更新日:2017年3月10日

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CC0062

県指定 有形文化財 (彫刻)

木造将軍地蔵騎馬像

木造将軍地蔵騎馬像

狛犬

狛犬

  • 木造勝軍地蔵騎馬像 1軀 附 宮殿組物2組、狛犬2軀(もくぞうしょうぐんじぞうきばぞう 1く つけたり くでんくみもの2くみ こまいぬ2く)

平成29年3月2日指定

所在地 山梨市市川573

所有者又は管理者 岩泉山清水寺

 

 本像は、円光院勝軍地蔵像と同じく甲冑姿の勝軍地蔵像の初期作例であるが、円光院像とは異なり、独尊の彩色像であり、騎馬形とするのも異なる。本像は、左手を高く振り上げ、右肘を強く張って白馬に跨がる颯爽とした姿に表され、鼻筋通り、切れ長の目尻を吊り上げた相貌は、若武者のようでもあり、かつ神像のような厳しさをも合わせみせる。円光院像が、勝軍地蔵の本来の姿である地蔵菩薩を思わせる菩薩形の相貌であるのとは、かなり異なるこの相貌の表現は、やはり本像が神社に祀られたためと考えられる。当初、本像が安置されていた宮殿は、現在伝えられる組物からも華麗な姿であったことが窺われ、正面に置かれた狛犬も優れた出来ばえで、往時の華やかな安置の様を伝える。

 本像はこのように、作行き優れ、恵林寺像、円光院像とともに武田信玄に関わる造像として重要であり、また、近世に入り、愛宕信仰と習合して作例が増える騎馬形の勝軍地蔵像の最初期作例として、勝軍地蔵信仰を考える上でも重要な作例である。

 

 

 

 

 

 

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