更新日:2021年7月19日
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県有林課では、森林の公益的機能の拡充と健全な森林生態系の維持、人と自然が共生できる森林の整備、単層林・複層林及び天然林施業・広葉樹造林の推進、間伐の推進、恩賜県有財産の保全管理等に重点をおいて業務にあたっています。
山梨県県有林の森林管理の基本方針となる県有林管理計画の作成に関する業務を行っています。
現在、県有林は、第4次県有林管理計画(令和3年4月1日~令和13年3月31日)により「国際基準に基づく森林管理の推進」と「林業の成長産業化の実現への寄与」を基本方針として、森林整備を行っています。
管内の恩賜県有財産及び新たに取得した県有林について、恩賜県有財産管理条例及び同土地利用条例等に基づき、県有林土地の貸付及び使用許可、部分林の設定及び解除、境界の維持管理等を行っています。
恩賜県有財産・・・明治44年3月11日に皇室から県へ御下賜された森林。
森林が有する国土保全、水源かん養、地球温暖化の防止、自然環境の保全等、多面的な機能の維持増進ならびに県有林から産出される木材資源の質的充実を図るため、森林整備を計画的に推進しています。
近年は、ニホンジカやクマ等の野生動物による食害や皮剥ぎ等の被害が増加しているため獣害防除対策も行っています。
県有林の地形、地質の特性を考慮し、環境負荷が少なく再生産可能な資源である木材の計画的・持続的な供給に取り組んでいます。
水源かん養機能や山地災害の防止機能などの公益的機能の発揮が特に求められる森林において、間伐等を行い、これらの機能の維持・回復を図っています。
個人の方や団体等が所有している山林において、山梨県林業公社が実施していた分収林事業を県が承継し、適切な森林管理を進めています。
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