平成22年度　山梨県常住人口調査結果報告
甲調査（推計人口調査）

２．世帯

県内世帯数の概要について
　本県の世帯数は、大正9年の第1回国勢調査からほぼ一貫して増加し続けており、平成22年国勢調査速報値によると、平成22年10月1日現在の世帯数は、327,642世帯となった。 （表１、図１参照）　　　　
　平成21年10月から平成22年9月までの1年間の増加数は728世帯で、増加率は0.22%となり、市町村別にみると、増加した市町村は14市町村、減少した市町村は13市町村となった。
　増加した市町村は甲府市(468世帯)、南アルプス市(244世帯)、甲斐市(234世帯)、都留市(155世帯)の順であり、増加率では、鳴沢村（3.27％増）が最も高く、次いで富士河口湖町（1.31％増）、都留市(1.16%増)、忍野村(1.00%増)の順となっている。
　一方、減少した市町村は北杜市(296世帯)、中央市(112世帯)、及び富士吉田市(112世帯）、身延町(97世帯)の順であり、減少率では早川町（4.50％減）が最も高く、次いで丹波山村（2.51％減）、北杜市（1.76％減）、富士川町（1.70％減）の順となっている。 （図１２参照）

図１２　市町村別世帯の増減数と増減率


１世帯当たり人員は2.63人
　平成22年国勢調査速報値によると、平成22年10月1日現在の1世帯当たりの人員は2.63人となり、前年に比べ0.02人減少した。昭和25年に5.30人であった１世帯当たり人員は、調査毎に減少し、昭和35年の国勢調査では4.77人、昭和45年には3.98人，平成8年には初めて2人台となり、以後15年連続で2人台となっている。（図１３参照） 　　　
　市町村別にみると、最も多いのは道志村の3.27人で、次いで西桂町の3.15人で、忍野村3.08人、山中湖村3.00人順となっている。
　一方、最も少ないのは早川町の1.83人で、次いで丹波山村2.04人、甲府市2.33人、小菅村2.35人の順となっている。（図１４参照）
　

図１３　世帯数と１世帯当たりの人員

　　　　　　　　　　　　　※国勢調査実施年の人口及び世帯数の変動は常住人口調査 による増減数と一致しない。
図１４　市町村別の一世帯当たり人数

　

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