平成21年度　山梨県常住人口調査結果報告
甲調査（推計人口調査）

１．人口− 3.社会動態

社会動態は 1日に 4.6人の転出超過
　平成20年10月1日から平成21年9月30日までの1年間の転入者（職権による記載等を含む。）は35,349人、転出者（職権による消除等を含む。）は37,036人で、1,687人の転出超過となり、１日当たりの平均は、転入者96.8人、転出者101.5人であり、4.6人の転出超過となっている。
　このうち県内市町村間の移動は16,590人、県外からの転入者は18,062人、県外への転出者は19,811人、さらに職権による記載等697人、消除等は528人となっている。 （表４参照）

県外との社会動態
　他の都道府県及び国外からの転入並びに他の都道府県及び国外への転出の状況をみると、転入者18,062人に対して、転出者19,811人で差し引き1,749人の転出超過となっている。
　転入・転出とも全都道府県に及んでおり、転入では東京都からの3,906人（21.63%）が最も多く、次いで国外2,648人（14.66％）、神奈川県1,974人（10.93 ％）、長野県1,412人（7.82％）、静岡県1,120人（6.20％）、埼玉県965人（5.34％）、千葉県798人（4.42％）の順となっている。
　また、転出で最も多いのは東京都で5,205人（26.27％）、次いで国外3,122人（15.76％）、神奈川県2,368人（11.95％）、静岡県1,436人（7.25％）、埼玉県1,185人（5.98％）、長野県1,072人（5.41％）、千葉県991人（5.00％）の順となっている。 （図８、図９参照）
　全都道府県中、転入超過だった都道府県は24道県、転出超過だった都道府県は20都府県、転出入者が同数だった都道府県は2県となった。また、国外からは転出超過となった。（図８、図９参照）　　　
　次に、これを月別にみると、平成20年11月、平成21月4月、7月、8月及び9月が転入超過となっており、その他の月では転出超過となった。 （図１０参照）

表４　年次別社会動態

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図８・９　都道府県別転出入の割合（％）

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図１０　県内月別社会動態

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市町村別の社会動態
　市町村別の社会動態をみると、増加した市町村は8市町村、減少した市町村は19市町村、増減がない市町村は1町となった。
　増加率では、南アルプス市（0.43％増）が最も高く、次いで北杜市（0.38％増）、鳴沢村（0.20％増）、山中湖村（0.15％増）の順となっている。
　これに対し、減少率では小菅村（3.05％減）が最も高く、次いで丹波山村（2.56％減）、早川町（2.33％減）、南部町（1.33％減）の順となっている。
（図１１参照）

図１１　市町村別人口の社会像減数と社会増減率（平成20年10月〜平成21年9月）

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