山梨県動物愛護指導センター
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更新日:2024年3月15日

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犬を迎えたら

 犬の登録と狂犬病予防注射をしましょう

犬の登録、狂犬病予防注射、鑑札・注射済票の装着は法律で飼い主に義務付けられています。

  • お住まい(犬を飼う場所)の市町村で登録手続きをします。登録すると鑑札が交付されます。
  • 毎年1回、狂犬病予防注射を受けさせます。
    動物病院または集合注射会場で注射をします。動物病院の証明書を市町村に持っていくと注射済票が交付されます。
  • 鑑札と注射済票を犬に装着します。
    鑑札・注射済票に記載された番号を市町村に問い合わせれば飼い主がわかるので、迷子札代わりにもなります。

 迷子にしないために

逸走防止

 犬は家の中などの囲われた場所で飼うか、鎖などでつないで飼わなくてはなりません。

 毎日の散歩では必ずリードをつけ、犬を制御できる人がリードを持ちます。
 伸びるリードは放し飼いに近い状態であり、いざという時の制御ができない、人や自転車が引っかかり転倒する等のトラブルも発生しています。散歩には不向きですので伸びないリードで散歩し、伸びるリードは他人に影響のない場所で使用しましょう。

所有明示

 万が一逃がしてしまっても、飼い主の情報があれば家に帰ることができます。
 鑑札・注射済票(義務)、迷子札、マイクロチップを装着しましょう。
 市町村、保健所、警察にもすぐに迷子を届け出ましょう。

迷子にさせない飼い方画像迷子にさせない飼い方画像迷子にさせない飼い方画像
迷子にさせない飼い方画像迷子にさせない飼い方画像
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 不妊・去勢手術をしましょう

 犬は年2回、3~6匹の子供を産み、生後半年で子供を産むことができます。
 犬は本能的に交尾したいと思っています。実現できない欲求を一生抱えることは大変なストレスであり、攻撃性が増したりメンタル不調となることもあります。
 望まない繁殖を避けるため、また犬の精神的・身体的な健康のために不妊去勢手術をしましょう。

(上記以外の不妊去勢手術のメリット)

  • 性格が穏やかになりしつけがしやすくなる
  • 生殖器由来の病気の予防(乳腺腫瘍、子宮蓄膿症、精巣腫瘍等)
  • メスを巡るオス同士の闘争防止
  • 発情出血(生理)がなくなる

 どんな犬にもしつけは必要です

 しつけとは芸をさせることではなく、人と犬が一緒に暮らしていくために、人間社会のルールを教えてあげることです。
 人にケガをさせたり鳴き声等で苦情とならないよう、適切なしつけをしましょう。

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 問題行動(困った行動)がある場合には、何か理由があるはずです。不妊・去勢手術が済んでいるか、身体に異常がないか、問題行動が起きるタイミングや失敗する原因は何かを明らかにし、原因に対処しましょう。原因や対処法がわからなければ、訓練士や獣医師などの専門家に相談してみましょう。

 人を咬んでしまったら

 飼い犬が人を咬んでしまった場合は、直ちに次の対応をしてください

  • ケガをした人に応急処置を行い、病院受診を勧める
  • 再発防止のための措置を行う(犬をつなぐ、人の手が届かないようにする等)
  • 事故が起きた場所を管轄する保健所へ連絡し咬傷事故の届け出を行う
  • 動物病院で犬の狂犬病鑑定を受ける(狂犬病予防接種の有無に関わらず必須)

 災害への備え

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