ページID:108527更新日:2023年4月20日

ここから本文です。

 山梨の文化財ガイド(データベース)工芸品

 

「山梨の文化財ガイドホームへ

 

KGC0067

県指定 有形文化財(工芸品)

銅鐘實相寺

 

  • 銅鐘 一口 (どうしょう 1こう)

令和5年3月16日指定

所在地 北杜市武川町山高2763

所有者又は管理者 實相寺

 

 総高145cmは当時の平均よりやや大きめで江戸時代前期における甲斐七鐘の一つとされており、鋳銅製の和鐘形梵鐘である。鐘身には梵鐘の功徳や由緒、製作年、施主、奉行名、鋳物師名なども明記され、近世前期の甲斐鋳物師の実態や鋳物業の発展状況のみならず、實相寺のみならず山高地域の歴史を知る上でも注目すべき遺例である。

 本鐘は「大工 横沢住」と刻され、その刻銘により承応四年(=明暦元年1655)府中横沢(現在の甲府市横沢通り周辺)の鋳物師、礒崎惣右衛門重久の作であることがわかる。

 

 

 

 

 

 

このページのトップへ

 

このページに関するお問い合わせ先

山梨県観光文化・スポーツ部文化振興・文化財課 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1790   ファクス番号:055(223)1793

このページを見た人はこんなページも見ています

県の取り組み

pagetop