更新日:2022年2月28日
TOP > 特集Contents > 4パーミル・イニシアチブについて
ここから本文です。
果樹王国やまなしが取り組む、地球温暖化対策
■土壌中に炭素を貯留することにより大気中の二酸化炭素濃度を低減し、地球温暖化を抑制する国際的な取り組みです。
■世界の土壌表層の炭素量を年間4パーミル※増加させることができれば、人間の経済活動等によって増加する大気中の二酸化炭素の増加を実質ゼロにすることができるという考え方に基づく取り組みです。
※4パーミル:パーミル(‰)は千分率の単位で、4パーミルは1000分の4、パーセント(%)では0.4%に相当します。
■2015年のCOP21(国連気象変動枠組条約締結国会議)においてフランス政府が主導で提唱し、2021年6月現在、日本国を含む623の国や国際機関が参画し、国内の都道府県では山梨県が2020年4月にはじめて参加しました。
■山梨県では、4パーミル・イニシアチブの全国に先駆けた取り組みとして、県の主要農産物であるモモやブドウ等の果樹園で発生する剪定枝を炭にして炭素を土壌中に貯留する方法や、草生栽培、剪定枝のチップや堆肥等の施用を行うなど、果樹王国やまなしとしての取り組みを行っています。
■県が取り組む4パーミル・イニシアチブの概要については、以下の動画をご覧ください。
■山梨県は、4パーミル・イニシアチブの取り組みによって生産されたブドウやモモなどの農産物を「4パーミル・イニシアチブ農産物」としてブランド化を進めています。
果樹王国やまなしが取り組む、地球温暖化対策「4パーミル・イニシアチブ」の紹介アニメーションです。やまなしオリジナルの農業分野からの地球温暖化対策をご覧ください。
■4パーミル・イニシアチブの取り組みにより生産された果実等を、脱炭素社会の実現に貢献した農産物として認証する「やまなし4パーミル・イニシアチブ農産物等認証制度」を制定しました。
※