笛吹市立一宮西小学校で「ほっと！ネットセミナー」を開催しました。（令和4年6月17日）

　令和4年6月17日、笛吹市立一宮西小学校で、４･５･６年生の親子を対象に「ほっと！ネットセミナー」を実施しました。
「ほっと！ネットセミナー」は、SNSに起因する被害･加害、ネット･ゲーム依存など、インターネットに係る課題への対応と情報モラル教育推進のため、令和3年度からスタートした事業です。
この事業の特徴は２つあります。１つ目は、インターネット利用が始まる低年齢層（2～12歳）の子どもをもつ保護者や、スマートフォンの所持率が増える中学入学前の小学校高学年の児童に対して啓発していることです。
２つ目は携帯電話事業者や県警と連携をし、県教育庁生涯学習課の担当者とともに協働でセミナーを実施していることです。
一宮西小学校では、(株)フォネットと連携をして、小学生の利用実態、ゲーム障害やＳＮＳ上でのトラブル、家庭でのルールづくりのポイント、安全・安心な機器の設定方法などについて、パワーポイントや動画を活用し、親しみやすくわかりやすい内容で行いました。さらに、児童が楽しみながら理解を深めることができるよう、ソフトバンク(株)の人型ロボットPepper（ペッパー）も活用しました。
実施後の保護者アンケートでは、「想像以上にゲーム機を持っている子が多くて驚いた」「使わない使わせないではなく上手に切り替えができる力が大切だと感じた」「今後、どのように向き合っていけばよいのか、少しヒントを得られた」「自分自身のスマホ利用を見直す機会となった」などという御意見が寄せられました。
子どもたちが、これからの情報化社会を安全･安心に、そしてメリットを生かして効果的に活用していくためには、家庭での見守りが特に重要となります。今回のセミナーが、親子でもう一度話し合うきっかけとなればと思います。
一宮西小学校の親子の皆様ありがとうございました。

　問い合わせ先
生涯学習課：055-223-1356