域を拡⼤する道路整備を着実に推進(中部横断道、新山梨環状道路 等)
  • リニア駅と県内主要拠点とを結ぶバス交通の整備(特に小井川駅との間にシャトルバスの導入を検討。あわせて、南アルプス市方面や峡東方面への延伸を視野に入れながら、自動運転やMaaSなど次世代交通システムの導入も検討)

5G環境の整備

事業者が5Gサービスを活用しやすい環境を整え、テストベッドの呼び水にしていきます。

  • 5G基地局アンテナの設置に係る公共施設等の開放
  • 県の情報ハイウェイの活⽤によるローカル5G等の拠点間通信の実現