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ページID:120394更新日:2025年4月9日

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無痛分娩可能な県内施設について

ご意見

現在、子供が1人いるのですが、2人目の子供を希望しております。

子供が保育園に通っていますので、できれば県内で出産をしたいのですが、(1人目は県外の総合病院で産みました)出産にリスクがあるため、小児科医がいる総合病院でしか出産が出来ません。

県内には総合病院で無痛分娩ができる場所がなく、2人目の子供を計画するのが遅れている状況です。

年齢的なリスクも増す中、どうか女性の人権を守るために、無痛分娩もしくは和通分娩の病院を増やしてください。

何卒よろしくお願い申し上げます。

回答

いただいた御意見につきまして、福祉保健部医務課からお答えします。

近年、妊娠や出産に関する考え方の多様化に伴い、無痛分娩に関するニーズも高まっている状況があります。一方で、無痛分娩に対応できる施設は、東京をはじめとした大都市圏と比較して地方都市には少なく、本県においても、一部の施設に留まっている状況です。

本県の総合病院では、県立中央病院が妊娠高血圧症などで医師が必要と認める場合に行っています。

無痛分娩の導入には、産科医だけでなく麻酔科医などのスタッフの確保、モニタリング設備の整備、緊急時に対応できるスキルの習得などの課題があります。また、麻酔薬を使用することによるリスクがありますので、導入に当たっては各施設が万全な体制を整える必要があります。

現在、県では、産科及び麻酔科の専門医を県内に増やすため、医師研修資金による支援を行っており、これを継続していきます。また、今年度は新たに山梨大学医学部附属病院と共同し、専門家を招いて無痛分娩に関する産科医向けの勉強会を開催しました。更に今後、先進医療機関の協力を得て研修を実施するなど、県内施設が安全に無痛分娩を導入できるよう支援していきます。

引き続き、県民の皆様が安心して妊娠・出産できる体制の整備に努めて参ります。

このページに関するお問い合わせ先

山梨県高度政策推進局広聴広報グループ 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1336   ファクス番号:055(223)1525

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